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アニメ版 ONE PIECE
第857話
「ルフィ反撃 無敵カタクリの弱点」 




【原作の対応話数】
88巻 第884話



もくじ
あらすじ
原作からの変更点
感想
登場した技
声の出演


【あらすじ】
 
ギア4へと変身したルフィの反撃が、遂に始まる。
 覇気を纏った攻撃すらも通用せず、無敵だと思われたカタクリ。しかしその回避術の秘密は、能力ではなく見聞色の覇気にあった。カタクリは未来を見通すほどの覇気を操り、相手の攻撃を予見する事で、効率よく能力を使い攻撃を擦り抜けていたのだった。冷静さを欠いた事で見聞色の発動が困難となったカタクリに、ルフィの猛攻が炸裂する。

 だがトドメを刺し切る前に、カタクリは平静を取り戻していた。自身の能力の秘密を見極めた事を称えながらも、カタクリは冷静に攻撃を回避。悪魔の実の“覚醒”と“武装色”を併用した強力な技、“力餅”により、ギア4となったルフィをも吹き飛ばす痛烈な一撃を与える。一度は優位に立ったルフィだが、これによって再度、形勢は逆転してしまうのだった。

 一方、サンジ達がケーキを作る工場の前では、一人の大男が騒ぎを起こしていた。その人物はビッグ・マムの元夫・パウンド。生まれてすぐに生き別れた娘であるシフォンの姿を見つけたパウンドは、一言だけでも言葉を交わしたいと願い、ショコラタウンを訪れたのだった。
 しかし島には、麦わらの一味を迎撃するべく動いたオーブンも訪れていた。オーブンは義父であるパウンドに対しても容赦のない拳を振るい、ビッグ・マム到来に先駆けてパウンドを島から追い出そうとする。

 工場前の騒ぎを不審に思いながらも、サンジ達はケーキ作りに集中していた。そんな中、ブリュレからプリンへ、電伝虫を使った連絡が届く。奇しくもブリュレからもたらされたのは、麦わらの一味の落ち合い場所が、プリン達が今ケーキを作るカカオ島であるという情報。そして更に、ルフィが最強の将星であるカタクリと一騎討ちを行っているという事実を伝えられ、プリンは動揺する。

 だがそれを聞いても、サンジが狼狽える事はなかった。ルフィの勝利を信じて疑わないサンジは、ビッグ・マムを止めるという己に与えられた役割を果たすため、目の前のケーキ作りへと集中するのだった。



【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介


・ルフィがカタクリに“ゴムゴムの猿王銃”を喰らわせた後、2年前のレイリーとの修行シーンの回想が追加。
 レイリーが3種類の覇気の内、武装色、見聞色の特徴を教えたシーンが使用されている。

・ルフィが「お前の身体を擦り抜けたから!」というセリフの際、サニー号の船上にてカタクリに“ゴムゴムの鷹銃乱打”を放った時の回想シーンが挿入。

・ギア4を発動したルフィの猛攻時に、“ゴムゴムの獅子・バズーカ”を使用するシーンが追加。
 カタクリの武装色による防御の上から、その身体を壁面まで弾き飛ばしている。

・上記シーンの後、「すげェのはモチの能力じゃねェ!!! お前の“見聞色”なんだろ!!?」というセリフと共に使用した技が、“ゴムゴムの大蛇砲”に変更。
 一度は攻撃を回避されるが、曲がりながら対象を追い続ける“大蛇砲”の特性により、カタクリの死角から腹部に直撃を与えている。

 なお原作において当該セリフと共に使用された“ゴムゴムの犀榴弾砲”の使用は、上記の“大蛇砲”の直後に変更。
 原作では直撃を喰らわせた様に見えたが、アニメでは“角モチ”による武装色の防御を固めており、やはりこれも防御の上から押し勝ち、吹き飛ばしている。
 
