第863話
「突破せよ 麦わらの一味大海戦!」
【原作の対応話数】
88巻 第889話~
89巻 第890話 2ページ目まで
89巻 第890話 2ページ目まで
もくじ
・あらすじ
・原作からの変更点
・感想
・登場した技
・声の出演
【あらすじ】
ビッグ・マムの食いわずらい発症から8時間。ビッグ・マムの様子には、目に見えて異変が生じていた。身体は痩せていき、息を荒げ衰弱した様子を見せるビッグ・マム。彼女はナポレオンの念波を使い、離れ離れとなったゼウスとプロメテウスを呼び寄せる。
食いわずらいを止めるための唯一の手段であるウェディングケーキは、ベッジの船によって運ばれていた。信用のおけない暗殺者の手にケーキが渡ってしまった事に、焦りを見せるペロスペロー。彼の予感は的中し、ベッジはビッグ・マム暗殺のため、ケーキの中に毒を混ぜようとしていた。しかしサンジは、コックとしてのプライドを貫くため、ケーキに毒や爆薬を仕込む事を固く拒否する。
考え方の違いからサンジと対立するベッジだが、彼のクリームを一口食した事で、様子が一変。そのあまりの美味さと幸福感を体感したベッジ。シフォンの説得もあり、彼が毒を仕込むべきだという主張を続ける事はなくなっていた。
スーロンという真の力を発揮し、ダイフクの艦隊を翻弄し続けるキャロット。しかし、彼女の変身にも限界が訪れていた。その圧倒的な強さの副作用として、徐々に意識を失いかけてしまうキャロット。迫りくるダイフクの魔人を前にして、彼女は遂に膝を折ってしまう。だが魔人の攻撃が炸裂するよりも早く、ブルックは彼女を救い出し、船へと帰還するのだった。
キャロットの活躍により、包囲網を突破する道を得たサニー号。しかしそんな時、ビッグ・マムが動きを見せた。プロメテウスとの合体により、異形の姿となったビッグ・マムは、サニー号へと乗り移る。
海上での逃亡戦は、遂にビッグ・マムとの直接対決を迎えてしまうのだった。
ビッグ・マムの食いわずらい発症から8時間。ビッグ・マムの様子には、目に見えて異変が生じていた。身体は痩せていき、息を荒げ衰弱した様子を見せるビッグ・マム。彼女はナポレオンの念波を使い、離れ離れとなったゼウスとプロメテウスを呼び寄せる。
食いわずらいを止めるための唯一の手段であるウェディングケーキは、ベッジの船によって運ばれていた。信用のおけない暗殺者の手にケーキが渡ってしまった事に、焦りを見せるペロスペロー。彼の予感は的中し、ベッジはビッグ・マム暗殺のため、ケーキの中に毒を混ぜようとしていた。しかしサンジは、コックとしてのプライドを貫くため、ケーキに毒や爆薬を仕込む事を固く拒否する。
考え方の違いからサンジと対立するベッジだが、彼のクリームを一口食した事で、様子が一変。そのあまりの美味さと幸福感を体感したベッジ。シフォンの説得もあり、彼が毒を仕込むべきだという主張を続ける事はなくなっていた。
スーロンという真の力を発揮し、ダイフクの艦隊を翻弄し続けるキャロット。しかし、彼女の変身にも限界が訪れていた。その圧倒的な強さの副作用として、徐々に意識を失いかけてしまうキャロット。迫りくるダイフクの魔人を前にして、彼女は遂に膝を折ってしまう。だが魔人の攻撃が炸裂するよりも早く、ブルックは彼女を救い出し、船へと帰還するのだった。
キャロットの活躍により、包囲網を突破する道を得たサニー号。しかしそんな時、ビッグ・マムが動きを見せた。プロメテウスとの合体により、異形の姿となったビッグ・マムは、サニー号へと乗り移る。
海上での逃亡戦は、遂にビッグ・マムとの直接対決を迎えてしまうのだった。
【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・前回ラストシーンに引き続き、ルフィとカタクリの戦闘描写が追加。
覇気とギア3の併用技で攻めるルフィだが、カタクリはそれらの攻撃を全て予知することで回避。無双ドーナツから放たれる攻撃で返り討ちにした。
更にその後、ダメ押しとばかりに地面から多量の無双ドーナツを出現させている。
・ババロア率いる後方の艦隊から放たれるサニー号への砲撃を、ナミやチョッパーの指示を受けたジンベエの操舵により回避していくシーン追加。
・食いわずらいを長く止められなかった事によるビッグ・マムの異変に対し、ババロアやペロスペローだけでなくスムージーが反応を見せる様に描写が追加。
・ババロアがビッグ・マムの異変に気付いた際、原作ではビッグ・マムの肩に乗ったままだったペロスペローが、アメウミウシの上に降りている様に変更。
・ケーキを作り終えたプリンが向かっている事を伝えるババロアのセリフが、一部変更。
原作 「確かにプリンなんだが ケーキを運んでるのは…ベッジの船だと…」
アニメ「確かにケーキを運んでるのはプリンなんだが …その船がベッジの船だと…」
・ベッジの船にて、サンジがパティシエ達にケーキの総仕上げの指示を出している描写が追加。
・ベッジの指示により、部下達がケーキに毒を混ぜようとするシーンが加筆。これに気付いたサンジは、咄嗟に毒の入った樽を船の外へと蹴り出している。
また海に落ちた毒により、海中の魚が死体となって浮き上がって来ている。
・サンジがシムシムホイップをベッジに食べさせる際、原作ではベッジの葉巻を掴んでから食わせているが、アニメではそのまま。
・クリームを口にした事で倒れたベッジが「し、死ぬ…」と呟いた事で、サンジに銃を突き付けていたヴィトが「黒足!てめェやっぱり!」と怒りを見せる描写が追加。(直後、美味さで死にかけていただけである事が発覚し、誤解はとけている。)
