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アニメ版 ONE PIECE
第858話
危機ピンチ再び! ギア4VS無双ドーナツ」 




【原作の対応話数】
88巻 第884話~第885話



もくじ
あらすじ
原作からの変更点
感想
登場した技
声の出演



【あらすじ】
 
鏡世界におけるルフィVSカタクリの戦いは、再度カタクリ優位の様相となっていた。
 見聞色による未来予知を取り戻したカタクリは、ギア4となったルフィの攻撃をも難なく受け流してしまう。再びカタクリに隙を作らせ、反撃に打って出るために攻め続けるルフィ。だがやがて、ギア4の制限時間が訪れた。覇気を使えない状態では、カタクリと戦う事は不可能。覇気が回復するまでの10分間をなんとかやり過ごそうとするルフィの目に映ったのは、物陰に潜み2人の戦いを見物していたブリュレの姿だった。ルフィはブリュレを捕らえると、鏡世界から脱出。カタクリの追撃を、一時的にやり過ごそうとするのだった。

 一方、ホールケーキアイランドのビッグ・マム陣営は、ナワバリ内で発生したある異変に気づいていた。本来であればナワバリウミウシから伝わって来る筈の敵の位置情報が、全く入って来なくなっていたのだ。これによりサニー号への追手は現れず、ベッジ達を追っていたカスタードも船を見失ってしまう。
 その原因は、海底にあった。ジンベエと別れ、ナワバリを脱したと思われたタイヨウの海賊団が、ナワバリウミウシ達を誘導していたのだった。ウミウシ達はプラリネの歌により、役目を放棄。トットランド内の警備網は、これによって狂わされていたのだった。

 ナワバリウミウシの機能が停止した事を受け、モンドールはナワバリ内のタルト船全艦に、麦わらの一味やファイアタンク海賊団、タイヨウの海賊団の捜索を指示。
 その頃カカオ島では、ついにサンジ渾身の生クリーム、“シムシムホイップ”が完成を迎えていた。一口舐めれば、美味さと幸せで死にかける程の生クリーム。同時に、シフォンの作ったシフォンケーキと、プリンの作った生チョコレートも完成する。予定通りの時間で材料を仕上げたサンジ達は、「食」の力でビッグ・マムを倒すべく、サニー号へと向かおうとするのだった。



【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介


・前話ラストシーンから引き続き、ルフィとカタクリの戦闘シーンが追加。
 冷静さを取り戻したカタクリが、見聞色とモチモチの能力によりルフィの攻撃をことごとく処理している。
 またアニメオリジナル技である“鳥モチ”が登場した。

・上記の戦闘シーンから繋がる形で、原作885話冒頭のルフィVSカタクリのシーン(ルフィが“力餅”の直撃を受けるところまで)へ移行。 
 原作884話のプラリネの歌唱シーン等との順序が入れ替わっている。

・ルフィがカタクリに勝利する事を確信したサンジが、
おれ達がやらなきゃならないのは、最高のケーキを作る事だろ」と発言する描写が加筆。
 これに対し、プリンが照れ隠しの憎まれ口を叩くが、サンジは
大丈夫だ、ケーキを作ろう。おれ達の初めての共同作業だろ?」と笑いかけている。
 原作でプリンが頭から湯気を出し、WCI31に「誰か焼いたか!?」と言われるシーンはこの後となっている。

・ナッツ島でのシーンが追加。
 食いわずらいのビッグ・マムがナッツ島に向かっているとの報告を聞き、アマンドが次女モンデ、5女エフィレと共にナッツ島を訪れている。
(2人の名は、『ONE PIECE magazine vol.4』にて判明したもの)

・アマンドは島民達を危険に晒さないため、避難指示を出す様チェス戎兵達に指示。
 だがその直後、ウェディングケーキがナッツ島にあると錯覚したビッグ・マムが、ナッツ島に上陸。ケーキや麦わらの一味を探し、町の建物を破壊し始めてしまう。

