←第871話  アニメ感想一覧  第873話→

アニメ版 ONE PIECE
第872話
「絶体絶命 鉄壁のルフィ包囲網!」 


【原作の対応話数】
89巻 第897話

もくじ
あらすじ
原作からの変更点
感想・妄想
登場した技
声の出演


【あらすじ】
 約束の1時が訪れた。
 ルフィを生かすべくビッグ・マム海賊団を裏切ったペコムズは、ルフィを服の中に隠し、カカオ島へと跳び出す。スーロンへの変身を遂げたペコムズがビッグ・マム海賊団を相手に暴れ回る一方で、ルフィを抱えたサンジはカカオ島の脱出を目指し、翔けた。だがスーロンのコントロールを不得手とするペコムズは自我を失い、サンジに対してさえも攻撃を繰り出してしまう。

 ペコムズの暴走により、ピンチとなるサンジ。だがその寸前、亡きペドロの声がペコムズの脳裏をよぎる。自我を取り戻した彼は、サンジにルフィを生かすという望みを託すと、命を賭してビッグ・マム海賊団を相手に攻撃を続ける。やがて全身に槍を受け、その身を貫かれてしまうペコムズ。彼は「大丈夫だったぞ、兄貴」と満足げに言い残し、力尽きるのだった。

 カカオ島からの脱出を目指すサンジだが、ペコムズが倒れる瞬間を目撃した事により、一瞬の隙が生じた。その一瞬を突いたユーエンにより、空中から撃墜されてしまうサンジ。だが無数の銃を突き付けられ絶体絶命の状況となるサンジ達の元に、予想外の援軍が現れた。それは数時間前、ヌストルテの軍勢により全滅したとの報告がされていた筈の、ジェルマ66の面々。かつて彼が憎んだはずの、兄弟達の姿だった。


【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介


・カカオ島の艦隊が島に迫るサニー号を発見した際、大きな警報を鳴らし全軍に通達を出す描写追加。これにより、居眠りをしていたブラウニーが起床。ジョコンド、スナックもこれを聞き、サニー号の迎撃に備えている。

・スナックがタルト船の一部に指示を出し、サニー号を沈めるべく進軍させるシーン追加。原作における、ナミが背後のスムージーの艦隊との挟み撃ちを避けようと船を動かすシーンは、このスナックの行動を受けてのものとなっている。

・ニューイチら10つ子の男子達が、誰がルフィを斬り刻むかで揉めるシーン追加。ジャンケンで決めようとするも、何度やっても5人全員が同じ手を出してしまうため、勝負が決まっていない。

・原作第897話3ページ目の「いつでも出て来い“麦わら”ァーー!!!」というセリフがヌガーのものとなり、このセリフと共にルフィの脱出口である鏡の前で剣をかざし、味方の士気を上げている。

・かつてスーロン化して暴走したペコムズをペドロが止めた際の描写が、回想シーンとして追加。
 自我を失ったまま森の中を駆けるペコムズが、ペドロの声に落ち着きを取り戻し、攻撃を中止している。

・スーロン化してもすぐに抑え込まれて終わりだとペコムズを煽ったブリュレが、ペコムズに鏡世界の通路から落とされそうになる脅しを受ける描写追加。

・鏡の中から聞こえてきた声に対する「ブリュレ姉さんの声では?」というレザンのセリフが、ナツメグのものに変更。代わりにレザンに、「やはり麦わらに捕らわれていたか」というセリフ追加。