・“ゴムゴムの犀榴弾砲”によって地に背をつきかけたカタクリが、ブリュレの「一度も地に背をつけたことのない超人なのよ!」という言葉を思い出すシーンが追加。
 その後、原作同様に後頭部をあえて地面に叩きつけ、その反動によって跳び起きるという行動を取っている。

・ルフィが“ゴムゴムの猿王群鴉砲コングオルガン”を使用する際、「これで終わりだァ!」というセリフが追加。

・カタクリがルフィの“ゴムゴムの猿王群鴉砲”を回避した際、スローモーションで繰り出されるルフィの連続拳を、身体を自在に変形させる事で回避するカタクリ視点の演出が追加。

・カタクリが腹部に作った空洞部分を利用しルフィの腕を捕らえた際、空洞の周辺部が武装色の覇気によって硬化されている。
 またこの際、ルフィが捕らわれた状態から脱出しようと、脚で空を蹴り逃れようともがいている。

・パウンドがショコラタウンを訪れた頃の、サンジ達の調理状況の描写が追加。
 また原作では描かれていなかった、プリンがブリュレからの電伝虫を受けた際のシーンが加筆されている。

・原作ではお菓子工場の前で騒ぎを起こした様子だけが描かれたパウンドだが、アニメでは工場の戸を叩いており、中にいるプリンがそれに対し反応している。

・当初立てていた「会場でサニー号にケーキを引き渡す」という計画と、ブリュレの言う「ルフィと麦わらの一味の落ち合い場所がカカオ島である」という情報の齟齬から、サンジが現状を察し、ビッグ・マム側に情報が洩れている事を不安視する描写が追加。

・鏡世界のブリュレがプリンに連絡を取る裏で、カタクリとルフィの戦闘描写が追加。
 モチと化した足による攻撃で、ギア4状態のルフィを蹴り飛ばしている。

・ブリュレの連絡の内、「オーブンの軍隊がショコラタウンへ向かった事」と、「食いわずらいを止める為にはプリンが頼みの綱である事」を伝える順序が変更。
 またオーブンが向かっている事を知り、プリンが焦りの反応を見せる描写が追加。

・原作では省略されていた、オーブンが工場前で騒ぎを起こすパウンドを見つけ、殴り飛ばす描写が加筆。

・オーブンのパウンドに対する呼称が「元義父とうちゃん」から「元義理の父ちゃん」に変更。
 また上記セリフと「だから追い出すんだ」というセリフの間に、オーブンが自分の事を覚えていた事に対しパウンドが安堵する描写が追加。

・オーブンが、ビッグ・マム到来までの間にパウンドを遠ざける必要があるという旨の発言をするシーンが追加。
 またこの際、パウンドは「リンリンが来る」という事に喜びを見せているが、リンリンという呼び方に対し「ママが聞けば更に怒る」と言われている。

・サンジの「じゃあ今日が初めての敗北だな」という言葉を受け、原作ではプリンが湯気を噴くシーンがあるが、アニメでは(少なくとも今話の段階では)省略されている。
追記:このシーンは次話である第858話にて登場。

・ラストシーンにて、ルフィとカタクリが対峙するシーンが追加。
 カタクリが「今度はおれが言う番だな」と、ルフィの「これで終わりだ」という言葉を言い返している。




【感想】
>オープニング

 前回から新調されたオープニングですが、2回目にしてさっそく映像面での変更が。
 ルフィと対峙し、自身の衣服を剥ぎ取った際のカタクリの口元が見える様になってます。前回でその秘密が明らかになったんで、それに対応した形ですかね。

 僅か2回目にして早速の映像変更とは芸が細かい。
 現時点ではシルエット風になっている他キャラの状態変化なんかも、話の進行と共に影が取れたりするのかな。



>カタクリの回避術と弱点

 実体を捉える力である「武装色の覇気」を纏ってもなお、攻撃を当てる事ができなかったカタクリ。その秘密は、「見聞色の覇気」によって未来を見通し、モチモチの実の能力による変形を用いる事で、
攻撃を「受け流す」のではなく「避ける」事にあったのだった。

