第854話
「土竜 の脅威 ルフィ沈黙の戦い!」
【原作の対応話数】
88巻 第881話~882話
もくじ
・あらすじ
・原作からの変更点
・感想
・登場した技
・声の出演
【あらすじ】
サニー号のナミ達は、ルフィの指示通り船内の鏡を全て割り、敵の侵入経路を封鎖する。
鏡の破片を通じ、ルフィに10時間後にカカオ島で落ち合うという作戦を伝えるナミ。だがその間にも、カタクリの攻撃は間髪を入れずルフィを襲っていた。
“柳モチ”の数多の蹴りを食らい続けるルフィ。だが仲間達に要らぬ不安を抱かせない為、ルフィは痛みの声を押し殺し、鏡に向かって笑いかける。「急いで来いよ!」とのルフィの言葉を受けると、仲間達はビッグ・マムの艦隊に備えるため、それぞれの持ち場につくのだった。
だがこの会話は、ブリュレによって盗み聞かれていた。麦わらの一味の生存を確信したブリュレは、ペロスペローに一味の集合場所を伝える。ケーキが作られているカカオ島は、ビッグ・マム達の最終目的地でもあった。ペロスペローはビッグ・マムをカカオ島へと誘導しようとするも、食いわずらいにより我を失ったビッグ・マムは、本能の赴くままにナッツ島へと向かってしまうのだった。
鏡世界 での戦闘は激化していた。モチモチの実の能力により、腕の中へ収納されていた槍、“土竜 ”を取り出したカタクリは、圧倒的な力でルフィを追いこむ。武装色を纏った技で応戦するルフィだが、やはりカタクリの見聞色の前には、全ての攻撃が無力と化してしまう。
“雷将象銃 ”すらも予見し、回避したカタクリは、ルフィを仕留めるべく、土竜による一撃を放とうとするのだった。
サニー号のナミ達は、ルフィの指示通り船内の鏡を全て割り、敵の侵入経路を封鎖する。
鏡の破片を通じ、ルフィに10時間後にカカオ島で落ち合うという作戦を伝えるナミ。だがその間にも、カタクリの攻撃は間髪を入れずルフィを襲っていた。
“柳モチ”の数多の蹴りを食らい続けるルフィ。だが仲間達に要らぬ不安を抱かせない為、ルフィは痛みの声を押し殺し、鏡に向かって笑いかける。「急いで来いよ!」とのルフィの言葉を受けると、仲間達はビッグ・マムの艦隊に備えるため、それぞれの持ち場につくのだった。
だがこの会話は、ブリュレによって盗み聞かれていた。麦わらの一味の生存を確信したブリュレは、ペロスペローに一味の集合場所を伝える。ケーキが作られているカカオ島は、ビッグ・マム達の最終目的地でもあった。ペロスペローはビッグ・マムをカカオ島へと誘導しようとするも、食いわずらいにより我を失ったビッグ・マムは、本能の赴くままにナッツ島へと向かってしまうのだった。
“
【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・鏡世界 内のマスカルポーネとジョスカルポーネが、ナミに割られた男部屋の鏡に代わり、サニー号の別の個所へと通ずる鏡を見つけるシーンが追加。
また同時に、サニー号側でもナミ達が船内の鏡を全て割るため、探し出そうとしている。
・マスカルポーネとジョスカルポーネが見つけた鏡へ向けて火矢を放つが、同時にキャロットが対応する鏡を破壊したため、矢はサニー号へは届かず鏡世界内の壁に突き刺さるだけに終わった。
またその際、火矢が突き刺さった壁の真横にいたブリュレが腰を抜かしている。
・上記シーンの後、ナミやブルック、チョッパー、キャロットの4人が船内のあらゆる鏡を破壊している。
・「船が沈んで水圧で割れたんだ」というマスカルポーネの意見に、ジョスカルポーネが同調するセリフが追加。
原作では上記セリフの前に「変ね」と口にしていたブリュレに関しては、アニメではマスカルポーネのセリフの後に「なんか変だね」と疑問を浮かべている。
・ルフィがチョッパーとの会話のため敵から距離を取るシーンにて、原作での「おい“麦わら”が」というセリフ(発言者不明)が、アニメではマスカルポーネの「おい、麦わらが逃げていくぞ!」というセリフに変更。
・ルフィの「お前ら無事なのか!?」という問いに対する「全員無事だよ ルフィ」というキャロットのセリフが、原作ではルフィの問いの直後だったが、アニメではジンベエに危機を救われた事を語るチョッパーのセリフの後となっている。
・チョッパーの「ジンベエがすごくてよー」というセリフに加え、実際にジンベエが高波を切り抜けた際の回想シーンが追加。
また「ジンベエがいなかったら今ごろ みんな…海の底だったんだ」と泣きながら語るチョッパーのセリフが追加。
・モチに足を絡め取られた際、ルフィの「チクショー、取れねェ!」というセリフが追加。
またそれに対し、ナミの「どうかした!? ルフィ! 聞いてるの!?」というセリフが追加。
・ルフィがカタクリに蹴り上げられる際、原作では攻撃を受ける直前に口を手で押さえるが、アニメでは攻撃を受けた瞬間に口を押さえている。
・様子のおかしいルフィに対し、チョッパーやブルックが呼び掛けるセリフが追加。
・原作ではカタクリが左足で“巨人の斧”を真似た攻撃を繰り出した際、すでに右足では“柳モチ”の体勢を取っているが、アニメでは一度左足を引き戻してからとなっている。