・ベッジの無事が発覚した際、ゴッティや部下達が涙を流して安心する描写が追加。
・クリームの味を知ったベッジが、心の中で「このケーキなら もしかするとビッグ・マムも…」と呟くセリフ追加。
・後方のババロアの艦隊からの砲撃に対し、チョッパーやナミがそれぞれの技で迎撃するシーンが追加。
前方からの砲撃に対しては、ジンベエの操舵術により船を急速に左右させ、回避している。
・海面を駆けるブルックに対し、ダイフクの部下達が銃撃を浴びせるシーンが加筆。
これに対し、ブルックは高く跳躍し、“眠り唄・フラン”の音色によって彼らを眠らせている。
・原作においてダイフクが“魔人細断”を放つシーンにて、使用された技が“魔人斬 ”に変更となった。
“魔人細断”は、後述の様に原作とは異なる役割で使用されている。
・ダイフクを翻弄しながらタルト軍艦の舵輪を破壊して回るキャロットが、その最中に息を切らせて膝をつく描写が追加。
・スーロン化の疲労によって倒れかけたキャロットに、ダイフクが“魔人細断”の攻撃を繰り出すシーンが追加。
タルト軍艦を両断しながら繰り出される攻撃に、キャロットは死を覚悟し、心の中でペドロへの謝罪を述べると共に「私も少しはルフィ達の役に立てたかな?」と呟いている。
・原作ではスーロン化の副作用で意識を失いかけたキャロットが、駆けつけたブルックに自ら飛び乗っていたが、アニメでは上記の“魔人細断”の攻撃を喰らいかけたキャロットをブルックが救出するという形に変更された。
・艦隊の包囲を崩し、サニー号へと戻ったキャロットに対し、チョッパーが「でかしたぞ! さすがおれの妹分だ キャロット!」と称えるセリフが追加。これに対し、キャロットは「役に立てて嬉しい」と呟いている。
・ナポレオンの刃状態への変形や、ビッグ・マムとプロメテウスの合体描写の詳細が加筆。
また、原作ではビッグ・マムを乗せたタイミングでは通常時と変わらない状態だったゼウスが、雷雲となって表情も変更されている。
・ラストシーンにて、ルフィとカタクリの戦闘描写追加。
カタクリは“九頭モチ”というアニメオリジナルの技により、ルフィに拳を連続で叩き込んでいる。
・“九頭モチ”の攻撃を受けた後、立ち上がったルフィに対し、未来を予測したカタクリが「何の真似だ?」と問いかけるシーン追加。
これに対し、ルフィが再び目を閉じようとする描写追加。
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・前回ラストシーンに引き続き、ルフィとカタクリの戦闘描写が追加。
覇気とギア3の併用技で攻めるルフィだが、カタクリはそれらの攻撃を全て予知することで回避。無双ドーナツから放たれる攻撃で返り討ちにした。
更にその後、ダメ押しとばかりに地面から多量の無双ドーナツを出現させている。
・ババロア率いる後方の艦隊から放たれるサニー号への砲撃を、ナミやチョッパーの指示を受けたジンベエの操舵により回避していくシーン追加。
・食いわずらいを長く止められなかった事によるビッグ・マムの異変に対し、ババロアやペロスペローだけでなくスムージーが反応を見せる様に描写が追加。
・ババロアがビッグ・マムの異変に気付いた際、原作ではビッグ・マムの肩に乗ったままだったペロスペローが、アメウミウシの上に降りている様に変更。
・ケーキを作り終えたプリンが向かっている事を伝えるババロアのセリフが、一部変更。
原作 「確かにプリンなんだが ケーキを運んでるのは…ベッジの船だと…」
アニメ「確かにケーキを運んでるのはプリンなんだが …その船がベッジの船だと…」
・ベッジの船にて、サンジがパティシエ達にケーキの総仕上げの指示を出している描写が追加。
・ベッジの指示により、部下達がケーキに毒を混ぜようとするシーンが加筆。これに気付いたサンジは、咄嗟に毒の入った樽を船の外へと蹴り出している。
また海に落ちた毒により、海中の魚が死体となって浮き上がって来ている。
・サンジがシムシムホイップをベッジに食べさせる際、原作ではベッジの葉巻を掴んでから食わせているが、アニメではそのまま。
・クリームを口にした事で倒れたベッジが「し、死ぬ…」と呟いた事で、サンジに銃を突き付けていたヴィトが「黒足!てめェやっぱり!」と怒りを見せる描写が追加。(直後、美味さで死にかけていただけである事が発覚し、誤解はとけている。)
・ベッジの無事が発覚した際、ゴッティや部下達が涙を流して安心する描写が追加。
・クリームの味を知ったベッジが、心の中で「このケーキなら もしかするとビッグ・マムも…」と呟くセリフ追加。
・後方のババロアの艦隊からの砲撃に対し、チョッパーやナミがそれぞれの技で迎撃するシーンが追加。
前方からの砲撃に対しては、ジンベエの操舵術により船を急速に左右させ、回避している。
・海面を駆けるブルックに対し、ダイフクの部下達が銃撃を浴びせるシーンが加筆。
これに対し、ブルックは高く跳躍し、“眠り唄・フラン”の音色によって彼らを眠らせている。
・原作においてダイフクが“魔人細断”を放つシーンにて、使用された技が“
“魔人細断”は、後述の様に原作とは異なる役割で使用されている。
・ダイフクを翻弄しながらタルト軍艦の舵輪を破壊して回るキャロットが、その最中に息を切らせて膝をつく描写が追加。
・スーロン化の疲労によって倒れかけたキャロットに、ダイフクが“魔人細断”の攻撃を繰り出すシーンが追加。
