海賊乱舞

原作本誌およびアニメ版の感想を中心に、ONE PIECEに関して好き勝手な事を書き綴った場所でございます。


サウザンドストーム「白ひげの誇りを抱く者達」紹介&感想






 アプリゲーム、サウザンドストームにて、名声ラッシュイベント「白ひげの誇りを抱く者達」が開催されていました。もう終わっちゃったけど。

 ・・・まあいいっす。別にコレ、攻略記事とかじゃないし。サウストやってない人が見て「へーこんな技出てるんだ」って思ってもらえばそれでいいヤツだし。

 今回登場したキャラクターは、エースとマルコ。それぞれ「新春'18」バージョンという事で、和装した姿での参戦となります。マルコさん、妙に似合ってはる。

 登場した技は、それぞれにEX必殺技1つと、技が1つずつとなっています。EX必殺の方は、双方ともボイス付きの技になってました。


 マルコの必殺技は、“蒼炎の墜撃”。
 動物系幻獣種の能力により不死鳥に姿を変え、宙へと上昇。そのまま急降下する事でダメージを与えるというもの。
 特殊属性というワリに中々にダイレクトというか、物理的な攻撃だけどもまあ仕方ないよね。マルコの炎、見た目はハデだけど熱くないから攻撃には使えないのよね。
 普通にやったら攻撃側までダメージを受けそうな捨て身の戦法だけど、瞬時にキズを再生できる不死鳥の能力者なら自爆の心配もなし。ある種、能力をキチンと活かした戦法なのかもしれん。ゲームだから、敵からの攻撃はガンガン受けるけど。



 追加技の方は、“蒼炎の渦”。不死鳥となって敵の周囲を旋回し、徐々にその直径を狭めながら攻撃するという技。
 元々原作での持ち技がないキャラだけに仕方がないけど、いよいよ技のネタも切れてきたという印象もあるなぁ。どうしても、不死鳥化してわちゃわちゃと体当たりを仕掛けるだけになっちゃうし。
 もっと、獣人状態を維持しての技とかを使っても良い気はする。戦争でボルサリーノに仕掛けた蹴り下ろしとか、使ってもいいんじゃないかな。ギガバトじゃ技名も与えられてたし。




 エースのEX必殺技には、“鏡火炎”が割り当てられた。頂上戦争にて、青キジの“暴雉嘴”と互角に打ち合った技だ。TVアニメ版では威力が強化されており、能力の相性によってか暴雉嘴を一瞬にして溶かしてしまう程の力を見せたぞ。
 原作の印象では、炎の壁を作り出す事で相手の攻撃を受け止める技といった印象だったが、サウスト版ではむしろ攻撃特化なものとなっている。技の軌道としては彼の代名詞である火拳に近く、一気に燃やし尽くす火拳に比べ、鏡火炎はじわじわと焼いていく感じ。
 攻撃特化とは言っても、一応ダメージ無効効果もついているので、壁としての役割も考慮されてはいるのかな。



 技の方には、ティーチとの戦闘で使用された“十字火”が追加。交差させた両の人差し指から、十字架の様な炎を飛ばし、相手を攻撃する技だ。
 元々あった“蛍火”の出が若干遅く、使いにくいなと思っていたのでこの技の追加は素直に嬉しかった。軌道も素直で、真っすぐに飛んでくれるし。
 ただ、“十字火”らしさは若干薄いかなぁ。というか、炎が細すぎて十字になってるのかよく見えないのよね。確かに元々細めの炎なんだけど、これは多少誇張して太めにしちゃった方が分かりやすかった気もする。



 さて、今回登場した新技は以上の4つなのだが、今回のイベントではNPCキャラクターとして、なんと「サッチ」と「イゾウ」が登場していた。

 地味にマイナーキャラなので念のため解説を入れておくと、サッチは白ひげ海賊団の4番隊隊長。ヤミヤミの実を手に入れてしまったが故に、友人であるティーチの手で殺されてしまった悲劇の人だ。
 もう一方の女形の様な格好をしたイゾウは、同じく白ひげの16番隊隊長。こちらは今のところ目立った出番はない。

 原作でそこまで目立ったワケでも、戦闘描写が多かったワケでもない両名がポリゴン化されるのは貴重だったので、少し紹介。まあイゾウの方は見た目的にもワノ国で出番があるかもしれないが、サッチに関しては既に故人だからね。

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「サウザンドストーム」ゲーム内画像
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Games inc.