・カタクリの“柳モチ”を受け、ルフィが一度手の中の鏡の破片を零してしまう描写が加筆。
原作では目の前に破片を落としていたが、アニメでは攻撃を受けながらも破片の傍まで這って向かう描写となっている。
・カタクリが“柳モチ”の連続攻撃の締めとして、再度左足による疑似“巨人の斧”を放ち、ルフィを叩き潰すシーンが追加。
・ルフィとの鏡を通した会話を終えたナミ達が、それぞれ追手に対する見張りにつこうとするセリフが追加。
・スイートシティにおける、ニワトリ伯爵とモンドールの会話シーンが追加。
麦わらの一味に関する続報がない事を不審に思ったニワトリ伯爵は、一味がナワバリから逃げ切った事を疑う。対してモンドールは、ナワバリウミウシの包囲網が敷かれている事や、ビッグ・マム、ペロスペローらが追っている事を理由に、逃げ切れるわけがないと一蹴している。
・また上記のモンドールのセリフ中、モンドールの“ブクブクの実”の能力により、自らが本に描き込んだビッグ・マムとアメウミウシの絵を実体化するシーンが描かれている。
・ジェルマ王国における、ヨンジとバスカルテの戦闘シーンが追加。
バスカルテが腕から連発する炎を容易く跳ね除けるヨンジ。それに対し、バスカルテは口元を隠す布を取り、口から放つより強力な火炎をヨンジに浴びせている。
・また上記シーンにて、バスカルテの歯がギザギザの牙の様になっている事が判明。
・「大抵の死は不本意なものだ」というカタクリのセリフの後に、「お前は今 ここで死ぬ」というセリフが追加。
・ブリュレがカタクリの伝説を語るシーンにて、生まれたばかりの赤子がイスに座って眠るイメージ映像が追加。
・「おれの妹に何してる」というセリフの際、カタクリが額に青筋を立てる描写が追加。
・“モチ突き”の威力によりドーム状の壁が崩壊した際、ルフィが瓦礫に押しつぶされそうになるシーンが追加。
・2発目の“モチ突き”を回避したルフィが、“巨人の回転弾”により反撃に出るシーンが追加。
・“巨人の回転弾”を回避したカタクリが、ルフィと空中にて拳の撃ち合いをするシーンが追加。
またこの瞬間、何故かカタクリが右手に持っていた土竜が消滅し、素手でルフィの攻撃を迎え撃っている。
・回想シーンにて、ルフィが鏡の破片でナミ達と連絡を取っている事に気づいたブリュレが、鏡世界の鏡を渡り歩きながら会話を盗み聞きするシーンが追加。
・ペロスペローが自身の嘘に関し、「ケーキが作られているショコラタウンへ連れて行けば何とかごまかせるハズ」と考える描写が追加。
・ビッグ・マムがナッツ島へ向かう際、足場としていたアメウミウシの触角を動かす事で、進路の指示を出す描写が追加。
・進路が違うと焦って言い聞かせようとするペロスペローを、ビッグ・マムが掌で抑え込むシーンが追加。
・カタクリが土竜による連撃を繰り出すシーンにて、原作に無かった攻撃描写がいくつか加筆。
またルフィは、避けるだけでなく武装色を纏った拳により土竜の攻撃を多数防いでいる。
・ルフィが“ギア2”を発動し、“火拳銃 ”の攻撃を仕掛けるシーンが追加。
しかし回転させた土竜の柄によって防がれた。
またこの際、“火拳銃”にて腕に纏っていた炎が弾かれ、上空へと飛んでいく描写がなされている。
・土竜の攻撃により吹き飛び壁の中へめり込んだルフィが、壁を破壊し脱出すると同時に“ゴムゴムの雷将象銃 ”を繰り出すシーンが追加。
だがそれすらもカタクリの見聞色によって回避され、“モチ突き”の反撃を受ける。(“モチ突き”を繰り出したところでエンディングとなった為、被弾したかどうかは次回へと持ち越し)
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・
また同時に、サニー号側でもナミ達が船内の鏡を全て割るため、探し出そうとしている。
・マスカルポーネとジョスカルポーネが見つけた鏡へ向けて火矢を放つが、同時にキャロットが対応する鏡を破壊したため、矢はサニー号へは届かず鏡世界内の壁に突き刺さるだけに終わった。
またその際、火矢が突き刺さった壁の真横にいたブリュレが腰を抜かしている。
・上記シーンの後、ナミやブルック、チョッパー、キャロットの4人が船内のあらゆる鏡を破壊している。
・「船が沈んで水圧で割れたんだ」というマスカルポーネの意見に、ジョスカルポーネが同調するセリフが追加。
原作では上記セリフの前に「変ね」と口にしていたブリュレに関しては、アニメではマスカルポーネのセリフの後に「なんか変だね」と疑問を浮かべている。
・ルフィがチョッパーとの会話のため敵から距離を取るシーンにて、原作での「おい“麦わら”が」というセリフ(発言者不明)が、アニメではマスカルポーネの「おい、麦わらが逃げていくぞ!」というセリフに変更。
・ルフィの「お前ら無事なのか!?」という問いに対する「全員無事だよ ルフィ」というキャロットのセリフが、原作ではルフィの問いの直後だったが、アニメではジンベエに危機を救われた事を語るチョッパーのセリフの後となっている。
・チョッパーの「ジンベエがすごくてよー」というセリフに加え、実際にジンベエが高波を切り抜けた際の回想シーンが追加。