タルト軍艦を両断しながら繰り出される攻撃に、キャロットは死を覚悟し、心の中でペドロへの謝罪を述べると共に「私も少しはルフィ達の役に立てたかな?」と呟いている。
・原作ではスーロン化の副作用で意識を失いかけたキャロットが、駆けつけたブルックに自ら飛び乗っていたが、アニメでは上記の“魔人細断”の攻撃を喰らいかけたキャロットをブルックが救出するという形に変更された。
・艦隊の包囲を崩し、サニー号へと戻ったキャロットに対し、チョッパーが「でかしたぞ! さすがおれの妹分だ キャロット!」と称えるセリフが追加。これに対し、キャロットは「役に立てて嬉しい」と呟いている。
・ナポレオンの刃状態への変形や、ビッグ・マムとプロメテウスの合体描写の詳細が加筆。
また、原作ではビッグ・マムを乗せたタイミングでは通常時と変わらない状態だったゼウスが、雷雲となって表情も変更されている。
・ラストシーンにて、ルフィとカタクリの戦闘描写追加。
カタクリは“九頭モチ”というアニメオリジナルの技により、ルフィに拳を連続で叩き込んでいる。
・“九頭モチ”の攻撃を受けた後、立ち上がったルフィに対し、未来を予測したカタクリが「何の真似だ?」と問いかけるシーン追加。
これに対し、ルフィが再び目を閉じようとする描写追加。
【感想】
・VSカタクリ
前々回辺りから、各話の冒頭とラストに挿入されるのが通例となったルフィとカタクリの決戦。
サニー号やサンジサイドのエピソードが中心となってる間、原作では鏡世界内の描写が途切れる形になっていたんで、そうならない為の配慮なんでしょうね。アニメ的に主人公不在のエピソードが続くのがよろしくなかったのか、間を空けすぎる事で演者さん達の芝居のテンションを落としてしまう事を避けたかったのか、って感じですかね。
バトル内容的には、ルフィが猛攻を仕掛ける→カタクリが未来予知で回避しながら反撃するといういつもの流れ。ワンパターンと言えばワンパターンですが、事実それだけの戦力差があるので仕方がない。
それよりも、どう見ても武装硬化を使用しているにもかかわらず、攻撃の技名が“巨人のバズーカ”と覇気を用いないギア3時のものになってしまっているのが気になる。
覇気を纏った“巨人の回転弾”の方はまだ原作未登場なので、名前に変化がないのも仕方ないところはあるのですが、前者に関しては“ゴムゴムの灰熊銃 ”があるのでやっぱり謎。
まあ一応、ONE PIECEの必殺技は公式に定義が解説されているものが少ないんで、実は技名が変わる条件が「覇気の有無」以外にも存在するのかもしれないですが、まあ、たぶんスタッフさんが失念してたんでしょうね。
>九頭モチ
一方で、カタクリにも“鳥モチ”以来のオリジナル技が登場しています。
“九頭 モチ”と呼ばれるこの技は、無数に展開した“無双ドーナツ”から、連続して“力餅”の攻撃を浴びせるというものの様。
単なる力餅の乱打技なら、のちに登場する“餅吟着”の方が手数も多く、より強力そうな印象を受けますが、九頭モチの場合は放った腕が折れ曲がって相手を狙うという“ゴムゴムの大蛇砲”の様な動きを見せています。と言っても、今回確認できる攻撃では腕が一回曲がった程度で、“大蛇砲”ほどの追尾性能を持っているのかは分かりませんけど。
原作では最終決戦まで見せていなかった“大蛇砲”を戦いの途中で一度使用させた(アニメ第857話)のは、こうやってカタクリに技を模倣させるシーンを描く狙いもあったんでしょうかね。
そもそも、力餅は単発で放っても“ギア4”状態のルフィを吹き飛ばせるほどの火力を誇る攻撃技。そこに攻撃の軌道を途中で変更できる術が加わったのだとすれば、中々に強力な技になりそう。
見聞色の達人であるカタクリが使えば、敵が回避する方向を事前に察知し、そこへ向けて追撃を浴びせるという芸当も出来るので。
下手に手数に頼るよりも、この方法で一発一発を確実にヒットさせていった方が効果的なんじゃないか、という気もします。
>ビッグ・マム毒殺計画
サンジが蹴り出した毒に巻き込まれた海中の魚、ちょっとかわいそう。
それはまあ置いといて、そもそも毒や爆薬を仕込む事が出来たからと言って、ビッグ・マムにそれが通用するのかと言えば、本来かなり怪しいところ。
とは言え、どうせ敵に食わせるケーキならばやれるだけの事をやっておこうとするのは理解できるし、食いわずらいで衰弱したビッグ・マムの肉体ならば毒に対する抵抗力も落ちている可能性はあるので、ベッジの作戦は間違ってはいないんですけど。
単純な損得勘定で言えば、このケーキを暗殺に役立てようとするベッジの作戦は正論なのですが、それはサンジのコックとしてのプライドには反するものでした。
このケーキにビッグ・マムは納得するのか。納得したところで、サンジやベッジ達にとって彼女が脅威である事に変わりはないのではないのか。問題点は依然残っていますが、そも、このケーキはサンジとプリン、シフォンが中心となって作り上げたもの。当然、そのケーキをどの様に使うかを決める権利は、彼らだけにある。
サンジが食いわずらいを止める為のケーキを作ったのは、今もビッグ・マムの脅威に晒される「仲間のため」であり、食べたいものを食べられずにいる「ビッグ・マムという客のため」でもあります。
「食いてェ奴には食わせてやる」というバラティエ時代から曲がらない信念は、四皇という世界最強クラスの敵を前にしてなお、揺らぐ事はなかったのですね。
>「ビッグ・マムが昔 何者だったか」