 サッチの方は、料理人らしい風貌を意識した、食材を扱う技が多い。
 ひとつ目は、上空に放った肉を空中で斬り捌く回復技。肉を斬るために振り回す剣にはダメージ判定も存在しているぞ。
 ふたつ目は、二本の剣から繰り出される、飛ぶ斬撃の様な攻撃。サッチの持つ技では唯一の直接的な攻撃技だ。
 みっつ目は、空中からエレファントホンマグロを落とし、それを捌いて回復を行うというもの。捌かれたホンマグロは若干グロかった。

 サッチが白ひげ海賊団のコックであるという設定は記憶にないが、まああの服装を見るにコックであっても不思議はない。二刀流を使うという設定はアニメ版のものらしいが、正直あんまり覚えてない。技が技なんで、包丁にしか見えんけど。


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「サウザンドストーム」ゲーム内画像
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Games inc.



 イゾウは二丁拳銃を用いた技を使う。
 ひとつ目は、二丁拳銃の乱射による攻撃。
 ふたつ目は、相手に向かって突進し、蹴りを繰り出すと同時に跳躍、空中から銃弾の乱射を浴びせるもの。
 みっつ目は、空へと発砲し、檄を飛ばす事で自身や周囲の仲間にプラスの効果を与えるものだ。

 どちらも現状、操作キャラになってくれそうな気はあまりしないので、地味に貴重そうな機会であった。


ONE PIECE第890話 「船の上のビッグ・マム」感想



 少年ジャンプ2018年06号分のONE PIECE感想です。
 ネタバレを多く含むので、 自分で買ってから見てください。

 なお、巻頭カラー感想は別記事にて。→巻頭カラー感想

 続きより

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ONE PIECE第890話 巻頭カラー感想


 あけましておめでとうございます。更新再開です。
 つっても既に三が日も終わって、ぼちぼち仕事始めな時期だけど。

 以下、少年ジャンプ2018年06号分の感想・・・とその前に、巻頭カラーのイラストを見ながらちょこっとだけ感想を。

 一応ネタバレ防止って事で、興味のある人は続きからGO。


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ONE PIECE 第889話「未知のママ」感想



メリークリスマス!(おっせぇ)

 はい、年末っつー事でごっさバタバタしてました。気にせずONE PIECE感想参りましょう。
 少年ジャンプ2018年04・05号分の感想となります。ネタバレ要素を多分に含むので、自分で買ってから読んでね。

 続きより。

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サウザンドストーム「大感謝祭2017」紹介&感想



 新作アプリ、「バウンティラッシュ」にて、Android版のβテストが実施されてるらしいですね。
 自分はiPhoneユーザーなもんで影から見守るしか出来ないけど、ちょくちょく入って来る情報によるとモーガンやらアルビダ(ふとっちょの方)なんて初期のキャラも使えるらしい。この辺は東の海編をメインにした初代グラバトとかでも使えなかったキャラなので、下手するとアクションゲームで操作するのは初になるのかもしれん。そう考えると、スマホゲームながら中々侮れないじゃないか。


 さて、バウンティラッシュの方はいずれIOSにもβ版が来ることを願いつつ、サウストのお話。
 今回は2017年の総括となるフェスイベントが開催され・・・というか、もうされているのだが、新キャラとして遂にあの暴食の女王、ビッグ・マムが追加。更に白ひげにも、ボイス付きのEX必殺技が追加されたぞ。
 ・・・しかしビッグ・マム、でかいっすねー。白ひげと並んでも、まるで大人と子供の様。でかすぎて若干、画面が見づらいなと思うくらいには・・・。



 マムのEX必殺技には、彼女の持病である食いわずらいを意識したものが登場。暴走状態でパワー任せの乱打を相手に浴びせるぞ。
 元々が技と言うよりは単なる発作なので、特に言う事もなし。このママは随分と聞き分けが良いようで、お望みのクロカンブッシュを食べずともひと暴れしたら冷静になってくれるので、その点でも安心だ。
 個人的には、この技はてっきり「食いわずらい」としてモードチェンジ技になるものと思っていた。前にボスとして登場した時、技が4つあったのよね。
 