また「ジンベエがいなかったら今ごろ みんな…海の底だったんだ」と泣きながら語るチョッパーのセリフが追加。
・モチに足を絡め取られた際、ルフィの「チクショー、取れねェ!」というセリフが追加。
またそれに対し、ナミの「どうかした!? ルフィ! 聞いてるの!?」というセリフが追加。
・ルフィがカタクリに蹴り上げられる際、原作では攻撃を受ける直前に口を手で押さえるが、アニメでは攻撃を受けた瞬間に口を押さえている。
・様子のおかしいルフィに対し、チョッパーやブルックが呼び掛けるセリフが追加。
・原作ではカタクリが左足で“巨人の斧”を真似た攻撃を繰り出した際、すでに右足では“柳モチ”の体勢を取っているが、アニメでは一度左足を引き戻してからとなっている。
・カタクリの“柳モチ”を受け、ルフィが一度手の中の鏡の破片を零してしまう描写が加筆。
原作では目の前に破片を落としていたが、アニメでは攻撃を受けながらも破片の傍まで這って向かう描写となっている。
・カタクリが“柳モチ”の連続攻撃の締めとして、再度左足による疑似“巨人の斧”を放ち、ルフィを叩き潰すシーンが追加。
・ルフィとの鏡を通した会話を終えたナミ達が、それぞれ追手に対する見張りにつこうとするセリフが追加。
・スイートシティにおける、ニワトリ伯爵とモンドールの会話シーンが追加。
麦わらの一味に関する続報がない事を不審に思ったニワトリ伯爵は、一味がナワバリから逃げ切った事を疑う。対してモンドールは、ナワバリウミウシの包囲網が敷かれている事や、ビッグ・マム、ペロスペローらが追っている事を理由に、逃げ切れるわけがないと一蹴している。
・また上記のモンドールのセリフ中、モンドールの“ブクブクの実”の能力により、自らが本に描き込んだビッグ・マムとアメウミウシの絵を実体化するシーンが描かれている。
・ジェルマ王国における、ヨンジとバスカルテの戦闘シーンが追加。
バスカルテが腕から連発する炎を容易く跳ね除けるヨンジ。それに対し、バスカルテは口元を隠す布を取り、口から放つより強力な火炎をヨンジに浴びせている。
・また上記シーンにて、バスカルテの歯がギザギザの牙の様になっている事が判明。
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
アニメONE PIECE第854話より引用
アニメONE PIECE第854話より引用
・「大抵の死は不本意なものだ」というカタクリのセリフの後に、「お前は今 ここで死ぬ」というセリフが追加。
・ブリュレがカタクリの伝説を語るシーンにて、生まれたばかりの赤子がイスに座って眠るイメージ映像が追加。
・「おれの妹に何してる」というセリフの際、カタクリが額に青筋を立てる描写が追加。
・“モチ突き”の威力によりドーム状の壁が崩壊した際、ルフィが瓦礫に押しつぶされそうになるシーンが追加。
・2発目の“モチ突き”を回避したルフィが、“巨人の回転弾”により反撃に出るシーンが追加。
・“巨人の回転弾”を回避したカタクリが、ルフィと空中にて拳の撃ち合いをするシーンが追加。
またこの瞬間、何故かカタクリが右手に持っていた土竜が消滅し、素手でルフィの攻撃を迎え撃っている。
・回想シーンにて、ルフィが鏡の破片でナミ達と連絡を取っている事に気づいたブリュレが、鏡世界の鏡を渡り歩きながら会話を盗み聞きするシーンが追加。
・ペロスペローが自身の嘘に関し、「ケーキが作られているショコラタウンへ連れて行けば何とかごまかせるハズ」と考える描写が追加。
・ビッグ・マムがナッツ島へ向かう際、足場としていたアメウミウシの触角を動かす事で、進路の指示を出す描写が追加。
・進路が違うと焦って言い聞かせようとするペロスペローを、ビッグ・マムが掌で抑え込むシーンが追加。
・カタクリが土竜による連撃を繰り出すシーンにて、原作に無かった攻撃描写がいくつか加筆。
またルフィは、避けるだけでなく武装色を纏った拳により土竜の攻撃を多数防いでいる。
・ルフィが“ギア2”を発動し、“
しかし回転させた土竜の柄によって防がれた。
またこの際、“火拳銃”にて腕に纏っていた炎が弾かれ、上空へと飛んでいく描写がなされている。
・土竜の攻撃により吹き飛び壁の中へめり込んだルフィが、壁を破壊し脱出すると同時に“ゴムゴムの
だがそれすらもカタクリの見聞色によって回避され、“モチ突き”の反撃を受ける。(“モチ突き”を繰り出したところでエンディングとなった為、被弾したかどうかは次回へと持ち越し)
【感想】
>「土竜の脅威」
字面だけで見るとえらくシュールなサブタイトル。
どちらかと言えば、脅威だったのは土竜そのものというよりソレを扱うカタクリの戦闘能力な気もするが、深く気にしてはいけない。そして「あの大きさの槍、腕の中には絶対納まりきらないよね」とか言ってはいけない。
実際、土竜自体の殺傷能力はかなりのものなんだろう。“モチ突き”はカタクリの能力による超回転で威力が底上げされているとはいえ、あそこまでキレイに壁を抉り取れてしまうのは土竜の切れ味の賜物なんだとは思う。