・ベッジを追っていたカスタードからのWCIへの電伝虫は、原作では大臣を通じた報告のみがモンドールに伝えられたが、アニメでは直接会話している。
 カスタードはナワバリウミウシからの位置情報が入らなくなった事で、ベッジのノストラ・カステロ号を見失ったと報告。これに対し、モンドールはこちらでも同様の自体が起きている事を伝えた上で、ベッジを絶対に取り逃がさない様に指示。そして大臣に対し、海底のナワバリウミウシの調査を命じている。

・海上のノストラ・カステロ号のシーンが追加。
 追手の少なさを疑問視したベッジに対し、ヴィトが「ナワバリウミウシが近くにいれば電伝虫が反応する筈」という点から、ナワバリウミウシの機能不全の可能性を挙げている。

・ナワバリウミウシが一匹もいないという事実を伝えられた際の、ニワトリ伯爵の「死んだのか!?」というセリフが「死んだのジュール!?」に変更。
(原作では、誰のものか不明なセリフだった)

・モンドールが大臣に、ナワバリウミウシがいなくなった原因を突き止める様に命じるセリフが追加。

・プラリネがナワバリウミウシを誘導するシーンが、ミュージカル調の楽曲となった。
 原作にてプラリネが歌っている歌詞がそのまま使用されている。

 また上記シーンの後、アラディンが
 「おれ達も少しは役に立てたか? ジンベエ」と呟くセリフが追加。

・カタクリの「期待外れだ もう終わりとは」というセリフの後に、カタクリが追跡を続けたまま“力餅”を2発使用するシーンが追加。
 だが、これはルフィには回避されている。

・ブリュレを捕まえて鏡の外へ逃げるルフィをカタクリが攻撃する際、原作では伸ばした腕の拳部分に覇気を纏っていたが、アニメでは使用していない。

・ルフィの「ここで覇気が戻るまで待つぞ」というセリフは、原作では独り言の様に呟いた言葉だったが、アニメではブリュレに対し語り掛ける形となっている。
 また「ブリュレだよ!!」というセリフは、原作では当該シーンにて1回だけ発していたが、アニメでは計3回となっている。

・鏡世界からナッツ島へと脱出した際、原作ではルフィ達が現れた建物はすでに破壊されていたが、アニメではルフィ達が姿を現した後に破壊されている。
 またこの際、その民家の壁に大臣であるアマンドの写真を収めた額縁が飾られている。

・モンドールがタルト船全艦への指示を出すシーンにて、コンポートの乗る船にモスカート、ガレットの姿が確認できる。これにより、モスカートの復活を確認できるタイミングが原作よりも早くなった。





【感想】
>鳥モチ

 カタクリ初のオリジナル技かな。
 武装色も纏ってないモチくらい、ジタバタしなくても千切れそうなもんだけどなぁ……と思ってしまうけれど、それがこの技の強みなのかもしれない。
 粘り気のある、コシの強いモチで相手を絡め取る事で、単純なパワーではそう簡単に解除できない拘束技となっている……のかな。

 しかし上半身だけを縛り付け、肝心の足を拘束しなかったカタクリは詰めが甘い。
 ギア4の機動力は、足の伸縮を利用した空中での動きにあるわけで。普通なら起き上がる事すら難しい体勢でも、ギア4なら足の動きだけである程度自由な動きが出来ちゃうのよね。身動きを封じておきながら、雨垂モチが効果的にヒットしなかったのもそのせいだと思う。

 結果としてはあまり有効な使われ方はしなかったものの、覚醒により操った周囲の地形にすら武装色の覇気を纏わせられるカタクリの事、この鳥モチの様な技にも覇気を纏わせる事は可能だろうと思う。
 武装色により硬化された鉄網の様な拘束術を自在に操れる、という事になれば、戦い方の幅も広がりそうではある。同じく拘束を得意とする流れモチに勝る点として、単体を対象とした技であるゆえの小回りの利かせやすさと、拘束の速度なんかが挙げられるかな。

 