 こっちは・・・特に元ネタとかも無さそうかな。その圧倒的パワーを活かし、叩きつける様な強打を繰り出すシンプルな技だ。ゲーム内で確認したところ、“逆鱗の強打”と書いて“マムズ パニッシュ”と読ませる様だ。
 技のモーションは若干“雷霆”にも似ているが、ゼウスの姿はなし。微妙に雷っぽいエフェクトが発生している辺り、意識はしているのかもしれないが・・・何とも言えないところだ。
 マムの技なら雷霆に“天上の火”、更にエルバフの槍こと“威国”と3つあるのだが、どうも今回、ナポレオンらホーミーズを使った技にはNGがかかったらしい。ポリゴンの都合でモーションが作れなかったのかな。



 もう一方の技には、ソルソルの実の能力を使い、臆した相手の寿命を奪い取ってしまう“魂への言葉”こと「ライフ オア トリート」が登場。
 息子であるモスカートやオペラの寿命を根こそぎ奪っていった彼女だが、ゲーム化にあたり流石に丸っと全部持っていくのはヤメた模様。雑魚敵のみ即死効果みたいな技でも面白かった気がするが、まあ妥当な落としどころかな。
 原作では恐怖を感じた相手の寿命しか奪えないため、ジンベエ親分には通用しなかった技。だがゲームではきっと問答無用で効くと思うので、彼がボスとして登場した際には思う存分もぎ取ってあげよう。


 また、今回は登場しなかったが、以前のイベントでビッグ・マムがボスとして登場した際には、菓子を食べるモーションの技を使用していた。
 確認した範囲だと、アイスクリームやセムラらしき菓子など、複数種の菓子からランダムに一つを食す技だったようだ。たぶん、回復技の類だろう。

(追記)
 実際に使ってみた結果、どうもこのお菓子食べる奴、通常攻撃の3段目のモーションとして採用されてるみたいですね。見落としてたけど公式ツイッター自動技の欄にも、通常攻撃でお菓子を食べるとHP回復と明記されてました。



 こちらは白ひげの新EX必殺技。グラグラの実の能力により“振動”を纏わせた薙刀を振り回す豪快な技だ。何気に、飛ぶ斬撃を使用した技でもあるっぽい。

 同名の必殺技は、海賊無双においても登場している。技の内容としても概ね同じ、薙刀ブン回しとなっている・・・が、これは元ネタとは言い切れないかな。技名も一般的な言葉ではあるし、内容もそこまでオリジナリティの強いものではないからなぁ。

 それはそれとして、やはりこの手の乱舞技はカッコイイ。“怒りの拳”の様な一撃に込めた破壊力もいいが、派手さという面ではこの“一騎当千”に軍配が上がるだろう。地味に、原作の白ひげはあまりこういう攻撃してないのよね。大抵の敵が一撃で沈んでしまうから、メッタ斬りになんてする必要がないのだろう。HPと言う制度がある、ゲーム版ならではの攻撃と言えるかもしれない。


2018年のONE PIECE



 ONE PIECE公式LINEから、尾田さんのコメントが届いていました。
 元はジャンフェスで発表されたものなのかな。私は現地に行ってないんで、ウチで通知を見て知りましたが。
 スタッフのツイッターにも上がっていたので、画像はそちらを引用。



 要約すると、
・今年はワノ国行けんかったねー
・来年(2018年)中には、「ONE PIECEの世界に潜む伝説」が一つ紹介される
・それはルフィ達にとって過去最大の敵となり、我々の前に立ちはだかる
・白ひげにも関係がある
・頂上戦争が可愛く見えるほどの何かが起こる

 との事。
 うーん、いろいろ気になる。まあ来年中、ってのはあくまで予定程度に捉えておくとして、「ONE PIECEの世界に潜む伝説」っちゅうは一体なんなのか。

 伝説と言えば、頂上戦争直前、ガープは「2つの伝説を同時に相手取る事になる」のを理由に、ロジャー海賊団副船長であるレイリーの深追いをやめさせていた。つまり、「白ひげ」「ロジャー」は、作中において伝説の存在である事になる。すでに棟梁の座は退いていたが、彼らと同世代の猛者であるチンジャオも「伝説」と呼ばれる事があった。同じくシキにも、同列に語って差し支えないだろう。

 ONE PIECEにおいて、伝説と言う言葉は度々登場する。白ひげ曰く、過去のシャンクスとミホークの決闘の日々は「伝説」と語り継がれているらしいし、七武海となった“千両道化”バギーの現在の肩書にも「伝説を生きる男」との呼称が使われていた。