ワンピースの世界では槍も刀剣類に含まれるようなので、良業物50工くらいには含まれても良さそうな威力ではある。
……が、カタクリ自身が武器に頼るまでもなく凄まじい戦闘力を誇っていたり、体内への収納能力のおかげか唐突にコマから姿を消したりする事もあって、これだけ見せ場の多いキャラが使う武器の割りにはイマイチ存在感が薄いかもしれない。
一応、ラストバトル近辺では大きめの出番も訪れたりはするんだけどね。
アニメでは今回、土竜を用いたバトルが長めに描かれたりもしたので、それは良かったかな。
コマから姿を消すと言えば、今回のアニメでも土竜が消滅する現象は確認できる。
ルフィの“ゴムゴムの巨人の回転弾”を回避したタイミングでは土竜を構えているのだが、その後カタクリが瞬間移動し、ルフィと拳を叩き合った瞬間には何故か土竜が消えている。
瞬間移動と同時に土竜を体内に収納し、その上でパンチを繰り出したんだろうが、何故にまたそんな回りくどい事を。
確かに武装硬化の使い手が相手とはいえ、拳に対して武器で撃ち合うのは格好付かないかもしれんけど。やっぱブリュレも見てるし、格上としてのアピールもしておきたかったんかな。
>マスカルポーネ&ジョスカルポーネ
ここ数週は火矢の打ち込み係と化しているお2人。しかし、今回でナミ達が鏡を全部割ってしまったため、そのお仕事に関しては失業です。お疲れ様でした。
相も変わらずアヒャアヒャと笑いっぱなしなのは原作からなのだが、アニメではその面がより強調されている感じもある。
事あるごとに「マスカル」「ジョスカル」とお互いの愛称を語尾につける口調?が追加された事も相まって、その狂気っぷりは一層増した様にも思える。
何だろう、ひたすらにコワイ。
人間味が薄いというか、感情のタガが外れてる様な雰囲気なのよね、この2人。
ちょっと先の話になるけれど、フランペの取り巻きに近いというか。いや、流石にあそこまでブッ飛んじゃってはないけど。
しかしそんなキャラをロビンさんの声の人が演じてるのもあって、時々こっちが釣られ笑いしそうになる。
メインのロビンの方がクール系なもんで、ギャップがすごい。一方が必死にワノ国への潜入を試みてる時に、同じ声でアヒャアヒャしてるんだもん。笑っちゃうよそりゃあ。
>チョッパー「ジンベエがすごくてよー」
基本的にチョッパーは説明がヘタなため、「サニー号が如何にして高波から逃れ生還したか」の説明がこの一言に集約されていた。
アニメでは、このまったく伝わらない説明に回想シーンが挟まれる事で、チョッパーの説明を補完してくれていた。優秀なり。まあぶっちゃけ、尺稼ぎの意味もあったんだろうけど。
しかしまあ回想が挟まれたとはいえルフィ自身がその映像を見れるワケではないので、ルフィはジンベエの操舵手としての腕をイマイチ理解していそうもなかったり。インペルダウンを脱した後も舵を取ってはいるけれど、その操舵術には別段注目してたわけじゃないだろうしね。
相手の持っている技術をよく知らないまま仲間に誘っているのは、ウソップやチョッパーの時と似ているか。真に仲間入りした後に、その操舵術に驚くシーンでも描かれるのかもしれない。
>柳モチ
片足を無数に分裂させ、空中からの踵落としで相手を滅多打ちにする……という技。
単純に考えて、数多の足に別々の動きをさせなければいけないのだから、中々に繊細な操作技術を問われそうだ。
“ゴムゴムの銃乱打”の模倣を即興で可能にしていたのも、この技のために普段から「手足を増やす」戦い方はトレーニング済みだったのかもしれない。
実際にアニメで見てみると、無茶苦茶に踏みつけられるルフィの構図は、約3倍というルフィとカタクリの体格差もあってかなり悲惨。尺伸ばしと言えばそれまでだけど、攻撃を喰らっている時間が長い事もあって余計にボコボコにされている。
しかもカタクリの靴のカカト部分にはトゲトゲした装飾がくっついてるので、刺さりまくって余計に痛そうだ。普通の億越え海賊くらいが相手なら、この技を繰り出しただけでもトドメの一撃レベルのダメージ量になってるんじゃないだろうか。
しかし単に足っぽい形を作れればそれで良さそうな技なのに、わざわざ靴の形状やディティールまでを完璧に再現している辺り、次男さんも凝り性である。
クラッカーもビスケット兵を作るとき、ジャムで流血を再現していたりしていた。血筋なのか、菓子作りに縁深い国で育ったゆえのサガなのか、シャーロット家には造形にこだわりのある人物が揃ってるみたいだ。
>ルフィ「急いで来いよ! お前ら」
仲間に不安を抱かせないため、これだけの攻撃を受けながらも声ひとつ上げず、苦しむ顔を見せないルフィ。
船長としての自覚を持っているがゆえの行動なのだが、あまりにも自分を犠牲にしすぎるやり方でもある。
過去、アーロンパークでは「助けてもらわないと生きていけない自身がある」とまで言い切ったルフィだが、仲間を「守る」覚悟を決めた新世界編以降、仲間に対して弱音を漏らす姿は鳴りを潜めた様な気もする。