現時点で判明している「ビッグ・マムの過去」と言えば、マザー・カルメルの失踪事件にまつわるもの。
しかしこれはマムの子供達ですら詳細には聞かされていない事件であり、知っているのは精々現場を目撃したシュトロイゼンぐらいでしょう。エルバフの巨人達はリンリンの名を口にする事も嫌う状態なので、仮に巨人たちとの接触があったとしても聞き出すのは難しい。何よりベッジ本人がカルメルに関して「詳細は不明」と言っているので、彼が言う「ビッグ・マムの過去」も、カルメルの件とはまったくの無関係(おそらく、海賊としてリンリンが名を上げて来た後の話)なんでしょうね。
と、なるとやっぱりアレですかね。のちに登場する、40年前に一時代を築いた勢力。その時代のお話なのかな。
尾田さんの話じゃ、そのうち「ある伝説」の存在がルフィ達と戦う事になるそうなので、その時に明らかになるんでしょうかね。楽しみです。
当初の予定とは違い、2018年中に彼らが登場する事はなさそうだけれど、まあ想定の範囲内ですね。気長に待ちます。
>ヴィト「黒足! てめェやっぱり!」
ベッジが倒れた事を受けて、サンジに銃を突きつけるヴィト。これ自体は原作でもあったシーンなのですが、アニメではベッジの「死ぬ…(ほど美味い)」という言葉を聞いた後のヴィトのセリフが追加された事で、彼のサンジに対する怒りや敵意がより分かりやすく描写される形に。
ヴィトと言えば、ジェルマ66に対する強い憧れを持つ男。それはサンジに対しても同様であり、サンジを追っていたボビンを秘密裏に討ったり、荷台ごとケーキを蹴り上げた際には称賛の言葉を送ったりもしていました。
そんなミーハーな彼も、ベッジに害を成すとあればジェルマに対してでも敵意を向ける。ジェルマへの心酔も、ベッジへの忠義の前には塵も同然なのです。
サンジへと銃を向けるヴィトの姿からは、ベッジに対する強固な忠誠心が見て取れて、個人的に好きなシーンでした。
>風速計
ババロア率いる艦隊から放たれた砲弾を、叩き落すために使用された技。
原作において、ナミの必殺技である“風速計”が登場したのは、第90巻現在までの中で2回。
一度はエニエスロビーでのカリファ戦、二度目はスリラーバークでのアブサロム戦と、双方ともに“完全版 “天候棒” を使用していた時代に登場しています。
これは“サンダー=チャージ”によってタクトに貯められた電撃を利用し、相手を攻撃する技ですが、原作では今回登場したものの様に遠距離へと電撃を飛ばせる技とは違った。
完全版天候棒の各タクトは内部でワイヤー状の紐で繋がっている様で、これを利用して先端の電撃を蓄えたタクトをヌンチャクの様に振り回し、叩き付ける事で相手を感電させるという、言ってしまえば打撃技の延長線上にある技でした。
正直ここで感想を書き始める前のアニメ版にそこまで詳しくないので、もしかしたらアニメでは異なる型の“風速計”が既に登場しているのかもしれないけれど、少なくとも原作に登場したものと比べると、今回の“風速計”はかなり異形な使われ方をしていますね。
これは天候棒が進化した事により、技がパワーアップしたものと捉えて良いんですかね。形状の変化やウェザリアの天候科学の搭載により、天候棒を使って出来る事もかなり変わっていますし。
逆に現在の形状では出来なくなった事も存在していそうですが。少なくとも本来の“風速計”の様な「タクトを分離させて振り回す」なんて芸当は、一本のタクトを伸縮させる形式となった今の天候棒では絶対に不可能でしょうし。
しかしこれだけ自在に雷を操れるようになると、わざわざ雲を発生させるひと手間が必要になる“サンダーボルト=テンポ”系列の技はちょっと立つ瀬がない気もする。雷の威力とか、違ってくるんでしょうけど。
ババロア艦隊が撃ってきた砲弾までの結構な距離を狙い撃ちしてるので、リーチに関しても申し分ないですし。
>キャロットのスーロン化
オープニングの映像でも、シルエット部分が解除され姿が見える様になっていたスーロン化キャロット。
原作では意識の限界こそ示されていたものの、戦闘面では基本的に無双状態だったのですが、アニメでは撤退前に限界を迎えてしまい少々ピンチに。
その影響もあって、原作では単に「船へと戻るための橋渡し」に過ぎなかったブルックの救援が、キャロットの窮地を救った救世主の様に。見せ場持っていきよりますわ、死体男爵さん。
というかどうでも良いですけど、キャロットの「あティア助かる!」ってダイフクに向けて言ってたんですかね、コレ。ダイフクの魔人を利用して、高く跳躍した感じで。
てっきりブルックが救援に来てくれた事に対するセリフかと思ってたんですけど、アニメではセリフはそのままに、まだキャロットはブルックの到来に気付いていない状態みたいですし。
原作ではイマイチ確認しづらいですが、アニメではダイフクの“魔人斬”(原作での魔人細断の立ち位置)を回避する際に、「カキィン!」という音が響いている。どうも、魔人の剣を蹴る事で、更に高く跳躍したっぽい感じですかね。ゾウ編の導入でゾロの斬撃を避けた時とかもそうですけど、エレクトロの応用か何かで、刀剣(鉄?)に反応して宙へと浮かぶ技術みたいなものなのかな。
>魔人細断
ダイフクが使用する、ホヤホヤの実の能力によって出現させた魔人の薙刀を力強く振り下ろし、敵を両断する技。
パッと見“魔人斬 ”と何が違うのか、イマイチ分かりにくいのですが、今回のアニメ版での描写を見るに「魔人細断=魔人斬の強化技」ぐらいの解釈で良いのかな?