 そんな中で、ルフィ達にとって「史上最大の敵」となるほどの存在とは、一体何なのでしょう。
 白ひげやロジャーは過去の人間だし、シャンクスやミホークが現時点で敵となるとは思えない。バギー? いや彼が最大の敵と化したらそれはそれでおもろいけど。

 史上最大の敵と言う事は、ドフラミンゴは勿論、現在戦闘の真っただ中であるビッグ・マムやカタクリをも更に凌ぐ強敵という事になる。ワノ国において直接対峙する事が概ね決まっている、“この世における最強生物”ことカイドウであれば、確かにその条件には当てはまる。ただこの場合、彼はその存在ではない、様な気がする。カイドウと衝突する事はほぼ確定事項なのだから、仮にこの相手がカイドウであるなら、こんなにボカした言い方をする必要もないだろうし。サプライズ感も薄まるし。

 伝説と言えば特定の人物ばかりではなく、「竜」と言う存在も伝説上のものである。錦えもんのセリフや桃の助の能力から、これがワノ国にまつわるエピソードに絡んで来る事は間違いないのだから、尾田さんの言う「伝説」がこれを指す可能性もある。が、パンクハザードにて(合成獣とはいえ)すでに竜を蹴散らしてしまっているのだから、これもインパクトには欠ける。

 勿論、未だ未登場のキャラクターや、ワノ国の「将軍」に関わる人物がそれに値する可能性もある・・・けれども、それじゃあ予測の立てようもないので無視すると、やっぱり安易ながら、古代兵器が関わってきそう、かなー。「ウラヌス」の名が出てからもう20巻以上が経っているし、そろそろその内容が明かされても良い気がする。
 というのも、この「伝説」に白ひげが絡むという点。ただでさえ伝説の存在である白ひげが、更に別の伝説に絡むというのなら、これはもう「白ひげの遺産」と関係させて考えたくもなるというもの。

 これは第802話にて、自称“白ひげの愛人”ことミス・バッキンの口から語られたもの。彼女自身は、「莫大な遺産」と、まるで金銀財宝の様に語っていたが、マルコら残党から情報を得なければその所在すら分からずじまいだと言うのだから、その内容を熟知しているとは思えない。何より、宝に興味がないと豪語したあの白ひげという男が、そんな遺産をわざわざ遺しているとも思えない。

 ロジャーは、発見した“歴史の本文”を読み解き、ラフテルへと導いた。つまり、歴史の本文に刻まれた、3つの古代兵器の正体、そしてその在り処を、全て知ったという事になる。彼はこの兵器の在り処を、白ひげに伝えたんではないだろうか。こればかりは、いくら信頼しているとはいえ政府の人間であるガープに託すワケにはいかないし、白ひげであれば、兵器を復活させ悪用する様な事もない。ロジャーは最期には自首をしたのだから、死の間際の頼みとして白ひげに伝える時間の猶予もあったはず。

 古代兵器は“抑止力”として生み出され、数百年の長きに渡り眠ってきた。いずれ来る「戦い」に備え、悪用されぬように友から託された「兵器」の在り処。それこそが、白ひげが遺した“遺産”であり、何者かによって復活させられたそれこそが、ルフィ達にとって最大の敵となる「伝説」の正体なんじゃないだろうか。
 ・・・うむ、着地点を模索しながら書いてた割に、それっぽく落ち着いた気がしたぞ。ホントは「こんな情報きたよー」くらいのノリで、サラッと締めようと思ったんだが。

 ただこれだと、折角白ひげを信用して兵器を預けたロジャーの立場がないんだよなぁ。結果としてそれがルフィ達(Dの意志)の敵になってしまうワケだし。あ、でも兵器は結局使う人間次第なんだし、この戦いの後にルフィ達の力になってくれる展開とかもアリか。せっかくだし、伝説=古代兵器ってことくらい当たってるといいなー。まあ、分からんです(思考放棄)。

 あとまあ、古代兵器で言えばポセイドンことしらほし姫もあるよね。カリブーがドレークに捕縛された以上、カイドウ側(少なくともドレークは)にも、彼女の正体を知る者がいるという事になる。そんなしらほしが、世界会議のためにおそらく陸へと上がって来るのだから、彼らにとってはまたとないチャンスのハズ。「こんな退屈な世界壊れてもいい」とまで言うほどのカイドウなのだから、世界を壊せる力であるポセイドンを欲しがるのは道理。というか、ワノ国と世界会議を結びつける箇所がここしか浮かばんのよなー。時系列的にはほぼ同時進行になりそうなんだけど。