前回も書いた気がするが、ルフィと多くの共通点を持つロジャーは、仲間の前で決して涙を見せない人物だった様な書かれ方をしている。ロジャーの仲間だったシャンクスは「時には逃げて欲しかったし泣いてほしかった」と語っており、ルフィもまたロジャーと同じ轍を踏んでいるのではないかと、不安に思える時がある。
一方のナミ達は、鏡の向こうの雰囲気に違和感を抱きはするも、ルフィの言葉に安心したのか、気持ちを切り替えて行動に移っている。
とりあえずはルフィの望んだ通りの結果に落ち着き、鏡の中で起きている事に勘づいた様子はない。しかし、視界は狭くとも音は聞こえているのだから、アレだけボッコボコにやられているルフィの状況に「気づかない」のは、ちょっと勘が悪すぎるというか不自然な気もする。
笑顔が不自然とか以前に、その直前には鏡の前で思いっきり顔を歪めているワケだし。
サニー号の鏡を叩き割る際にナミ達が心配していたのは、「ルフィがサニー号へと帰る道を失う事」。ルフィがカタクリに敵わないかも、などとは、微塵も考えてはいなかった。
今回に関しても、鏡の向こうの出来事に気づかなかった、というよりは、ルフィが「大丈夫」と言えば大丈夫、という信頼感があってのものなのかもしれない。
ルフィの言葉に対し、アニメでは2度に渡って「おう!!」と返していたナミ達。こう考えるとこの時の声色も、ルフィの気持ちに応えるべく心配を押し殺し、多少無理をしてテンションを上げた受け答えをしている様にも聞こえてくる。
苦しい思いを抑えているルフィに対して、こっちが暗い顔をしていては意味がなくなってしまうし。
サンジは迷いの森を抜ける際、ペロスペローらの軍勢に囲まれたチョッパーとブルックの姿を目撃するが、「あいつらの心配はいらねェ」と助太刀せずにケーキ作りへと向かっていた。
実際のところ2人だけでは何ともならなかったワケだが、あの場でサンジが救けに向かったところでペロスペローとカタクリを相手に勝てるハズがないし、ケーキ作りにも向かえず作戦は破綻していた。
この時と、状況としては少し似ている。
一味にはそれぞれ出来る事と出来ない事があり、それぞれの役割がある。だからこそ、ルフィが大丈夫と言えばそれを信じ、今自分達がすべき事に目を向けるべきだという判断を、ナミ達は自然と下したのかもしれない。
無駄に心配ばかりしていてもルフィを助ける事が出来るワケじゃないし、サニー号をビッグ・マムに沈められてしまえばルフィが帰る場所もなくなってしまうのだから。
>モンドールの能力
90巻のSBSにて、“ブクブクの実”という名称が判明したモンドールの能力。
SBSで明かされた能力は、「生き物を標本に入れる」「本で空を飛ぶ」「物語の世界に人を引き入れる」という3つだった。
しかし今回、モンドールは「自分が本に描き込んだイラストを実体化する」という能力を地味に使っていた。
アニメ854話でも本に書き込んだ陣形図の上で、タルト軍艦の立体図を動かしている描写があった。アレも、この能力によって実体化させたものを動かしていたんだろう。
とはいえ、「描いたものを自在に実体化できる」能力であったならもっと有効活用しているハズだし、「本の中の世界を自由に動かせる」というだけに納まる能力なんだろう。
それでも、自身の「本の世界に相手を引き入れる」能力と併用すれば、十分すぎる脅威になる。完全なホーム空間の中で、自由な現象を引き起こし攻撃する事が可能なのだから強力だ。
怒りの軍団としてルフィと交戦した時には、あまり有効活用されなかったが……上の兄であるカヴァレッタ達に遠慮して、ちょっと控えめにしてたんだろうか。
>ヨンジVSバスカルテ
まだやってたんかお前ら。
イチジ、ニジもジェルマ王国内の別箇所で戦っているハズなので、1話につき1戦にスポットを当てて描写していく感じなのかな。
ヨンジに関してはコレと言って言う事もないのだけれど、バスカルテに関しては何気に今回イチの驚きポイントかもしれない。
上の変更点コーナーにも画像を載せたが、何だこのキバ。
キミ、口の中こんなんなってたの? ずーっと布で覆ってたけど、コレを隠してたの?
しかも普段は袖の辺りから放っていた炎を、ダイレクトに口から放つ始末。
コレはもう、薬品や武器という解釈では説明がつかない。フランキーの様な改造人間や、無茶をして口内に武器を仕込んでいるワケでもない限り、バスカルテも能力者であると見て間違いなさそうだ。
……本当に飽和状態だな、炎系の能力者。
ぶっちゃけ能力と無関係に炎を出せる面々が何人もいるから、割とハズレっぽい印象も強いんだよな、炎系。しかもロギアじゃないのなら、メラメラの実の下位互換っぽい感じにもなっちゃうし。
まあ能力に関してはともかく、気になるのはやっぱりこのキバ。
……まだアニメでは明らかになっていないので、一応詳しくは伏せるがどうしてもあのキャラを連想してしまう。
いいのか?先にこんなチョイ役で出しちゃって。インパクト減少しない?
パンダ娘ことポワールなんかもそうだが、やはりこの世界には魚人やミンクでなくともギザギザと尖った歯を持って生まれて来てしまう人間が少数ながら存在する様だ。
しかも、双子や三つ子の中で1人だけこういう歯で生まれて来る以上、血筋や種族とも関係がなさそう。一体どういう理屈なんだろう……?