・ブリュレを人質として鏡から飛び出したペコムズに、シブーストやヌガー、ミュークルが説得を試みるセリフ追加。

・スーロンへの変身時、ペコムズが自ら投げ捨てたサングラスを踏み壊す描写追加。

・ペコムズの変身がオーブンによって食い止められてしまった際、ルフィがペコムズのズボンの中に隠れていた事が分かりやすく描写。

・サニー号のチョッパーがサンジからの電伝虫を受ける際、タルト船からの砲撃をジンベエの操舵により何とか躱している描写が追加。

・ヌガーのルフィに対する「ほめるに値する……」というセリフが、「称賛に値する……」に変更。

・姿を現したルフィに対し、ニューイチと共にいの一番に飛びかかったのが原作では名無しの斧使いだったが、アニメではニューシとニューゴに変更。

・サンジの「勝ったのか!」という言葉に「おう」と答えたルフィが、その直後には眠りについてしまう描写追加。

・原作におけるユーエンの「“月歩”くらい何人も使えるゆ!!」というセリフが、ニューイチの「“月歩”くらいおれ達でも使えるって!」というものに変更。
 またニューイチら10つ子の男子達が、月歩により空を駆ける事でサンジに襲い掛かるシーンが追加。

・原作ではオーブンの攻撃を受けた後、そのままビッグ・マム海賊団に押さえ込まれてしまったペコムズだが、アニメでは再度立ち上がり、スーロンへの完全な変身を遂げ暴れ回るシーンが追加。身体の大きさも、原作で見せたものよりもひと周り巨大化している。

・スーロン化し空中へと跳び出したペコムズが、サンジを襲うニューイチらを叩き落すシーン追加。
 その後ナツメグら女子達5人も加勢に加わるが、アキメグとフユメグがそのまま殴り飛ばされている。残ったハルメグ、ナルメグ、オールメグが鎌を突き立てるも、ペコムズが身体から発するエレクトロによって弾き飛ばされてしまった。

・10つ子を容易く払いのけたスーロンの戦闘能力に驚愕するサンジが、我を失ったペコムズの攻撃を喰らい建物の屋根へと撃ち落とされてしまう。ペコムズは更にサンジへと迫り、サンジも落下の衝撃から意識を失いかけるが、ペコムズの脳裏によぎったペドロの声により、攻撃を停止。ペコムズはサンジを起こすと、ルフィを連れて逃げ切るよう伝えている。

・サンジを逃がし、地上へと降りてビッグ・マム海賊団を蹂躙するペコムズだが、空中を跳び戦場へと復帰したレザンが、剣によってペコムズを貫くシーン追加。
 この際、空中を高速で飛び回るレザンがオレンジ色の閃光のようなものを纏う演出となっている。

・レザンからの攻撃によって動きを止めたペコムズが、ビッグ・マム海賊団の船員達が投擲する無数の槍を受け、全身を貫かれるシーン追加。
 しかし致命傷を負ってなおペコムズは止まらず、敵を薙ぎ払った後、亡きペドロに「大丈夫だったぞ…兄貴…」との言葉を浮かべ、力尽きた。

・ペコムズの退場シーンが大きく変更された事で、原作にあった身体を取り押さえられたまま目を潰されるシーンは削除された。

・サンジを叩き落す際の、ユーエンの武器が大きく膨らむ描写追加。またその際、ユーエンの「甘!!」というセリフ削除。

・ジェルマ66のカカオ島への到着時、イチジ達それぞれがレイドスーツを着る変身シーン追加。

・原作ではマーブルらがサンジへの銃撃を繰り出した瞬間、イチジ達が壁として割って入って来たが、アニメではジェルマ66の艦隊からの港への砲撃を受けた後、やぶれかぶれとなって発砲する描写に変更。


【感想・妄想】

■元将星スナックさん

 原作では見せ場もほとんどなく、何の必要があったのか顔までシルエットで隠されっぱなしだった元将星のスナックさんだが、アニメではちょくちょくセリフが増やされているっぽく感じる。その御尊顔もきちんと描かれたりと、何かと優遇されてる様な気もする。これはやっぱアレか、スパイシー・D・スナックなる商品の発売と共に、Dの意志にでも目覚めたのかもしれない。ごめんなさい適当を言いました。

 劇中ではカカオ島に現れた麦わらの一味への砲撃指示を出したり、スムージー姐さんからも「スナックを初めとした~」と包囲艦隊の代表者のような扱いを受けていたりと、やはり湾岸を囲むメンバーの中では筆頭級の存在である印象。
 流石に腐っても元将星、まだ30歳と若い年齢ながら、やはり実力の方はそれなりに高いのだろう。将星から落ちて普通の幹部に戻ったという事で、兄であるオーブンやダイフクに主力の立場を譲っているだけで、本来の戦闘力なら彼らよりも格上なのかもしれない。