 要は身体をうねうねとモチ化させて、本来攻撃が当たるはずだった箇所に「そもそも当たり判定が存在しない」状況を作ってるワケですね。
 頭を狙われれば頭を変形させ、腹を狙われれば腹に空洞を作る事で攻撃を回避する。いくら武装色でも、捉えるべき実体がそこに存在しないのでは話にならない。
 物凄く高度な技術によって可能とした“バラバラ緊急脱出”みたいなモノだと思っておけば話が早いか。
 普通に「相手の攻撃を見てから回避する」のでは間に合うはずもないが、未来を視る事で事前に相手の出方を読んでおけば、それに合わせて身体を変化させる事で回避可能である、と。



 ……しかし、カタクリは「未来を視れば可能」と簡単に言うが、これはこれで結構凄まじい事をやっている。
 未来を視れると言っても、先読みできる時間はおそらく数秒程度。その短い時間の内に、攻撃の当たる部位を上手い事変形させなければいけない事になる。

 それも「未来を視てすぐに身体を変形させる」のではいけない。それでは相手の攻撃よりも早く回避モーションを取る事になってしまい、相手はそれに合わせて攻撃の矛先を変えて来てしまうだろう。

 つまりこの回避術は「覇気で未来の攻撃を読み」「数秒の内に最適な変形を思考し」「相手が実際に攻撃してくるタイミングに合わせて」回避を行う必要がある。一瞬の内にここまで頭を働かせなければいけないのだから、それはもう類稀なる判断力や反射神経を求められるだろう。
 
 しかもその未来の攻撃を視ている間にも、ルフィの攻撃は絶え間なく続いている。つまりこれらの回避術を取っている最中には、並行して次の一手を読み、そちらにも備えておかなくてはいけないのだ。
 冷静に考えると、これは物凄い話だ。仮に見聞色とモチモチの能力を持ったとして、まず常人では出来ない。
 異常なまでの能力の練度と、鍛え上げた集中力、そしてカタクリ自身の戦闘に対する才覚。それら全てが合わさって、初めて可能となる技であると思える。



 そんな回避術を破るきっかけとなったのが、カタクリ本人の動揺
 決して見られてはいけない食事シーンを見られた事による怒りや焦り。それらが結果として、カタクリの精神的集中に大きな揺さぶりをかける事となった。

 見聞色の発動には冷静な集中力が必要、というのは、空島の神官達との戦いから描かれて来た事。カタクリ程の達人であっても、
「平静を欠けば見聞色に乱れが生じる」という基本ルールは変わらんワケです。
 見聞色が正確に機能しなくなった事で、敵の攻撃を先読みする「回避」も、避ける方向を読んだ上で追撃をしかける「攻撃」も、十分な効果を発揮しなくなってしまったと。


 しかし“ギア4”による重い攻撃を幾度も受けながら、早い段階で精神を立て直せるのもまた流石である。見聞色による回避を再度成功させる事で、一度は優位に立ったルフィを今一度フリダシへと突き落としてしまった。

 これは空島編において、「ゴム人間」というまったく予想もつかなかった天敵の存在に
ONE PIECE史上に残るビックリ顔を見せていたエネルが、次の瞬間にはゴム人間に対抗する為の戦術を編み出した事を思い出した。
 集中力を肝とする見聞色の達人である彼らは、精神の統一術、切り替えの速度に関しても、また一流の技術を持っているのかもしれない。



>背中を地につけない

 と、何とか集中を取り戻し今一歩のところで耐え忍んだカタクリさんだが、精神を搔き乱されている間のボコられっぷりったら凄かった
 原作ではせいぜい3発ほどだった技の直撃が、アニメでは更に名前つきの技2発を追加された結果、そりゃもう悲惨なまでに吹っ飛ばされまくっていた。