 ちなみに、白ひげとの関係でいえばウィーブルも絡んで来るんでしょうけど、彼はなんとなく、本格的な敵対はしない気がする。勘ですが。83巻のSBSの、作者のコメントがねー。むしろ、「まさに白ひげの息子」ってくらいの魅せ場を考えてたりするのかなー、とか。


 そして頂上戦争が可愛く見えるほどの何か。
 これは単純に、戦いの規模や参戦する勢力数を指すのかな。
 
 頂上戦争に参加した勢力は、大きく分ければ「海軍本部」「王下七武海」「白ひげ海賊団(傘下を含む)」「インペルダウン脱獄囚」「黒ひげ海賊団」といった辺り。(赤髪海賊団は「参加した」とは言いにくいし)
 カイドウ率いる百獣海賊団を、同じ四皇ということで白ひげと同等とすると、ワノ国で登場するであろう勢力は現状のところ

・麦わらの一味
・ハートの海賊団
・ワノ国のサムライ(光月派)
・ゾウのミンク族
・マルコ率いる白ひげ残党
・キッド海賊団(投獄中)
・ドレーク海賊団(ベッジ同様、腹に一物抱えている可能性大)
・ホーキンス海賊団(行方不明)
・オンエア海賊団(傘下入りした?)
・カリブー(捕縛済み)

 あたりかな?
 強大な戦力もさる事ながら、最悪の世代の面々がこれだけ揃って来れば、確かに大盛り上がりしそうだ。

 ここに更に加わって来るとすれば、
・幹部を招集していた「革命軍」
・何の目的か、大量の武器を手に入れた「黒ひげ海賊団」
・マルコらを探していたウィーブル、バッキン
・カイドウと因縁を持ち、ここを逃すと再登場の機会がなさそうなモリア

 とかが可能性あるかなぁ。黒ひげはちょっと時期尚早な気もするけど。
 個人的には、そろそろ緑牛なんかも出てきてほしいところ。ルッチ達CP-0の原作での本格登場も期待したいな。ステューシーの動向も分からんし。


サウザンドストーム「蛇姫クリスマス大作戦」紹介&感想



 トレクルやサウスト、そして今は亡きダンバトに続くワンピスマホゲー最新作、バウンティラッシュ」の公式サイトがオープンしたらしいですね。



 サウストに続き、ある程度自由に3Dキャラを動かせるアクションゲームの模様。
 新世界編のキャラクターに寄ったサウストに比べ、こっちは当面は2年前のキャラクター達がメインとなるのかな。
 対戦アクションらしい通常攻撃のコンボなんかも作り込まれてて、アクション好きとしてもなかなかに楽しそう。今の時代に、クロとかクリークなんかの初期の敵が登場してるのも良いね。


 さて、新作が登場する事で、それに圧されてこっちのサービスが死ぬんじゃないかと危惧しているサウストのお話。
 昨年は特別衣装に身を包んだナミとチョッパーが登場したが、今年はハンコックが参戦。昨年のチョッパーも一緒に獲得可能な様だ。
 ・・・正直、またハンコックかぁという印象は否めないけど。流石は女帝、引っ張りだこである。

 今回はハンコックにEX必殺技が、チョッパーに技が1つずつ追加されるぞ。




 
 ハンコックに追加されるEX必殺技は「目障りじゃ!」というもの。
 うん、ネタ切れ感もなかなかに極まってきた感じだ。

 技の内容としては、原作の芳香脚(パフューム・フェムル)に近い雰囲気かな。回転しながらの連続蹴りにより、相手に石化効果を与える様だ。
 ・・・近いというか、ほんとに芳香脚だな。ここまで似通った技にされると、竜巻を飛ばすよく分からん技にされた本家もある種救われるかもしれん。いや、こっちを芳香脚にしてくれるに越したことはないけど。




 チョッパーには「投薬!」という技が追加。
 相手に薬を投げつける事で、ダメージや混乱、ステータスの低下といった効果を与えるらしい。
 うーむ、投薬といいつつマイナスな効果しか与えないとは、まさにヒルルクの弟子って感じの技だ。受け継がれる意志とは言うが、そこは受け継がんでも良いのよ?