>カタクリ「よせブリュレ」
心底ヤメて欲しそうなカタクリお兄ちゃんがちょっと可愛く見えた。
生まれた瞬間に座って寝始めたとかいう伝説、事実だとしても面白すぎる。聞かされた方も、大概は「なんてヤツだ!」とはならずクスクス笑い始めるだろう。
しかもアニメではわざわざ座って寝る赤子のシルエットまで出してくるもんだから面白くて仕方ない。生まれた瞬間にはもうカタクリの髪型が完成してるっぽいのも笑える。
まあアレだ、ブリュレがえらく楽しそうなので良しとしましょう。
ブリュレに殴りかかったルフィを止めた時のカタクリ、原作の数倍増しでキレてはったし。まさか青筋立てて睨みつけてるとは思わなかった。
アレだけ大事にされてりゃ、ブリュレも満足でしょう。
>モチ突き
土竜の破壊力に関しては上の方で書いたので今更特に言う事もないのだけれど、“モチ突き”を放つ時の土竜の回転の仕方に関して、ドリルっぽいと思ってたけどアニメで見たら「メレンゲを作る時のウィーンってなる機械っぽいなぁ」というどうでも良い事に気づいたので供養しておきます。
お菓子の国だし、一方じゃぁケーキ作りの真っ最中だし、マジでモチーフはそれかもしれない。
>「土竜の脅威」
字面だけで見るとえらくシュールなサブタイトル。
どちらかと言えば、脅威だったのは土竜そのものというよりソレを扱うカタクリの戦闘能力な気もするが、深く気にしてはいけない。そして「あの大きさの槍、腕の中には絶対納まりきらないよね」とか言ってはいけない。
実際、土竜自体の殺傷能力はかなりのものなんだろう。“モチ突き”はカタクリの能力による超回転で威力が底上げされているとはいえ、あそこまでキレイに壁を抉り取れてしまうのは土竜の切れ味の賜物なんだとは思う。
ワンピースの世界では槍も刀剣類に含まれるようなので、良業物50工くらいには含まれても良さそうな威力ではある。
……が、カタクリ自身が武器に頼るまでもなく凄まじい戦闘力を誇っていたり、体内への収納能力のおかげか唐突にコマから姿を消したりする事もあって、これだけ見せ場の多いキャラが使う武器の割りにはイマイチ存在感が薄いかもしれない。
一応、ラストバトル近辺では大きめの出番も訪れたりはするんだけどね。
アニメでは今回、土竜を用いたバトルが長めに描かれたりもしたので、それは良かったかな。
コマから姿を消すと言えば、今回のアニメでも土竜が消滅する現象は確認できる。
ルフィの“ゴムゴムの巨人の回転弾”を回避したタイミングでは土竜を構えているのだが、その後カタクリが瞬間移動し、ルフィと拳を叩き合った瞬間には何故か土竜が消えている。
瞬間移動と同時に土竜を体内に収納し、その上でパンチを繰り出したんだろうが、何故にまたそんな回りくどい事を。
確かに武装硬化の使い手が相手とはいえ、拳に対して武器で撃ち合うのは格好付かないかもしれんけど。やっぱブリュレも見てるし、格上としてのアピールもしておきたかったんかな。
>マスカルポーネ&ジョスカルポーネ
ここ数週は火矢の打ち込み係と化しているお2人。しかし、今回でナミ達が鏡を全部割ってしまったため、そのお仕事に関しては失業です。お疲れ様でした。
相も変わらずアヒャアヒャと笑いっぱなしなのは原作からなのだが、アニメではその面がより強調されている感じもある。
事あるごとに「マスカル」「ジョスカル」とお互いの愛称を語尾につける口調?が追加された事も相まって、その狂気っぷりは一層増した様にも思える。
何だろう、ひたすらにコワイ。
人間味が薄いというか、感情のタガが外れてる様な雰囲気なのよね、この2人。
ちょっと先の話になるけれど、フランペの取り巻きに近いというか。いや、流石にあそこまでブッ飛んじゃってはないけど。
しかしそんなキャラをロビンさんの声の人が演じてるのもあって、時々こっちが釣られ笑いしそうになる。
メインのロビンの方がクール系なもんで、ギャップがすごい。一方が必死にワノ国への潜入を試みてる時に、同じ声でアヒャアヒャしてるんだもん。笑っちゃうよそりゃあ。
>チョッパー「ジンベエがすごくてよー」
基本的にチョッパーは説明がヘタなため、「サニー号が如何にして高波から逃れ生還したか」の説明がこの一言に集約されていた。
アニメでは、このまったく伝わらない説明に回想シーンが挟まれる事で、チョッパーの説明を補完してくれていた。優秀なり。まあぶっちゃけ、尺稼ぎの意味もあったんだろうけど。
しかしまあ回想が挟まれたとはいえルフィ自身がその映像を見れるワケではないので、ルフィはジンベエの操舵手としての腕をイマイチ理解していそうもなかったり。インペルダウンを脱した後も舵を取ってはいるけれど、その操舵術には別段注目してたわけじゃないだろうしね。
相手の持っている技術をよく知らないまま仲間に誘っているのは、ウソップやチョッパーの時と似ているか。真に仲間入りした後に、その操舵術に驚くシーンでも描かれるのかもしれない。
>柳モチ
片足を無数に分裂させ、空中からの踵落としで相手を滅多打ちにする……という技。
単純に考えて、数多の足に別々の動きをさせなければいけないのだから、中々に繊細な操作技術を問われそうだ。
“ゴムゴムの銃乱打”の模倣を即興で可能にしていたのも、この技のために普段から「手足を増やす」戦い方はトレーニング済みだったのかもしれない。
実際にアニメで見てみると、無茶苦茶に踏みつけられるルフィの構図は、約3倍というルフィとカタクリの体格差もあってかなり悲惨。尺伸ばしと言えばそれまでだけど、攻撃を喰らっている時間が長い事もあって余計にボコボコにされている。
しかもカタクリの靴のカカト部分にはトゲトゲした装飾がくっついてるので、刺さりまくって余計に痛そうだ。普通の億越え海賊くらいが相手なら、この技を繰り出しただけでもトドメの一撃レベルのダメージ量になってるんじゃないだろうか。
しかし単に足っぽい形を作れればそれで良さそうな技なのに、わざわざ靴の形状やディティールまでを完璧に再現している辺り、次男さんも凝り性である。