>サンジ「おれ達の初めての共同作業だろ?」

 分かっててやっとるんちゃうかコイツ。

 曲がりなりにも、この工場内では夫婦って事になってるんで何も間違っとりゃあせんのですが、案の定というか当然の如くというか、プリンにはクリーンヒットしました。当たり前だ。

 どうでも良いけど、原作の時から「誰か焼いたか!?」っていうWCI31の無茶苦茶なコメントが妙に好きです。焼くかい。焼きプリンが完成してしまうわ。



>ナッツ島

 シャーロット家3女であるアマンドさんが治めるナッツ島に、食いわずらいのビッグ・マムが接近。それに伴い、アマンドは島民達への被害を抑えるため、避難指示を出そうとする、と。

 なんとなく、アマンドさんが民への被害を気にして冷や汗まで流しているのがちょっと意外。町への被害は、自分が治めている土地である以上気にするのも分かるけど。
 かなり冷酷めな人なんで、もっとドライな対応をするかと思ってた。あれは敵に対してだけ見せる振る舞いなのかな。……と思ったけど、ナミからローラのビブルカードを奪った時は、一人だけ顔色一つ変えてなかったし……うーん、微妙なところだ。

 基本的に冷淡だけど、自分が治める町の民に対する愛着くらいは持っている、って感じっすかね。ナッツ島の民家には、このアマンドさんの写真が飾ってあったりもしたんで、何だかんだ島民には慕われてるのかもしれない。
 っていうかこの町の人達、なんで落花生みたいな帽子被って生活してるんや。どんだけナッツ好きだ、あんたら。


 で、ナッツ島にはアマンドの他にもう2人、シャーロット家の娘が同行していました。
 アマンドに似た髪色で、同じく帽子をかぶった2人。

 小太りで剣を持った方が次女・モンデで、銃弾を大量にぶら下げた細身の方が5女・エフィレですかね。
 これはアニメの字幕などではなく、先日発売された『ONE PIECE magazine vol.4』に収録された設定画で明かされたもの。

 ここには出ていない4女・アッシュも含め、4つ子か何かなのかなぁ。マガジンじゃ、そこまでは明かしてくれなかったのよね。
 モンデはどちらかと言えばコンポートに近しい見た目だけれど、双子と考えるにはちょっと年齢が離れていそうだし。
 ヌストルテしかり、スムージー姐さんしかり、〇つ子のきょうだい達は行動を共にしている事が多いので、彼女らに関してもそうなのかもしれない。

 原作じゃ見せ場がほとんどなかった……というか次女に至っては登場すらしていなかったと思うが、次回予告を見るに、多少なりとも戦闘での出番が与えられるっぽい。良かったねモンデさん。
 この短い文章の間に、2回も「モンド」って書き間違えてごめんねモンデさん。



>カスタード「船を……見失った……」

 第855話の時から「ぽんこつくさい」と言っていたカスタードさんだが、この呆然としたセリフと表情から余計にぽんこつスメルがする。
 いや、ノストラ・カステロ号の機動力を考えれば逃げられたのは致し方ないし、ウミウシ達がサボってるのが悪いんだけども。「やっちまった」感の溢れる表情が、なんか絶妙なのよ。

 そのままベッジを追うように指示されたカスタードだが、アニメだとカカオ島での戦線に加わるんかな?
 最期までベッジを見つけられず、海を彷徨ってたりしたらいろんな意味で面白いんだけど。


 しかしこの子、6女っていう結構上の年齢であるにも関わらず、モンドールにめっちゃ命令口調で指示されてますね……。タメ口なのはいつも通りにせよ、全体指揮の時以外で目上相手にここまで命令口調全開なのも、地味に珍しい気もする。

 流石に19男のモンドールより年下ってこたぁないでしょうが、相手は司令塔だからと割り切ってるんかな。
 まあモンドールも、中間管理職の苦労が全力で現れてて、余裕もないタイミングだったしな。弟の言動にいちいち突っかからないのも、良き姉の対応ってものよ。知らんけど。