 しかしその間も、カタクリは踏ん張っていた。そして戦っていた。
 なにとって、「地に背をつけない」という己の伝説と


 普通ね、「倒れる」ってのは、身体への衝撃を分散させる意味もあったりするワケですよ。
 妙な身体の打ち方、突き方をしてケガをするくらいなら、ハデに転倒して受け身を取った方が負担を減らせる事もある。よくサッカーの試合なんかで、選手がオーバー気味に吹っ飛んだり転がったりするのは、そういったケガ防止の意味で行っている場合もあったりするのだ。

 でももうコレ、負担どころの騒ぎじゃないよね。
 背中から落ちる吹っ飛び方をした時に、極限まで反り返らせたイナバウワーみたいなポーズで足を使って着地するのは、まだいい。常人ならこの時点で足の一本や二本動かなくなってそうだが、カタクリのフィジカルなら無事で済むんだろう。

 しかしこの長い大海賊時代、後頭部で受け身を取る人間がかつて存在していただろうか。
 ダメージは明らかにこっちの方が大きい。というか、コレ一回で気絶してもおかしくない。



 カタクリをそんな暴挙に出させた理由。それは愛する妹・ブリュレの言葉だった。
 「一度も地に背をつけた事のない超人」と、嬉しそうに自分の事を語ったブリュレ。しかし、その伝説はデタラメだった。むしろカタクリの本性は、だらけて寝転んだ姿勢を好む怠惰なもの。誰の目もない一人の時間において、地に背をつける事など日常的な話だったのだ。
 
 しかしだからこそ、他者の目がある場所では、たとえどんな理由があろうと地に背をつけるわけにはいかない。
 妹の期待を裏切らないため。理想を砕かないため。

 そこにあったのは、自身の誇張された伝説を汚したくないなどという、ちっぽけなプライドではなかった。
 大事な妹達の期待に応えるためなら、なんだってする。そんな純粋な、カタクリの『兄』としての姿が、そこにはあったのだ。




 うん、ゴメン、それっぽく書いてはみたものの、やっぱ面白いもんは面白いわ
 後頭部受け身は流石に笑っちゃいますってお兄ちゃん。アニメじゃ「ゴイィン!」って効果音つきで、派手に打ち付けてるし。

 まあ、必死さは伝わって来るんだけどね。
 地に背をつけない完璧な男、という偽りの姿は、それだけカタクリにとって守らなきゃならないものであるワケだし。



>ゴムゴムの大蛇砲カルヴァリン

 あ、ここでこの技出すんだ?
 今回使用されたのはアニメのオリジナルシーンだが、大蛇砲には後でもっと重要な出番が存在するため、ここで使用されたのはちょっと驚いた。

 まあ、ドフラミンゴ相手にもとっくに出した技なんだし、おかしな事ではないんだけどさ。
 逆にここであえて登場させた事が、のちの演出に繋がって来たりするんだろうか。



>パウンド

 ショコラタウンじゃ完全に不審者扱いなパウンドさんだが、なんやかんやでその行動理念は純粋なもの。
 同じく人の親であるリンリンやジャッジが、ひたすらに子供を「道具」として扱っていた事もあり、パウンドの親としての情は余計に印象に残る部分かもしれん。

 しかし生き別れの娘達についてはともかく、パウンドさん、リンリンに大しても未だ好意的に見ていそうな感じなのよね。
 用済みの扱いを受けて落ち込んだり、今回も「リンリンが来る」と聞いて嬉しそうだったり。
 他の夫達と同様、パウンドもどこかから強制的に連れて来られた夫だと思うのだけれども……子を成すまで過ごした時の中で、リンリンに対しても憎からず思うところがあったのかな。



>ブリュレの通信

 ブリュレからプリンへと入って来た、麦わらの一味の動向を伝える電伝虫。

 これ原作ではあんま気にしてなかったんですが、電伝虫の髪型や口紅を見るに、どうもプリンではなくシフォンの電伝虫にかかってきてるっぽい?