原作ではあまり有用でなかった“魔人細断”が使われていたところを“魔人斬”に変更している辺り、意図的に“魔人細断”を強技として印象付けようとしている気がする。。
原作じゃ良いとこなし……どころか味方に対する被害ばっかり増やしてしまったダイフクさんですが、キャロットの疲弊ゆえの自滅とはいえ、今一歩のところにまで追い込む事になったのは活躍と呼んでも良いかな。良かったですね、ダイフクさん。
>ババロア「ダイフク兄ちゃんはもうダメだ!」
ペロス兄「使えねェなァ~~!ダイフクの奴め!!」
ヒドイや2人して、と言おうと思ったけど、別にその通りだった。
>海面を駆けるブルック
ご存知の通り、ブルックが海を走る事が出来るのは、死んで骨だけである事により体重が非常に軽いから。
……なので、キャロットを担ぐことにより1人分の重量が加わった状態では、本来ならその軽さも活かせず海に沈んでしまう筈。
しかし現にブルックはキャロットの重さをものともせず、海面を駆ける事ができている。勢いってコエーよな、とどこかの人面ヒトデの様に開き直っても良いんですが、これはどちらかと言うと「身体が軽いから沈まない」というより、「身体の軽さに由来する足の動きの速さ」のおかげで沈まずにいられるのかもですね。
要は「左足が沈む前に右足を出せば沈まずに走れるはず」っていう小学生の様な理論を、実現できちゃった人なので。自分の上にかかった重量が重かろうと、あのダバダバ走りの速さに支障さえなければ、沈まずにいれるんでしょう。結局のところ、理屈より勢いですね。
>今日のスムージー姐さん
前回より、ババロア艦隊の後方支援として、サニー号追撃戦に加わったスムージー姐さん。
彼女の今回の出番を羅列して見ると……
〇1回目
(食いわずらいの影響から衰弱した様子を見せるビッグ・マムを見ながら)
スムージー「ママ……」
〇2回目
(プロメテウスと合体したビッグ・マムを見ながら)
スムージー「ママ……」
以上2箇所、第863話におけるスムージー姐さんの輝かしい出番の全てでした。ババロアやペロスの様な説明役としてすら機能しない徹底的なカヤの外っぷり。期待を裏切りません。
私の中の鬼越トマホークが「お前の役割モブでも出来んだよ!」とツッコんでいる。
まあ、あくまでも後方支援として駆けつけたばかりなんで、ほとんど活躍しないのも今は仕方ないですね。前衛に躍り出た後に期待しておきましょうね。
・VSカタクリ
前々回辺りから、各話の冒頭とラストに挿入されるのが通例となったルフィとカタクリの決戦。
サニー号やサンジサイドのエピソードが中心となってる間、原作では鏡世界内の描写が途切れる形になっていたんで、そうならない為の配慮なんでしょうね。アニメ的に主人公不在のエピソードが続くのがよろしくなかったのか、間を空けすぎる事で演者さん達の芝居のテンションを落としてしまう事を避けたかったのか、って感じですかね。
バトル内容的には、ルフィが猛攻を仕掛ける→カタクリが未来予知で回避しながら反撃するといういつもの流れ。ワンパターンと言えばワンパターンですが、事実それだけの戦力差があるので仕方がない。
それよりも、どう見ても武装硬化を使用しているにもかかわらず、攻撃の技名が“巨人のバズーカ”と覇気を用いないギア3時のものになってしまっているのが気になる。
覇気を纏った“巨人の回転弾”の方はまだ原作未登場なので、名前に変化がないのも仕方ないところはあるのですが、前者に関しては“ゴムゴムの
まあ一応、ONE PIECEの必殺技は公式に定義が解説されているものが少ないんで、実は技名が変わる条件が「覇気の有無」以外にも存在するのかもしれないですが、まあ、たぶんスタッフさんが失念してたんでしょうね。
>九頭モチ
一方で、カタクリにも“鳥モチ”以来のオリジナル技が登場しています。
“
単なる力餅の乱打技なら、のちに登場する“餅吟着”の方が手数も多く、より強力そうな印象を受けますが、九頭モチの場合は放った腕が折れ曲がって相手を狙うという“ゴムゴムの大蛇砲”の様な動きを見せています。と言っても、今回確認できる攻撃では腕が一回曲がった程度で、“大蛇砲”ほどの追尾性能を持っているのかは分かりませんけど。
原作では最終決戦まで見せていなかった“大蛇砲”を戦いの途中で一度使用させた(アニメ第857話)のは、こうやってカタクリに技を模倣させるシーンを描く狙いもあったんでしょうかね。
そもそも、力餅は単発で放っても“ギア4”状態のルフィを吹き飛ばせるほどの火力を誇る攻撃技。そこに攻撃の軌道を途中で変更できる術が加わったのだとすれば、中々に強力な技になりそう。
見聞色の達人であるカタクリが使えば、敵が回避する方向を事前に察知し、そこへ向けて追撃を浴びせるという芸当も出来るので。
下手に手数に頼るよりも、この方法で一発一発を確実にヒットさせていった方が効果的なんじゃないか、という気もします。
>ビッグ・マム毒殺計画
サンジが蹴り出した毒に巻き込まれた海中の魚、ちょっとかわいそう。
それはまあ置いといて、そもそも毒や爆薬を仕込む事が出来たからと言って、ビッグ・マムにそれが通用するのかと言えば、本来かなり怪しいところ。
とは言え、どうせ敵に食わせるケーキならばやれるだけの事をやっておこうとするのは理解できるし、食いわずらいで衰弱したビッグ・マムの肉体ならば毒に対する抵抗力も落ちている可能性はあるので、ベッジの作戦は間違ってはいないんですけど。
単純な損得勘定で言えば、このケーキを暗殺に役立てようとするベッジの作戦は正論なのですが、それはサンジのコックとしてのプライドには反するものでした。
このケーキにビッグ・マムは納得するのか。納得したところで、サンジやベッジ達にとって彼女が脅威である事に変わりはないのではないのか。問題点は依然残っていますが、そも、このケーキはサンジとプリン、シフォンが中心となって作り上げたもの。当然、そのケーキをどの様に使うかを決める権利は、彼らだけにある。