クラッカーもビスケット兵を作るとき、ジャムで流血を再現していたりしていた。血筋なのか、菓子作りに縁深い国で育ったゆえのサガなのか、シャーロット家には造形にこだわりのある人物が揃ってるみたいだ。
>ルフィ「急いで来いよ! お前ら」
仲間に不安を抱かせないため、これだけの攻撃を受けながらも声ひとつ上げず、苦しむ顔を見せないルフィ。
船長としての自覚を持っているがゆえの行動なのだが、あまりにも自分を犠牲にしすぎるやり方でもある。
過去、アーロンパークでは「助けてもらわないと生きていけない自身がある」とまで言い切ったルフィだが、仲間を「守る」覚悟を決めた新世界編以降、仲間に対して弱音を漏らす姿は鳴りを潜めた様な気もする。
前回も書いた気がするが、ルフィと多くの共通点を持つロジャーは、仲間の前で決して涙を見せない人物だった様な書かれ方をしている。ロジャーの仲間だったシャンクスは「時には逃げて欲しかったし泣いてほしかった」と語っており、ルフィもまたロジャーと同じ轍を踏んでいるのではないかと、不安に思える時がある。
一方のナミ達は、鏡の向こうの雰囲気に違和感を抱きはするも、ルフィの言葉に安心したのか、気持ちを切り替えて行動に移っている。
とりあえずはルフィの望んだ通りの結果に落ち着き、鏡の中で起きている事に勘づいた様子はない。しかし、視界は狭くとも音は聞こえているのだから、アレだけボッコボコにやられているルフィの状況に「気づかない」のは、ちょっと勘が悪すぎるというか不自然な気もする。
笑顔が不自然とか以前に、その直前には鏡の前で思いっきり顔を歪めているワケだし。
サニー号の鏡を叩き割る際にナミ達が心配していたのは、「ルフィがサニー号へと帰る道を失う事」。ルフィがカタクリに敵わないかも、などとは、微塵も考えてはいなかった。
今回に関しても、鏡の向こうの出来事に気づかなかった、というよりは、ルフィが「大丈夫」と言えば大丈夫、という信頼感があってのものなのかもしれない。
ルフィの言葉に対し、アニメでは2度に渡って「おう!!」と返していたナミ達。こう考えるとこの時の声色も、ルフィの気持ちに応えるべく心配を押し殺し、多少無理をしてテンションを上げた受け答えをしている様にも聞こえてくる。
苦しい思いを抑えているルフィに対して、こっちが暗い顔をしていては意味がなくなってしまうし。
サンジは迷いの森を抜ける際、ペロスペローらの軍勢に囲まれたチョッパーとブルックの姿を目撃するが、「あいつらの心配はいらねェ」と助太刀せずにケーキ作りへと向かっていた。
実際のところ2人だけでは何ともならなかったワケだが、あの場でサンジが救けに向かったところでペロスペローとカタクリを相手に勝てるハズがないし、ケーキ作りにも向かえず作戦は破綻していた。
この時と、状況としては少し似ている。
一味にはそれぞれ出来る事と出来ない事があり、それぞれの役割がある。だからこそ、ルフィが大丈夫と言えばそれを信じ、今自分達がすべき事に目を向けるべきだという判断を、ナミ達は自然と下したのかもしれない。
無駄に心配ばかりしていてもルフィを助ける事が出来るワケじゃないし、サニー号をビッグ・マムに沈められてしまえばルフィが帰る場所もなくなってしまうのだから。
>モンドールの能力
90巻のSBSにて、“ブクブクの実”という名称が判明したモンドールの能力。
SBSで明かされた能力は、「生き物を標本に入れる」「本で空を飛ぶ」「物語の世界に人を引き入れる」という3つだった。
しかし今回、モンドールは「自分が本に描き込んだイラストを実体化する」という能力を地味に使っていた。
アニメ854話でも本に書き込んだ陣形図の上で、タルト軍艦の立体図を動かしている描写があった。アレも、この能力によって実体化させたものを動かしていたんだろう。
とはいえ、「描いたものを自在に実体化できる」能力であったならもっと有効活用しているハズだし、「本の中の世界を自由に動かせる」というだけに納まる能力なんだろう。
それでも、自身の「本の世界に相手を引き入れる」能力と併用すれば、十分すぎる脅威になる。完全なホーム空間の中で、自由な現象を引き起こし攻撃する事が可能なのだから強力だ。
怒りの軍団としてルフィと交戦した時には、あまり有効活用されなかったが……上の兄であるカヴァレッタ達に遠慮して、ちょっと控えめにしてたんだろうか。
>ヨンジVSバスカルテ
まだやってたんかお前ら。
イチジ、ニジもジェルマ王国内の別箇所で戦っているハズなので、1話につき1戦にスポットを当てて描写していく感じなのかな。
ヨンジに関してはコレと言って言う事もないのだけれど、バスカルテに関しては何気に今回イチの驚きポイントかもしれない。
上の変更点コーナーにも画像を載せたが、何だこのキバ。
キミ、口の中こんなんなってたの? ずーっと布で覆ってたけど、コレを隠してたの?
しかも普段は袖の辺りから放っていた炎を、ダイレクトに口から放つ始末。
コレはもう、薬品や武器という解釈では説明がつかない。フランキーの様な改造人間や、無茶をして口内に武器を仕込んでいるワケでもない限り、バスカルテも能力者であると見て間違いなさそうだ。
……本当に飽和状態だな、炎系の能力者。
ぶっちゃけ能力と無関係に炎を出せる面々が何人もいるから、割とハズレっぽい印象も強いんだよな、炎系。しかもロギアじゃないのなら、メラメラの実の下位互換っぽい感じにもなっちゃうし。
まあ能力に関してはともかく、気になるのはやっぱりこのキバ。
……まだアニメでは明らかになっていないので、一応詳しくは伏せるがどうしてもあのキャラを連想してしまう。
いいのか?先にこんなチョイ役で出しちゃって。インパクト減少しない?
パンダ娘ことポワールなんかもそうだが、やはりこの世界には魚人やミンクでなくともギザギザと尖った歯を持って生まれて来てしまう人間が少数ながら存在する様だ。
しかも、双子や三つ子の中で1人だけこういう歯で生まれて来る以上、血筋や種族とも関係がなさそう。一体どういう理屈なんだろう……?