 単にカスタードへの扱いが雑なだけ、とかだったら哀れだ。



>プラリネミュージカル

 ナワバリウミウシの機能を停止させた、プラリネ姉さんの人をダメにする歌
 アニメじゃアラディンまでダンスに加わり、画面が賑やかな事に。

 あくまでもサブの役回りではあるが、これがなければサニー号、ノストラ・カステロ号のもとには大量の追手が追走してきていた、と思うと、プラリネの貢献度はかなりのもの。
 大臣クラスを乗せた船を複数同時に相手取る事になれば、ベッジ達はもとよりルフィ、サンジを欠いた麦わらの一味も、容易に突破する事は叶わなかっただろうし。

 しかしアレね。この歌、良いですね。
 仕事とか学業で、疲れた時に聞いてみよう。翌日の通勤・通学を軽い気持ちでサボれること請け合いだ。そしてのちに、上司や先生に激怒される事になるぞ。うん、ダメだなこれ。



>ギア4の時間切れ

 ドフラミンゴとの戦いでは、ギア4の解除と共にへろへろになり、ギャッツの助けを借りなければ逃げられなかったルフィ。
 しかし今回のカタクリ戦では、覇気こそ使えなくなったものの、大きな疲労を残す事なく逃げる事ができており、様子が異なっていた。

 アニメだけを見ていると「ん?」となるかもしれないし、自分も実際、原作を読んだ当時は引っかかった場所なのだが、これに関してはコミックスのSBSにて補足がされている。
 それによれば、そもギア4に「動けなくなる」というリスクはないとの事。周りに助けてくれる人がいれば頼るし、今回の様に単独でどうにかしなければならない場合なら、頑張って逃げ切ると。

 まあアニメでのボコられっぷりを見てると、「それにしても元気すぎでは」なんて思うところもあるが……まあそこは、ルフィの基礎戦闘力の上昇により、耐久力も上がったんだと捉えておこう。
 メシを喰えば体力が回復する異常体質のルフィのこと、「カタクリの加々身モチを喰いまくったから回復した」という理屈を、マジメな考察として取り入れる事すら可能だし。
 実際、アレはルフィの体力回復に一役買ってしまった気がする。ルフィに食い物で戦いを挑んではいけない。(結論)



>ルフィ「ここで覇気が戻るのをしばらく待つぞ」

 原作では独り言の様だったこのセリフ、何故かアニメでは「枝!」と、ブリュレに対して呼び掛けながら話したセリフとなっている。
 いや、ブリュレが味方なら分かるけど、敵だからね。利用しまくって感覚マヒしてるかもしれないけど、普通に敵だからね。

 これは「ブリュレだよ!」の天丼をやるために、「枝」と呼び掛けさせる必要があったからこその変更点なんだろうけど、個人的にはちょっとクドさを感じてしまった。
 ひとつのシーンで、3回の繰り返しは多いって。ちょっとウケたネタを繰り返しまくる若手芸人か。



>ビッグ・マム海賊団包囲網

 ナワバリウミウシからの位置情報に頼れなくなった事で、モンドールは戦力の多くを海上へと投入。物量に任せる形で、逃げた3つの海賊団を追跡する事に。
 タルト軍艦や幹部達の船に加え、歌う船ことクイーン・ママ・シャンテ号の姿もある。オーブンやヌストルテなどの他所へと割いた戦力を除けば、総力をもって潰しにかかったと言ってもいいかもしれん。



 そして長女・コンポートが乗る船には、ガレットの他にもお茶会前に寿命を抜かれたハズのモスカートの姿が。

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 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 お前……いつの間に復活してたんだ……さらっと居すぎて、スルーしかけたわ。

