■第1話 “チョッパーを探せ!”■
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仲間達と離れ離れになってしまったルフィは、チョッパーがいると言うソーギョク町にて、町のリーダーであるジャンヌや反海軍派のゴードンなる人物と知り合う。
ゴードンによれば、チョッパーは教会にいるという話だった。
ので、大人しく教会へと向かう。
「スチール街」なる町で反海軍派の男が事件を起こしたという不吉なお話を小耳に挟みつつ、教会へと到着したルフィ。
道中で何の気なしに川に飛び込むという能力者にとっては自殺行為な所業をさせてみたりもしたんですが、流石に一撃死の悲劇に見舞われる事もなく、直前からすぐにリスタートさせてくれました。
教会へと向かう際中、町を歩く人々の会話が自動的に流れて来たりもするんだが、どうもゴードンだけでなく、基本的にこの町の人々はあまり海軍に良い印象を抱いていないっぽい。
というより、恐れている感じかな。海軍の管轄となった地に足を踏み入れるのを、妙に嫌がっていたり。
やっぱ、海賊討伐こそマジメにやってるものの、市民に対する扱いは杜撰な感じなのかな。
などと言っていると、教会の前ではゴードンが2人の海兵と言い争っていた。
ついさっき別れたばかりだと言うのに、何事だ。もう何かやらかしたのか?
海兵「さっさと残りの“麦わら”達の居場所を吐け!!!」
すんません。
完全におれらのせいやん。
ゴードンさん、とばっちりでした。
しかも「知らねェ」ってシラを切ってくれてました。良い人か。
空気の読めないルフィさんは、身を隠す事無く平然とゴードン達の前に姿を現してしまう。
この際に海兵達との戦闘になるのだが、ゴードンによればこの島の海兵達は海楼石の弾丸を使ってくるのだと言う。
海楼石の弾丸と言えば、かつての海軍大将である黒腕のゼファーが使用していた対能力者用の武器。
原作でも未だに使用されていない希少な武器を、単なる一般海兵が使用してくるだと……? なんて贅沢な使い方だろう。
これまでに登場した海兵達の銃弾によって、ゴム人間であるルフィがダメージを負っていたのも、ゲーム的な都合などではなくこの海楼石の弾丸によるモノだったのだ。
だがその程度の脅威に屈するルフィではない。
向こうがやる気なら、こちらも応戦するのみ……と戦闘に入る前に、チュートリアルのメッセージが挿入。
今回は〇ボタンによる「回避」アクションの解説であった。
回避
〇で「剃」が発動し、
超高速の移動で相手の攻撃を回避できます。
なるほど、回避アクションは単なる高速移動ではなく、「剃」という扱いなのね。
エニエスロビー編で、剃はすでにルフィも会得済みだからね。中々悪くない設定だと思う。
また今回の様なイベント戦闘では、ミニマップ上に「ミッション範囲」と呼ばれる枠が表示されるものもあり、その場合範囲から離れすぎてしまうと自動的にミッション失敗扱いとなってしまうらしい。
というワケで戦闘開始。
まあ海楼石の弾丸を使うとはいえ、所詮は雑魚的。特に苦労もなく倒せるワケだが、今回から使える様になった「回避」というアクションが中々楽しい。
以前は左スティックによる移動で何とか銃弾を避けなければならなかった為、ノーダメージで敵を倒すというのが難しかったのだが、この回避が加わった事により攻撃を避けると同時に接近し、そのまま殴り倒すという爽快感のある動きが可能となったワケだ。
ついでにこの回避は空中でも行えるため、ちょっとした空中ダッシュの様な感覚で使えたりもする。
海兵を倒したルフィだが、ゴードンによれば教会にいたハズのチョッパーは海軍に捕まってしまったのだと言う。
チョッパーを助けるため、ルフィは町の北にあるという海軍基地へと向かう。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
基地へ到着すると、「入口の塔に登れ」というミッション指示が出るのだが、これをガン無視し、入り口から猪突猛進、中の海兵達を面白半分でナギ倒しアイテムを強奪する私の操るサイコパスルフィであった。
結果どうなったかと言えば、普通に一掃できました。
あと、「テイクダウン好き」のトロフィーを頂きました。ありがとうございます。
と、そこで再度チュートリアルメッセージ。今回は見聞色の覇気の使い方についてだった。
見聞色の「感知」という能力は、L1ボタンを押しながらR1ボタンを押す事で発動。時間経過で回復するゲージを消費する事で暗視モードの様な画面となり、周囲の敵やオブジェクトを感知できる様になるのだと言う。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