 よくよく考えれば、彼が敗戦した相手であるウルージは、今もバロンターミナルにて傷を癒している真っ最中だった。にも関わらず、スナックさん本人はすでに平然と動き、艦隊に加わっている事を考えると中々の戦線復帰の速さだ。若干の嫌々感が滲み出ていた原作とも違い、アニメではかなりアグレッシブに“最悪の世代”討伐を狙っている様に見える。若さゆえなのか、一定以上の格を持った敵にもかかわらず、バリバリに好戦的な面が見えるのは好きよ、個人的に。アニオリシーンで、ジャッジ辺りとのバトルでも描かれてくれないかしら。


■ペコムズのスーロン化

 原作では中途半端なところで阻止されてしまったペコムズの“月の獅子”への変身だが、アニメではそれだけでは倒れず、遂に完全な変身を遂げる。
 キャロットの時は髪や尻尾が長く伸びる事はあれど体格までは変わらなかったが、ペコムズの場合は異常なまでに身体が巨大化していた。体感で元の2倍ぐらいはありそうな感じ。元の身長が232cmと意外と大きめなのだが、スーロンと化した時の姿はまさに怪物といった出で立ちになっていた。

 このキャロットとの違いは個人差なのか、性別差なのか、あるいは制御出来ているか否かの違いなんだろうか。まあミンク族という事だし、元となった動物の種類ごとに、例えば肉食動物か草食動物かなどでも違いが生まれてくるのかもしれない。
 まあどこで線引きが入るのかはノリ次第なのかもしれないが、元々でっかいネコマムシなんかがスーロン化した日には、物凄い事になりそうだな……。マンモスへと変身したジャックと比べても、下手すりゃ遜色ない大きさにまで化けてしまうかもしれない。ワノ国編でぜひ実現してほしい。


■ペドロとペコムズ

 そんなペコムズのスーロン化なのだが、アニメではこの本来の姿が描かれた事で、ペドロとの絆に関しても一歩踏み込んだ描写がされる事になった。
 森の中で暴れまわる彼を、ペドロが引き戻した瞬間の描写。そして何より、我を忘れてサンジをも傷つけてしまうペコムズの脳裏によぎった亡きペドロの言葉が、彼の自我を取り戻させるのだ。

 良い。
 ハッキリ言って原作では消化不良気味となってしまったペドロとペコムズの関係性を補完し、それによって一つの窮地を救うというイベントの構築。何より、命を落としたペドロの意志が、ペコムズの中に生きているという演出のされ方が、かなり熱い。
 その最期(生きてるかもしれないけど)の描かれ方も、取り囲まれてバキボコに殴られるわ目を潰されるわという悲惨な状況だった原作とは異なり、無数の槍を受けたまま立ち続け、なおも攻撃を止めぬまま果てるという猛将の意地を見せつけるかの様な働きを見せてくれた。
 登場当初は「二足歩行でカメにもなれる目が可愛いライオン」というカオスな属性てんこ盛りキャラだったペコムズに、まさかこんなにカッコいいエピソードが描かれる事になるとはねぇ……。


 しかしこう、暴れながらサンジを救う過程でニューイチら10つ子を叩き落すシーンが描かれるんだが、なんだか猛獣が青少年に襲い掛かってるみたいな凄惨さが凄いっすね……。男子側はまだしも、アキメグやフユメグにも容赦ない鉄拳が振るわれるし。そりゃあの10つ子達も猛者なんだろうし、この一撃でくたばったワケじゃないだろうけど、絵面がね。すごいよね。


■ヌガーさん17歳

 めちゃくちゃどうでも良いんだけど、ブリュレを人質としたペコムズが飛び出してきた時に「まずはいったん落ち着け!」普通に説得しようとしてるヌガーさんに笑いました。
 なんかこう……優しいお人なんやろね、きっとね。
 