>カタクリ「よせブリュレ」
心底ヤメて欲しそうなカタクリお兄ちゃんがちょっと可愛く見えた。
生まれた瞬間に座って寝始めたとかいう伝説、事実だとしても面白すぎる。聞かされた方も、大概は「なんてヤツだ!」とはならずクスクス笑い始めるだろう。
しかもアニメではわざわざ座って寝る赤子のシルエットまで出してくるもんだから面白くて仕方ない。生まれた瞬間にはもうカタクリの髪型が完成してるっぽいのも笑える。
まあアレだ、ブリュレがえらく楽しそうなので良しとしましょう。
ブリュレに殴りかかったルフィを止めた時のカタクリ、原作の数倍増しでキレてはったし。まさか青筋立てて睨みつけてるとは思わなかった。
アレだけ大事にされてりゃ、ブリュレも満足でしょう。
>モチ突き
土竜の破壊力に関しては上の方で書いたので今更特に言う事もないのだけれど、“モチ突き”を放つ時の土竜の回転の仕方に関して、ドリルっぽいと思ってたけどアニメで見たら「メレンゲを作る時のウィーンってなる機械っぽいなぁ」というどうでも良い事に気づいたので供養しておきます。
お菓子の国だし、一方じゃぁケーキ作りの真っ最中だし、マジでモチーフはそれかもしれない。
【登場した技】
・柳モチ
使用者:カタクリ
モチモチの能力により、数多に枝分かれさせた足から放つ連続のカカト落とし。
鏡の破片を通してナミ達と連絡を取るルフィに対して使用された。
・モチ突き
使用者:カタクリ
モチモチの能力により膨らませた右腕を高速で回転させ、手にした槍“土竜”でドリルの様に敵を貫く技。
ルフィに対して2連続で使用。攻撃自体は回避されたが、背後の壁を大きく抉り取り、ルフィの真上より崩落させた。
その後、ルフィの“雷将象銃”を回避した後にも使用されている。
・ゴムゴムの巨人の回転弾
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリとの戦闘にて、2発目の“モチ突き”を回避しながら使用。
・ゴムゴムの火拳銃
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
土竜による連続攻撃を繰り出すカタクリへの反撃として使用。しかしカタクリは、身体の前で土竜を回転させる事でこの攻撃を防いでいる。
またこの際、攻撃が防がれると同時に、腕に纏っていた炎が上空へと弾け飛んでいっている。
・ゴムゴムの雷将象銃
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリの攻撃によって壁の中へと吹き飛ばされたルフィが、壁を突き破ると同時に使用。
しかし見聞色で未来を見たカタクリには通用せず、回避された上に“モチ突き”の反撃を繰り出されてしまった。
・柳モチ
使用者:カタクリ
モチモチの能力により、数多に枝分かれさせた足から放つ連続のカカト落とし。
鏡の破片を通してナミ達と連絡を取るルフィに対して使用された。
・モチ突き
使用者:カタクリ
モチモチの能力により膨らませた右腕を高速で回転させ、手にした槍“土竜”でドリルの様に敵を貫く技。
ルフィに対して2連続で使用。攻撃自体は回避されたが、背後の壁を大きく抉り取り、ルフィの真上より崩落させた。
その後、ルフィの“雷将象銃”を回避した後にも使用されている。
・ゴムゴムの
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリとの戦闘にて、2発目の“モチ突き”を回避しながら使用。
・ゴムゴムの
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
土竜による連続攻撃を繰り出すカタクリへの反撃として使用。しかしカタクリは、身体の前で土竜を回転させる事でこの攻撃を防いでいる。
またこの際、攻撃が防がれると同時に、腕に纏っていた炎が上空へと弾け飛んでいっている。
・ゴムゴムの
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリの攻撃によって壁の中へと吹き飛ばされたルフィが、壁を突き破ると同時に使用。
しかし見聞色で未来を見たカタクリには通用せず、回避された上に“モチ突き”の反撃を繰り出されてしまった。
【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
ナミ・・・・・・・岡村明美
チョッパー・・・・大谷育江
ブルック・・・・・チョー
ビッグ・マム・・・小山茉美
カタクリ・・・・・杉田智和
キャロット・・・・伊藤かな恵
ヨンジ・・・・・・津田健次郎
ブリュレ・・・・・三田ゆう子
ペロスペロー・・・内田夕夜
ニワトリ伯爵・・・麦人
モンドール・・・・伊丸岡篤
バスカルテ・・・・藤原貴弘
ジョスカルポーネ・・・粗忽屋所沢店(山口由里子)
マスカルポーネ・・・・沼田祐介
兵士達・・・・・・今井浩平 坂井易直
戸松拳也 宮園拓夢
ナレーション・・・大場真人
ルフィ・・・・・・田中真弓
ナミ・・・・・・・岡村明美
チョッパー・・・・大谷育江
ブルック・・・・・チョー
ビッグ・マム・・・小山茉美
カタクリ・・・・・杉田智和
キャロット・・・・伊藤かな恵
ヨンジ・・・・・・津田健次郎
ブリュレ・・・・・三田ゆう子
ペロスペロー・・・内田夕夜
ニワトリ伯爵・・・麦人
モンドール・・・・伊丸岡篤
バスカルテ・・・・藤原貴弘
ジョスカルポーネ・・・粗忽屋所沢店(山口由里子)
マスカルポーネ・・・・沼田祐介
兵士達・・・・・・今井浩平 坂井易直
戸松拳也 宮園拓夢
ナレーション・・・大場真人