サンジが食いわずらいを止める為のケーキを作ったのは、今もビッグ・マムの脅威に晒される「仲間のため」であり、食べたいものを食べられずにいる「ビッグ・マムという客のため」でもあります。
「食いてェ奴には食わせてやる」というバラティエ時代から曲がらない信念は、四皇という世界最強クラスの敵を前にしてなお、揺らぐ事はなかったのですね。
>「ビッグ・マムが昔 何者だったか」
現時点で判明している「ビッグ・マムの過去」と言えば、マザー・カルメルの失踪事件にまつわるもの。
しかしこれはマムの子供達ですら詳細には聞かされていない事件であり、知っているのは精々現場を目撃したシュトロイゼンぐらいでしょう。エルバフの巨人達はリンリンの名を口にする事も嫌う状態なので、仮に巨人たちとの接触があったとしても聞き出すのは難しい。何よりベッジ本人がカルメルに関して「詳細は不明」と言っているので、彼が言う「ビッグ・マムの過去」も、カルメルの件とはまったくの無関係(おそらく、海賊としてリンリンが名を上げて来た後の話)なんでしょうね。
と、なるとやっぱりアレですかね。のちに登場する、40年前に一時代を築いた勢力。その時代のお話なのかな。
尾田さんの話じゃ、そのうち「ある伝説」の存在がルフィ達と戦う事になるそうなので、その時に明らかになるんでしょうかね。楽しみです。
当初の予定とは違い、2018年中に彼らが登場する事はなさそうだけれど、まあ想定の範囲内ですね。気長に待ちます。
>ヴィト「黒足! てめェやっぱり!」
ベッジが倒れた事を受けて、サンジに銃を突きつけるヴィト。これ自体は原作でもあったシーンなのですが、アニメではベッジの「死ぬ…(ほど美味い)」という言葉を聞いた後のヴィトのセリフが追加された事で、彼のサンジに対する怒りや敵意がより分かりやすく描写される形に。
ヴィトと言えば、ジェルマ66に対する強い憧れを持つ男。それはサンジに対しても同様であり、サンジを追っていたボビンを秘密裏に討ったり、荷台ごとケーキを蹴り上げた際には称賛の言葉を送ったりもしていました。
そんなミーハーな彼も、ベッジに害を成すとあればジェルマに対してでも敵意を向ける。ジェルマへの心酔も、ベッジへの忠義の前には塵も同然なのです。
サンジへと銃を向けるヴィトの姿からは、ベッジに対する強固な忠誠心が見て取れて、個人的に好きなシーンでした。
>
ババロア率いる艦隊から放たれた砲弾を、叩き落すために使用された技。
原作において、ナミの必殺技である“風速計”が登場したのは、第90巻現在までの中で2回。
一度はエニエスロビーでのカリファ戦、二度目はスリラーバークでのアブサロム戦と、双方ともに“
これは“サンダー=チャージ”によってタクトに貯められた電撃を利用し、相手を攻撃する技ですが、原作では今回登場したものの様に遠距離へと電撃を飛ばせる技とは違った。
完全版天候棒の各タクトは内部でワイヤー状の紐で繋がっている様で、これを利用して先端の電撃を蓄えたタクトをヌンチャクの様に振り回し、叩き付ける事で相手を感電させるという、言ってしまえば打撃技の延長線上にある技でした。
正直ここで感想を書き始める前のアニメ版にそこまで詳しくないので、もしかしたらアニメでは異なる型の“風速計”が既に登場しているのかもしれないけれど、少なくとも原作に登場したものと比べると、今回の“風速計”はかなり異形な使われ方をしていますね。
これは天候棒が進化した事により、技がパワーアップしたものと捉えて良いんですかね。形状の変化やウェザリアの天候科学の搭載により、天候棒を使って出来る事もかなり変わっていますし。
逆に現在の形状では出来なくなった事も存在していそうですが。少なくとも本来の“風速計”の様な「タクトを分離させて振り回す」なんて芸当は、一本のタクトを伸縮させる形式となった今の天候棒では絶対に不可能でしょうし。
しかしこれだけ自在に雷を操れるようになると、わざわざ雲を発生させるひと手間が必要になる“サンダーボルト=テンポ”系列の技はちょっと立つ瀬がない気もする。雷の威力とか、違ってくるんでしょうけど。
ババロア艦隊が撃ってきた砲弾までの結構な距離を狙い撃ちしてるので、リーチに関しても申し分ないですし。
>キャロットのスーロン化
オープニングの映像でも、シルエット部分が解除され姿が見える様になっていたスーロン化キャロット。
原作では意識の限界こそ示されていたものの、戦闘面では基本的に無双状態だったのですが、アニメでは撤退前に限界を迎えてしまい少々ピンチに。
その影響もあって、原作では単に「船へと戻るための橋渡し」に過ぎなかったブルックの救援が、キャロットの窮地を救った救世主の様に。見せ場持っていきよりますわ、死体男爵さん。
というかどうでも良いですけど、キャロットの「あティア助かる!」ってダイフクに向けて言ってたんですかね、コレ。ダイフクの魔人を利用して、高く跳躍した感じで。
てっきりブルックが救援に来てくれた事に対するセリフかと思ってたんですけど、アニメではセリフはそのままに、まだキャロットはブルックの到来に気付いていない状態みたいですし。
原作ではイマイチ確認しづらいですが、アニメではダイフクの“魔人斬”(原作での魔人細断の立ち位置)を回避する際に、「カキィン!」という音が響いている。どうも、魔人の剣を蹴る事で、更に高く跳躍したっぽい感じですかね。ゾウ編の導入でゾロの斬撃を避けた時とかもそうですけど、エレクトロの応用か何かで、刀剣(鉄?)に反応して宙へと浮かぶ技術みたいなものなのかな。
>魔人細断
ダイフクが使用する、ホヤホヤの実の能力によって出現させた魔人の薙刀を力強く振り下ろし、敵を両断する技。
パッと見“
原作ではあまり有用でなかった“魔人細断”が使われていたところを“魔人斬”に変更している辺り、意図的に“魔人細断”を強技として印象付けようとしている気がする。。