 ……と思ったんですが、よくよく見ればシフォンとも髪型が少し違う。シフォンは後ろ髪を左右で一つずつに結んでいるけど、電伝虫の髪は左右で3箇所ずつ束ねられている。
 つまりコレは、今はトットランド内にいないローラの電伝虫なんだろう。

 元々ローラはカカオ島の大臣なので、工場内にローラの電伝虫が置かれていても不思議はない。しかしビッグ・マムが似た顔のシフォンを見ただけでも怒り出す様な娘の所有物が、よくそのまま使用されていたなぁ。
 まあママがわざわざ工場にまで来る事なんてそうそう無いだろうし、問題ないと判断されたのか。それとも、何だかんだで工場に勤めるパティシエ達の中にも、ローラを慕い「戻って来て欲しい」と願う人達が多かったからこそ、電伝虫がそのまま使われていたのか。

 なんとなく、後者やったら面白いなぁ、と思う次第でありました。



【登場した技】 
ゴムゴムの獅子レオ・バズーカ
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
 
 ギア4を用いた攻撃によりカタクリを2度吹き飛ばした後、更なる追撃として使用。
 カタクリの身体を、武装色を纏ったガードの上から弾き飛ばした。


ゴムゴムの大蛇砲カルヴァリン
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン

 カタクリの見聞色による回避方法の弱点を解いたルフィが使用。
 一度は攻撃を避けられたが、死角から敵を追撃するその性質によりカタクリの腹部へと攻撃を叩き込んだ。


ゴムゴムの犀榴弾砲リノシュナイダー
使用者:ルフィ

 カタクリに対する連続攻撃の一環として使用。
 アニメではカタクリの“角モチ”を用いた防御の上から、カタクリを吹き飛ばした。
 これによってカタクリは地に背をつきそうになってしまうが、ブリュレの言葉を思い出し、あえて頭部を地面に叩き付けるという荒業で跳ね起きている。

 更にカタクリのモチ状の身体に腕を絡め取られた際にも放とうとしたが、“無双ドーナツ”を発動したカタクリが唐突に拘束を解いたため、体勢を崩し放つことが出来なかった。


角モチ
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーンを含む
※技名を言わずに使用されたため、未確定


 “ゴムゴムの犀榴弾砲”に対する防御のために使用。
 武装色を纏った腕を交差させ、攻撃から身を守ろうとしたが、ギア4によって飛躍的に強化されたルフィの攻撃を防ぎ切る事はできなかった。

 また、“力餅”を使用する際に“無双ドーナツ”から生み出す腕も、この角モチと同様の形状となっている。


ゴムゴムの猿王群鴉砲コングオルガン
使用者:ルフィ

 “ゴムゴムの犀榴弾砲”に次ぐ追撃として使用。
 しかし平静を取り戻したカタクリの見聞色の覇気により、身体を効率よくモチへと変化させる事で回避されてしまった。


無双ドーナツ
使用者:カタクリ

 覚醒したモチモチの実の能力により、空中に浮かぶドーナツ型のモチを地面から生み出す技。ドーナツの空洞部分からは武装色を纏った腕を模したモチを作り出す事が可能であり、“力餅”を使用するために必要となる。
 腹部に作った空洞部分にルフィの腕を捕らえ、その隙をついて発動した。


力餅
使用者:カタクリ

 “無双ドーナツ”により、“角モチ”と同様の武装色を纏わせた角張った腕を生み出し、相手に渾身の一撃を喰らわせる技。
 冷静さを取り戻したカタクリが使用し、ギア4状態のルフィに対し大打撃を与えた。
 


【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
サンジ・・・・・・平田広明
レイリー・・・・・園部啓一

カタクリ・・・・・杉田智和
プリン・・・・・・桑島法子
シフォン・・・・・久川綾
ブリュレ・・・・・三田ゆう子
パウンド・・・・・菊池正美
オーブン・・・・・木村雅史

チョコポリス・・・半田裕典
WCI31・・・・・・千葉俊哉 荒井聡太
         戸松拳也 坂井易直
カカオ島の住人・・・宮園拓夢
ナレーション・・・大場真人