覇気によって感知したものは、赤、黄、緑、白の4色に分かれて表示され、それぞれ
赤・・・襲い掛かって来る敵
黄・・・こちらに気付いていない敵
緑・・・敵ではないキャラクター
白・・・壊せるオブジェクトなど
という区別がされている。
更にここでもう1つ、「遠距離攻撃」のアクションも解放。
これはR2ボタンを押す事で遠方の敵へと攻撃できるアクションで、上手くヘッドショットを決められればクリティカルダメージを与えられるそうだ。
試しにそこらの海兵へ遠距離攻撃をブチかましてやろうかと画策したところ、ものの見事に手間取りました。
うむ、見聞色はともかく、シューティング系のゲームが得意じゃない俺には、今のところ遠距離攻撃は使いこなせそうにないな。
狙いを定めている間にL2ボタンでズームアップしたりする事もできるんだが、動いている相手に拳をブツけるのはどうにも難しい。やっぱ、こういうのはコチラに気付いていない敵に向かって放つべき技なのかな。
バトル中に使うなら、銃や砲弾の攻撃を持たない相手との戦いで使えば、冷静に顔面を狙ってパンチを叩き込めるかな。
何はともあれ、見聞色の覇気によりチョッパーの居場所を掴んだルフィ。
周りの海兵達を叩きのめすと、以外にもアッサリとチョッパーに合流する事ができた。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
しかし、やはりチョッパーにも他の仲間の居場所は分からないという。
他にこれと言った情報もないため、とりあえず2人は、サニー号を泊めてあるコハク港へと向かう事に。どうも港の海賊達を海軍が攻撃していたため、サニーが巻き込まれていないか心配の様だった。
そういや、最初のイベントシーンじゃフランキーやロー達はサニー号に残ってなかったか? 確かあの時サニー号も襲われてたと思うが、彼らはどこかに身を隠しているのかな。
コハク港には酷いケガをしている海賊がいるため、チョッパーは先に港へ向かっておきたいと言う。ルフィは島の事に詳しいジャンヌを連れ、チョッパーと再度合流するためにコハク港へと向かう事に……。
というところで、第1話はクリア。
同時に、スキルポイントというシステムの解説が入る。
スキルポイントは、ミッションクリアや敵の撃破によって溜まっていき、これを消費する事でルフィに新たな能力や技能を付与する事ができるというものだ。
最初はチュートリアルという事で、第1話クリアで入手したポイントを使い「体力最大値アップ1」の能力を獲得する事になる。
他にも色々な技や能力がある様だったが、現在のスキルポイントでは獲得できそうもなかったので、この辺は追い追い。
■第2話 “コハク港の海賊”■
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教会へと向かい、ジャンヌと合流するルフィ。
チョッパーを無事に救出した事や、ケガ人の治療を手伝って欲しいという事を伝えると、彼女はすんなりとOKしてくれた。
ジャンヌは準備してから行くと言うので、先にコハク港へ。
というワケで、コハク島へとうちゃ~~く……
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
なんかスゲェのいる。
主に髪型すごい。
コハク港はならず者たちが集まる場所という事で、確かに中の人々の見た目も、明らかに海賊らしき者たちばかりだった。
港を適当に散策したところ、サニー号とチョッパーを発見。見た目上は問題なさそうだが、海を走らせても平気かどうかは、フランキーが見てみないと分からない……という事で、まだしばらくはサニーを動かす時ではなさそう。
そうこうしている内に、ジャンヌも港へと訪れてくれた。
……よく考えたら、こんな無法者だらけの町に若い女が1人で来るのって、結構危険な橋渡ってる様な……。ジャンヌさん、戦える人なんかな。
ケガ人の治療にあたろうとするチョッパー達だが、肝心のケガ人の姿が見当たらない。どこかに隠れているんだろうというチョッパーは、最初にその人物を見つけた港の西側を探す事を提案。手分けして海賊を探す事に。
道中で港の荒くれ達に襲われたりもしたのだが、その海賊達が使う銃も、ルフィにダメージを与えて来た。
つまりこのゲームに登場する雑兵共は基本的に海楼石の弾丸を沢山保持しているという事になる。たぶん、島の海兵達から奪い取ったモノなんだろう。
一般海兵なんかに使わせるからー!