 1時を目前に、鏡の前で剣を掲げて軍勢の士気を上げる様な行動もしていたけど、この子実はまだ17歳なんだよなぁ。うーん、見えない。17歳ったら、18歳の10つ子よりも年下だぞ。いや彼らの場合、年齢以上に幼過ぎるところはあるけど。
 22歳のレザンといい、シャーロット家は見た目と年齢のギャップが凄いメンバーが多いなぁ。レザンさん、こんな若年層の貫禄じゃないよ絶対。38歳のモンドールとかより、確実に落ち着いている。


■レザンさん22歳

 原作ではサンジの奇襲でそのままやられてしまったレザンだが、アニメではその後も復活し、意味不明な空中浮遊によってペコムズの腹を貫くという見せ場を貰えた。

 か、かっけぇ……けど理屈はサッパリ分からん。めちゃくちゃスピードが速いだけで、これも月歩なのかな。
 空へと跳んだルフィに対し「格好の標的」と述べていたのも、彼が空中戦に特に長けていたが為だったのかもしれない。

 アニメではキャラデザが少し変わったのかイケメン度合いもアップし、見せ場も貰えたレザンさん。しかしサンジの蹴りが大して堪えていなかった事により、サンジのWCI編における数少ない戦果がチャラとなる結果にもなったのでありました。
 強く生きてくれ、おそばマスクさん。


■サンジ撃墜

 前述の通り、ペドロの意志を継ぐかの様に戦い続け、ルフィ達を逃がすために尽力したペコムズ。
 ……なのだが、肝心のサンジはその一部始終に気を取られ、結果としてユーエンに撃墜される形となってしまった。

 この優しさはサンジの美点であるのも間違いはないが、折角ペコムズが命懸けで退路を作ってくれたのに、それに気を取られて脱出を不意にしてしまう今回の行動は、流石に甘すぎると言わざるを得ない。
 彼らを生かすためにペコムズは命を賭けたというのに、その結果がこれじゃ浮かばれないというものだ。

 他者の好意に甘えるのが苦手なのか、自分のために他人が犠牲になる事に耐えられないのか……というのは彼の性格として植え付けられたものなのかもしれないが、今回の様な「生きる事が報いる事」となる様なケースに関して言えば、この性格はネガティブな一面となってしまっている様に思う。

 憎むべき相手に対してすら情愛を捨てきれない優しさや、料理に対する、また飢えた人間に対する考え方など、彼の良い面はバラティエを出たあの時から何も変わらずに残り続けているものと思うが、同時にこの様な難点と言える精神も、「死ぬ事は恩返しじゃない」と言われたあの時から変化せずに残ってしまっているのかもしれない。

 仲間達の助けを期待できる状況なら、その様な一面も彼の美点としてポジティブに解釈もできる。だが今回の様に、是が非でもサンジ1人で切り抜けねばならないような状況において、その優しさは仇としかならないのだ。もしも彼に、その優しさを残したまま死地を切り開ける程の力量があれば良いのだが、現状ではハッキリ言って彼にそこまでの力はないと言わざるを得ない。四皇クラスの海賊との死闘においては、捨てなければならない感情というのも存在するんだろう。

 だが、これは非常に難しい。この様な甘さ、過剰な優しさは、紛れもなくサンジというキャラクターの魅力でもあるのだ。これを切り捨てるというのはひとつの成長だが、それが果たして彼の存在をより魅力的にする内容かと言うと……。

 甘さを捨てられないというならば、方法は他にもある。甘さをカバーできる程の強さを手にしてしまえばいいのだ。ペコムズの最期に気を取られてなお、ユーエンの奇襲に反応できるほどの強さがあれば、今回の窮地は存在しなかった。
 幸いにして、原作本編ではすでにその強さを得るための手段が見れる展開ともなっている。サンジが情愛を捨てずに強くなれるための道筋が、彼の情愛を誰よりも否定したあの男達によってもたらされる、というのは、何とも皮肉な話だが。


■ジェルマ66終結

 なんかものっそいハデな演出と共に、ヤツらが再び現れた!