 効果も見事に下半身の自由を奪う様な内容になっていて、どちらかと言うとシーザーの毒ガスっぽい雰囲気だ。演出もガス状の何かがもわもわっと発生してるし。

 クリスマスっぽい技じゃなくても良いなら、角砲11(かくほうエルフ)とかの変形技が欲しかった気もするなぁ。怪物強化も未だに未実装だし(ボスとしては登場したけど)。この辺の、いちいち専用のモデルが必要になっちゃうのがゾオン系能力者のネックよね。


 さらにアップデートにより、「ルーキークエスト」なるイベントが追加開催。それに伴って、ルフィとサボに新たな必殺技が追加されていたのでついでに紹介しておくぞ。エースにも新技をくれ


 ルフィに追加された技は「ゴムゴムの雷将象銃」。ドレスローザのコロシアムにて、リングごとチンジャオを打ち倒した大技だ。
 ギア3と武装色の覇気を併用した「ゴムゴムの象銃」を更に強化した技で、名前の通り腕に雷の様なエフェクトを纏わせているぞ。正直原理がよく分からんのだが、強力な覇気が雷の様に見えているのかな?

 演出としては、2年前ルフィの「ゴムゴムの巨人の銃」と似通っていて、画面外の上空から巨大な腕を振り下ろす攻撃となっている。元々コロシアムでも上空から放たれた一撃だったので、それを意識したのだろう。
 しかしまあ、原作通りとはいえ「跳んで殴って終わり!」な技なので、必殺技としてはちょい地味目かもね。





 サボに追加された必殺技は、「革命の爪痕」というもの。うむ、こっちはこっちで技不足が深刻だ。原作での再登場が待たれるな。

 技の内容としては鉄パイプの乱打からの跳躍→空中から竜爪拳による一撃、といった感じかな。メラメラの能力を全く使わない必殺技は、これが初めてだった気がする。
 鉄パイプ乱打は以前に登場したエース(幼少期)の技にもあったので、それを元にしたのかもしれないが、なんとなくドタバタしていて見栄えはあまりよろしくないかも。棒術の類というよりはケンカ殺法なイメージかな。最後のドスン攻撃も含めて、訓練を積んだうえでの技といった雰囲気は薄い。どちらかと言うと、革命軍に入るよりも前からの技をイメージしているのかもしれんね。
 


ONE PIECE 第888話“獅子” 感想



PS4用のONE PIECE新作ゲーム、「WORLD SEEKER」が発表されましたね。
ゲームの全貌はまだまだ不明ですが、見た感じオープンワールド風っぽい?
どんなゲームになるかは分からんですが、楽しみにしておきましょう。時期的に、ビッグ・マムやカイドウの一味なんかも出ると嬉しいね。

さて、ONE PIECE、ジャンプ本誌2018年02・03合併号分の感想でございます。
ネタバレ要素を多量に含むので、自分で買ってから読んでね。
続きより。

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サウザンドストーム「史上最強の殺戮兵器」紹介&感想



 12月7日からの新イベント、「史上最強の殺戮兵器」の情報が、公式ツイッター上にて公開されました。
 今回登場するのは、ルッチ(CP-AIGIS0)と、カリファ(スーツ(白))の2人。どちらも既存キャラクターの衣装違いver.だ。今回もキャラゲーとしての視点で、追加技などの感想を垂れ流していく。

 ルッチはともかく、カリファのシルエット(衣装が白っぽい事だけは見て分かる)が公開された時には「原作に先んじてCP-0入り確定か?」と思ったものですが、いざ情報解禁されてみれば「白スーツver.」という何ともお茶を濁す様な形に。まあ流石に、原作で再登場してすらいないキャラクターを、勝手にCP-0に加入したものとして出すわけにはいかんかったのだろう。
 それならそれで、すでにCP-0入りが確定しているスパンダム辺りを出せばよかったのでは・・・と思ってしまうけれど、彼では課金を煽れないとの判断かな。

 ルッチには今回、新たにEX必殺技と新技が追加。カリファにもEX必殺技が追加される様だ。



 
 ルッチに追加された必殺技は、モードチェンジ技。ネコネコの実、モデル「豹(レオパルド)」の能力により、獣人型の形態へと変形するものだ。以前から必殺技などの演出として登場していた姿だが、今回モードチェンジが実装された事により、変形した状態のまま操作する事が可能になったぞ。