よく「なぜモブ海兵達に海楼石の武器を持たせないの?」という疑問を浮かべる原作読者たち、多分こういう事が日常的に起きるからです。
港の西側をしらみ潰しに探すこと約7分、ようやくそれらしき海賊を発見。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
「傷だらけのジョン」という某巨人海兵と被った名前と、先ほどの凄い髪型の男と同じ容姿を持つ彼のケガを治すため、チョッパーを連れてこようとするルフィだが、キャプテン・ワンマンなる男に制止されてしまう。
ジョンを「用済み」と言い捨てるワンマンにルフィがイラ立っていたところ、一足遅れにチョッパーとジャンヌが到着。
ジョンを治療するため、一度サニー号へと運び込もうとする彼らだが、ワンマンは「大嫌いな海賊を助けるのかィ?」とジャンヌを煽る。
ワンマン曰く、どうやらジョンが町を襲ったという濡れ衣を着せられたせいで、港に海軍が押し寄せて来たのだと言う。
ジョンが所属する海賊船の船長であるワンマンはそれに腹を立て、ジョンの治療を放棄しそのまま見殺しにしようとしている様だった。
「使えねェ船員は捨てられて当然」「道具の分際で船長を危険にさらしやがって」と、ジョンへの暴言を連発するワンマン。
これらの言葉を聞くに、ワンマンはどう考えてもルフィが嫌いそうなタイプの男。「船長の器じゃねェ」と彼を一蹴するルフィに、ワンマンは戦いを挑んで来るのだった。
そしてこのワンマンとの戦闘より、モードチェンジというシステムが解放。
十字ボタンの下を押す事で、ルフィの状態を「見聞色モード」「武装色モード」に切り替える事ができるのだ。
〇ボタンの回避アクションを行えていた今までのルフィは「見聞色モード」にあたり、これを切り替える事で、〇ボタンで回避の代わりに攻撃をガードしたり出来る様になるらしい。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
攻撃モーションも一新され、スピード重視のモーションだった見聞色モードに比べ、動きこそ遅いが範囲の広い、武装色の覇気を纏ったモーションへと変化した。
というワケで、この武装色モードを使いワンマンを撃破。
決め手となったのは、遠距離攻撃だった。ワンマンさん、斧を用いた攻撃がメインなんで、距離を保ってバシバシと顔面を殴る戦法がめちゃくちゃ有効なのよね。
チョッパー達はすでにジョンを連れサニー号に帰っている様なので、こちらもそのままサニー号へと直行。
ケガの治療をしてくれたチョッパー達に礼をしたいというジョンに、仲間達の行方を知らないか尋ねてみたところ、「ヒスイ橋」なる場所に能力者がいるという噂があるという情報を聞けた。
能力者がいるという噂が本当なら、それはロビン達である可能性もある。だがジャンヌ曰く、ヒスイ橋では海軍が検問を行っているため、その能力者も海兵の事かもしれないと言う。
海賊のルフィが向かうには、危険な場所。だが仲間がいるかもしれないとあれば、ルフィに行かない理由はない。船番を任せたチョッパーから子電伝虫を預かると、ルフィはヒスイ橋へと向かうのだった。
第2話はここまで。次回はヒスイ橋へと向かいます。
噂の能力者というのは、ロビン達なのか、はたまた海軍の能力者なのか。
海軍の能力者……と聞くと、最近では歩く敗けフラグとも化してきた某ケムリの人が思い浮かぶが、果たして。