 ハリウッド映画バリの大爆発!! 
 ヌストルテ戦で変身済みだったというのに、わざわざ一度変身を解除して改めて変身シーンを挟むというヒーローらしさの徹底ぶり!! 
 まだ島の中ではこれと言って何も起きてないのに、なぜか「チックショーー!!」と小梅太夫の如き慌てっぷりで銃を乱射するマーブルさん!!

 なんかよく分からんけどすげぇ!凄まじい過剰演出だけど、盛り上がりだけは感じる!ついでにまたもや番組も乗っ取ったぜジェルマ66!!
 さっきまでペコムズの奮戦にウルッと来てたけど、なんか色々吹っ飛んだよね、うん。カッコいいっちゃカッコいいから良いけどさ。

 というワケで、次回はジェルマ66大活躍のターンです。つっても、更新が遅れに遅れたせいでとっくに放送済みなんだけどね。



【登場した技】 
月の獅子スーロン
使用者:ペコムズ

 ルフィを生かすためにペコムズが見せた変身。
 原作では変身の最中に取り押さえられてしまったが、アニメでは完全な変身形態として登場。身体も更に巨大化し、ビッグ・マム海賊団を薙ぎ払った。
 その後空中へと跳び出した際には、月歩により空を飛ぶニューイチやナツメグら10つ子を、その戦闘能力によって打ち破っている。


熱風拳ヒートデナッシ
使用者:オーブン

 “ネツネツの実”の能力により、高熱を帯びた拳から放たれるパンチ。
 ブリュレを人質とし、スーロンとなって暴れようとするペコムズに対して使用。変身が完璧な状態となるよりも早く、ペコムズを吹き飛ばした。


空中歩行スカイウォーク
使用者:サンジ
※技名の宣言なし

 宙へと跳び出した事でレザンに狙われたルフィを救い出すため、サンジが使用。“悪魔風脚”の足技との併用により、レザンを蹴り飛ばしルフィを救出した。
 その後もカカオ島脱出のため、ルフィを抱えたままニューイチらやユーエンと交戦している。


月歩ゲッポウ
使用者:ニューイチ、ニュージ、ニューサン、ニューシ、ニューゴ、ナツメグ、アキメグ、オールメグ、ハルメグ、フユメグ、ユーエンなど

 空を駆ける事でカカオ島の脱出を図るサンジを迎撃するため、ニューイチら10つ子の男子達が使用。ニューイチ~ニューゴの順に鎌で襲い掛かり、サンジの足止めをしている。
 ニューイチらがペコムズに撃墜された後は、ナツメグら女子達も使用し、ペコムズと交戦。更にペコムズが倒れた際、それに気を取られたサンジへ攻撃を仕掛けるため、ユーエンが使用。サンジを撃墜した。
 またアニメ版では、レザンが空中を自在に飛ぶ技を使用しペコムズを貫いているが、これが月歩によるものなのかは不明。


【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
ナミ・・・・・・・岡村明美
サンジ・・・・・・平田広明
チョッパー・・・・大谷育江
ブルック・・・・・チョー
ジンベエ・・・・・宝亀克寿
ペコムズ・・・・・飛田展男

ペドロ・・・・・・三木眞一郎
イチジ・・・・・・杉山紀彰
ブリュレ・・・・・三田ゆう子
オーブン・・・・・木村雅史
モンドール・・・・伊丸岡篤
スムージー・・・・勝生真沙子
レザン・・・・・・阿座上洋平
スナック・・・・・斉藤次郎
シブースト・・・・服巻浩司
ミュークル・・・・石橋桃
ブラウニー・・・・宮崎寛務
ユーエン・・・・・成瀬誠
ヌガー・・・・・・荒井聡太
ジョコンド・・・・牛田裕子
シトロン・・・・・今野宏美
ニューイチ・・・・新井良平
ニュージ・・・・・岡本寛志
ニューサン・・・・粕谷雄太
ニューゴ・・・・・千葉俊哉
オールメグ・・・・金子有希
ハルメグ・・・・・関根有咲
ナツメグ・・・・・一木千洋
アキメグ・・・・・祖山桃子
フユメグ・・・・・鹿野優以

ナレーション・・・大場真人