 原作でも別のタイミングで存命を確認できるモスカートだが、アニメではそれに先駆けての復活。モンドールがホーミーズに寿命の回収を命令してたんで、それを注ぎ込む事で復活出来たんだろう。
 ソルソルの実の能力で奪ったソウルは、他の人間に投入する事はできないが、元の持ち主に返還する事は可能なんだと思われる。
 ビッグ・マム本人が寿命を戻してやったのか、ホーミーズ等によってソウルの回収さえ出来れば、誰でも戻せるのかは微妙なところだけど。

 つまり同じように寿命を奪われてしまったオペラも、ソウルさえ集めれば復活は可能という事。
 なのでオペラをけしかけたスムージー姐さんは、責任をもってオペラのソウルを拾い集めてあげて下さいね。状況が状況だから、誰もオペラのソウル、回収してないと思うし。



【登場した技】 
力餅
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーンを含む

 冒頭のオリジナルシーンにて、ルフィが両腕同時に放った“猿王銃”の様な攻撃に対し、こちらも2つの“無双ドーナツ”から同時に使用。ルフィの攻撃を防いだ。

 その後ルフィの“猿王銃”に対し、伸びた腕へとこの技を当てる事で攻撃を防ぐ。更にルフィの背後へと回り込ませた“無双ドーナツ”からもう一発使用。こちらは、ルフィが反射的に振り返った事で腹部へと直撃を喰らわせた。

 またギア4の時間切れを迎えたルフィを追跡する際には、“流れモチ”により距離を詰めた後に使用。
 2発の攻撃を繰り出したが、これは回避されている。


ゴムゴムの犀榴弾砲リノシュナイダー
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン

 カタクリとの戦闘にて使用。
 しかし、カタクリのモチモチの能力と見聞色を併用した回避術によって避けられた。


鳥モチ
使用者:カタクリ
※アニメオリジナル技
※アニメオリジナルシーン


 掌から放った紐状のモチで相手を縛り付ける技。
 冒頭のルフィとの戦闘シーンにて使用。ルフィの身体をがんじがらめにし、そのまま投げ飛ばした。 
 その後も身体に絡みついたモチがほどける事はなく、身動きを封じられたところに“雨垂モチ”の追撃を繰り出している。
 だがモチの拘束が脚にまでは及んでいなかったためか、ルフィは宙へと逃げることで攻撃を回避。その後、纏わりついたモチは引きちぎられている。


雨垂モチ
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーン

 鳥モチによって拘束したルフィへの追撃として使用。
 だが上記の通り、ルフィが空中へ跳んだため、攻撃は当たらなかった。


ゴムゴムの猿王銃コングガン
使用者:ルフィ

 カタクリとの戦闘にて使用。
 しかしカタクリの“力餅”を腕へと当てられ、攻撃は失敗に終わった。


流れモチ
使用者:カタクリ

 ギア4の時間制限を目の前にし、退避を選んだルフィに対し使用。
 全身全てを流動的なモチと化し、地を這いながらルフィを追跡。距離を詰め、“力餅”による攻撃を加えようとした。



【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
ナミ・・・・・・・岡村明美
サンジ・・・・・・平田広明
チョッパー・・・・大谷育江
ブルック・・・・・チョー

ビッグ・マム・・・小山茉美
ジンベエ・・・・・宝亀克寿
ベッジ・・・・・・龍田直樹
カタクリ・・・・・杉田智和
プリン・・・・・・桑島法子
キャロット・・・・伊藤かな恵
ペコムズ・・・・・飛田展男
ブリュレ・・・・・三田ゆう子
ニワトリ伯爵・・・麦人
シフォン・・・・・久川綾
ペロスペロー・・・内田夕夜
アマンド・・・・・水田わさび
モンドール・・・・伊丸岡篤
ヴィト・・・・・・岸尾だいすけ
カスタード・・・・鹿野優似
プラリネ・・・・・橘U子
アラディン・・・・長嶝高士

女大臣・・・・・・佐々木愛
WCI31・・・・・・川原慶久 荒井聡太
         藤原貴弘
兵士・・・・・・・宮園拓夢
チェス兵・・・・・坂井易直
島民・・・・・・・香里有佐
ナレーション・・・大場真人