 
 しかしまあ、動画を見れば一目瞭然だが、変身と同時に姿はCP-9時代のものに戻ってしまうという神がかった早着替えを披露してくれている。
 ご丁寧にヒゲの形まで2年前のものに戻っているため、完全に既存の獣人型モデルを流用したものになっている様だ。
 うーん・・・せっかく新世界仕様で登場させるのだから、その辺りは多少こだわってほしかったなぁ。今までも、エースでモードチェンジ技を使うと海賊コートが弾け飛ぶなんて例もあったが、服の色が白から黒へと瞬時に変わるのは流石に違和感が強い。新世界ver.の登場と同時に追加された技なのだから尚更だ。 
 まあ必殺技は2年前仕様のルッチと共有だと思われるので、違和感を拭えない人は2年前のものを使っていこう。



 
 モードチェンジした状態で使える必殺技がこちら。既存の技として「六王銃」が存在していたが、今回追加されたのは「最大輪 六・王・銃」。ルフィとの最終決戦時に使用した、ルッチの最強奥義だ。

 ただ正直なところ、こちらも多少の違和感がある作りになっていると思う。何が違和感って、本家「六王銃」との違いが曖昧なところだ。

 原作中において「六王銃」は、紙絵武身を利用したスピード重視の獣人形態にて使用された。対して「最大輪」は、紙絵武身を解いた本来のパワーに加え、尻尾を相手に絡ませることで身動きを封じた上で放つ全霊の奥義として描かれていた。「サウスト」においては、そもそも既存の「六王銃」自体が普通の獣人型の姿で放たれていた上、今回の「最大輪」に尻尾を使ったアクションが省かれているため、両者の違いが薄くなってしまっているのだ。

 これらを別々の技として登場させるのであれば、「六王銃」の時点で紙絵武身用のモデルを作っておくか、「最大輪」で尻尾を使わせるかのどちらかの措置は必要だったと思う。 
 ・・・まあ、こんな細かいコトいちいち突っ込む奴もそうそうおらんだろうけれども。




 モードチェンジ状態で使えるもう一つの技には、嵐脚「豹尾」が採用。 
 同じくルフィとの決戦にて使用された技で、足で輪を描きながら放つ、渦状の軌道をもった嵐脚だ。
 こちらは概ね、原作通りの仕上がり。少々嵐脚のエフェクトに斬撃感が薄い気もするけど、大体こんなもんよね。
 技の出が早く、扱いやすそうなのもグッド。




 もう一つ追加された技は、飛ぶ指銃こと「撥」。最近では、同じくCP-0のステューシーも使用した技だ。
 演出としてはシンプルな技なのだが、空気を指弾の様にして弾き飛ばすイメージだった原作とは異なり、銃に見立てた指から弾丸を放つ様な形に。うーむ、体術というより、そういう能力にしか見えない。もうちょっと指を振るう様なモーションをつけても良かったんじゃないかなぁ。そうすると連続で発射させづらいっていう、性能上の都合?



 カリファに追加されたEX必殺技は「ゴールデン泡」。サンジをつるつるの人形の様にして撃破した技だ。
 原作では直接手で触れる事で使用していた技だけに様相は多少変わっているが、まあそこまでの違和感はないかな? 結局のところ「泡で力を削ぐ」ってところが本質なので、泡を付着させる事さえできれば直接触れずに使えても不思議はないし。
 ちなみに原作ではナミやサンジがツルツルの起伏のない体にされていたが、サウストでは一人一人にツルツルボディのモデルを用意するワケにもいかんので、そこは金色のもやの様なエフェクトで代用されている。まあこんなもんでしょう。
 一つ難点を挙げるなら、追加効果が「防御力を下げる」となっているが、どちらかと言えばこれは「攻撃力を奪う」技とした方が近いと思う。

 カリファならついでに、技として「しなる指銃“鞭”」辺りを追加しても良かった気もするが、残念ながら今回追加されるのはEX必殺のみの模様。



ONE PIECE第887話“どこかで誰かが君の幸せを願っている”感想



ONE PIECE、ジャンプ本誌2018年01号掲載分の感想です。
最新号分の画像等は貼っておりませんが、当然の如くネタバレ祭りなのでちゃんと本誌を買ってから見てね。
続きよりどうぞ。

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