原作じゃ良いとこなし……どころか味方に対する被害ばっかり増やしてしまったダイフクさんですが、キャロットの疲弊ゆえの自滅とはいえ、今一歩のところにまで追い込む事になったのは活躍と呼んでも良いかな。良かったですね、ダイフクさん。
>ババロア「ダイフク兄ちゃんはもうダメだ!」
ペロス兄「使えねェなァ~~!ダイフクの奴め!!」
ヒドイや2人して、と言おうと思ったけど、別にその通りだった。
>海面を駆けるブルック
ご存知の通り、ブルックが海を走る事が出来るのは、死んで骨だけである事により体重が非常に軽いから。
……なので、キャロットを担ぐことにより1人分の重量が加わった状態では、本来ならその軽さも活かせず海に沈んでしまう筈。
しかし現にブルックはキャロットの重さをものともせず、海面を駆ける事ができている。勢いってコエーよな、とどこかの人面ヒトデの様に開き直っても良いんですが、これはどちらかと言うと「身体が軽いから沈まない」というより、「身体の軽さに由来する足の動きの速さ」のおかげで沈まずにいられるのかもですね。
要は「左足が沈む前に右足を出せば沈まずに走れるはず」っていう小学生の様な理論を、実現できちゃった人なので。自分の上にかかった重量が重かろうと、あのダバダバ走りの速さに支障さえなければ、沈まずにいれるんでしょう。結局のところ、理屈より勢いですね。
>今日のスムージー姐さん
前回より、ババロア艦隊の後方支援として、サニー号追撃戦に加わったスムージー姐さん。
彼女の今回の出番を羅列して見ると……
〇1回目
(食いわずらいの影響から衰弱した様子を見せるビッグ・マムを見ながら)
スムージー「ママ……」
〇2回目
(プロメテウスと合体したビッグ・マムを見ながら)
スムージー「ママ……」
以上2箇所、第863話におけるスムージー姐さんの輝かしい出番の全てでした。ババロアやペロスの様な説明役としてすら機能しない徹底的なカヤの外っぷり。期待を裏切りません。
私の中の鬼越トマホークが「お前の役割モブでも出来んだよ!」とツッコんでいる。
まあ、あくまでも後方支援として駆けつけたばかりなんで、ほとんど活躍しないのも今は仕方ないですね。前衛に躍り出た後に期待しておきましょうね。
【登場した技】
・ゴムゴムの巨人の バズーカ
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリに対して使用したが、未来視により攻撃を読んだカタクリが先手を打ち、モチモチの能力で伸ばした拳による攻撃を顔面に喰らわせた事で中断された。
またこの際、覇気を纏った攻撃であるにも関わらず、何故か技の名前が“ゴムゴムの灰熊銃”ではなく、通常のギア3時のものとなっている。
・ゴムゴムの巨人の 回転弾
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリとの戦闘にて使用。
“ゴムゴムの巨人のバズーカ”の攻撃に失敗した際、右腕のギア3は解除されたが左腕はそのままとなっていたため、この技を使用。跳躍し左腕からの一撃を放ったが、回避されてしまった。
こちらも“巨人のバズーカ”同様、技名に変化はないが覇気を纏った攻撃となっている。(覇気を纏った状態での“巨人の回転弾”は、第863話放送時点で原作未登場。)
・無双ドーナツ
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーン
ルフィとの戦闘にて2つ同時に使用し、“力餅”を繰り出した。
更にその後、“力餅”の攻撃を浴びせたルフィに対するダメ押しとばかりに、地面から多数の無双ドーナツを出現。“九頭モチ”の攻撃により、ルフィを追い詰めた。
・力餅
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
ルフィとの戦闘にて使用。2つの無双ドーナツからの連続攻撃を仕掛けた。
5打目までを回避したルフィだが、6打目の拳を避け切れず、吹き飛ばされてしまっている。
・毛皮強化
使用者:チョッパー
※アニメオリジナルシーン
※技名は言わずに使用
ババロアの艦隊からの砲撃に対し使用。多数の砲弾を、敵船に目掛けて跳ね返した。
・サンダー=チャージ
使用者:ナミ
※アニメオリジナルシーン
ババロアの艦隊からの砲撃に対抗する為に使用。
魔法の 天候棒 に電撃を発生させ、“風速計 ”へと派生させた。
・風速計
使用者:ナミ
※アニメオリジナルシーン
ババロアの艦隊からの砲撃に対抗する為に使用。
“サンダー=チャージ”によって天候棒に貯めた電撃を解き放ち、砲弾を上空にて迎撃した。
・眠り唄・フラン
使用者:ブルック
※アニメオリジナルシーン
キャロットの援護へと向かうブルックが、自身に銃を向けたダイフクの部下達に対し使用。船上や海面を飛び渡りながら、彼らを眠らせていった。
ダイフクの部下達を眠らせておいたというのは原作でも描写されたが、アニメでは実際に技を使う瞬間のシーンが描かれている。
・魔人斬
使用者:ダイフク
※アニメオリジナルシーン
原作における“魔人細断”の代わりに登場。
スーロン化の副作用によって意識を失いかけたキャロットに対して使用したが、攻撃を跳躍に利用された挙句、またも味方の船を斬り裂いてしまった。
・魔人細断
使用者:ダイフク
※アニメオリジナルシーンを含む
ダイフクが呼びだした魔人によって相手を両断する技。
キャロット戦における役回りは原作とは大きく異なっており、アニメでは疲労により倒れたキャロットを仕留める寸前にまで追い込んだ。
しかし、一足早く駆けつけたブルックによりキャロットが救出された為、トドメを刺すには至らなかった。
・九頭 モチ
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーン
※アニメオリジナル技
多量に展開された“無双ドーナツ”から、“力餅”の乱打を浴びせる技。
ラストシーンにおけるルフィとの戦闘にて使用し、ルフィに無数の拳を喰らわせた。
またこの際出現させた腕が、“ゴムゴムの大蛇砲”の様に途中で1回折れ曲がりながら対象に向かっているのも確認できる。
・ゴムゴムの
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリに対して使用したが、未来視により攻撃を読んだカタクリが先手を打ち、モチモチの能力で伸ばした拳による攻撃を顔面に喰らわせた事で中断された。
またこの際、覇気を纏った攻撃であるにも関わらず、何故か技の名前が“ゴムゴムの灰熊銃”ではなく、通常のギア3時のものとなっている。
・ゴムゴムの
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
カタクリとの戦闘にて使用。
“ゴムゴムの巨人のバズーカ”の攻撃に失敗した際、右腕のギア3は解除されたが左腕はそのままとなっていたため、この技を使用。跳躍し左腕からの一撃を放ったが、回避されてしまった。
こちらも“巨人のバズーカ”同様、技名に変化はないが覇気を纏った攻撃となっている。(覇気を纏った状態での“巨人の回転弾”は、第863話放送時点で原作未登場。)
・無双ドーナツ
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーン
ルフィとの戦闘にて2つ同時に使用し、“力餅”を繰り出した。
更にその後、“力餅”の攻撃を浴びせたルフィに対するダメ押しとばかりに、地面から多数の無双ドーナツを出現。“九頭モチ”の攻撃により、ルフィを追い詰めた。
・力餅
使用者:ルフィ
※アニメオリジナルシーン
ルフィとの戦闘にて使用。2つの無双ドーナツからの連続攻撃を仕掛けた。
5打目までを回避したルフィだが、6打目の拳を避け切れず、吹き飛ばされてしまっている。
・
使用者:チョッパー
※アニメオリジナルシーン
※技名は言わずに使用
ババロアの艦隊からの砲撃に対し使用。多数の砲弾を、敵船に目掛けて跳ね返した。
・サンダー=チャージ
使用者:ナミ
※アニメオリジナルシーン
ババロアの艦隊からの砲撃に対抗する為に使用。
・
使用者:ナミ
※アニメオリジナルシーン
ババロアの艦隊からの砲撃に対抗する為に使用。
“サンダー=チャージ”によって天候棒に貯めた電撃を解き放ち、砲弾を上空にて迎撃した。
・眠り唄・フラン
使用者:ブルック
※アニメオリジナルシーン
キャロットの援護へと向かうブルックが、自身に銃を向けたダイフクの部下達に対し使用。船上や海面を飛び渡りながら、彼らを眠らせていった。
ダイフクの部下達を眠らせておいたというのは原作でも描写されたが、アニメでは実際に技を使う瞬間のシーンが描かれている。
・
使用者:ダイフク
※アニメオリジナルシーン
原作における“魔人細断”の代わりに登場。
スーロン化の副作用によって意識を失いかけたキャロットに対して使用したが、攻撃を跳躍に利用された挙句、またも味方の船を斬り裂いてしまった。
・魔人細断
使用者:ダイフク
※アニメオリジナルシーンを含む
ダイフクが呼びだした魔人によって相手を両断する技。
キャロット戦における役回りは原作とは大きく異なっており、アニメでは疲労により倒れたキャロットを仕留める寸前にまで追い込んだ。
しかし、一足早く駆けつけたブルックによりキャロットが救出された為、トドメを刺すには至らなかった。
・
使用者:カタクリ
※アニメオリジナルシーン
※アニメオリジナル技
多量に展開された“無双ドーナツ”から、“力餅”の乱打を浴びせる技。
ラストシーンにおけるルフィとの戦闘にて使用し、ルフィに無数の拳を喰らわせた。
またこの際出現させた腕が、“ゴムゴムの大蛇砲”の様に途中で1回折れ曲がりながら対象に向かっているのも確認できる。
【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
ナミ・・・・・・・岡村明美
サンジ・・・・・・平田広明
チョッパー・・・・大谷育江
ブルック・・・・・チョー
ビッグ・マム・・・小山茉美
ゼウス
ナポレオン・・・・水島裕
プロメテウス
ジンベエ・・・・・宝亀克寿
ベッジ・・・・・・龍田直樹
キャロット・・・・伊藤かな恵
プリン・・・・・・桑島法子
カタクリ・・・・・杉田智和
ペロスペロー・・・内田夕夜
スムージー・・・・勝生真沙子
シフォン・・・・・久川綾
ヴィト・・・・・・岸尾だいすけ
ゴッティ・・・・・木村雅史
ダイフク・・・・・咲野俊介
ババロア・・・・・竹内良太
アメウミウシ・・・伊丸岡篤
レイリー・・・・・園部啓一
コック・・・・・・藤原貴弘 川原慶久 荒井聡太
戸松拳也 石橋桃
兵士・・・・・・・今井浩平 小野将夢
ナレーション・・・大場真人
ルフィ・・・・・・田中真弓
ナミ・・・・・・・岡村明美
サンジ・・・・・・平田広明
チョッパー・・・・大谷育江
ブルック・・・・・チョー
ビッグ・マム・・・小山茉美
ゼウス
ナポレオン・・・・水島裕
プロメテウス
ジンベエ・・・・・宝亀克寿
ベッジ・・・・・・龍田直樹
キャロット・・・・伊藤かな恵
プリン・・・・・・桑島法子
カタクリ・・・・・杉田智和
ペロスペロー・・・内田夕夜
スムージー・・・・勝生真沙子
シフォン・・・・・久川綾
ヴィト・・・・・・岸尾だいすけ
ゴッティ・・・・・木村雅史
ダイフク・・・・・咲野俊介
ババロア・・・・・竹内良太
アメウミウシ・・・伊丸岡篤
レイリー・・・・・園部啓一
コック・・・・・・藤原貴弘 川原慶久 荒井聡太
戸松拳也 石橋桃
兵士・・・・・・・今井浩平 小野将夢
ナレーション・・・大場真人