■第4話 “スチール街”■ |
ジャンヌの勧めに従い、仲間達の情報を求めてスチール街へと向かうルフィ。
途中に建てられている酒場らしき建物へと寄ったところ、この先の分かれ道を左に進めばスイギョク町に、右に進めばスチール街へとつくらしい。
スイギョク町では海軍が寝泊まりをしているため、会いたくなければ右の道を進むべきだと言う。
やはりここでも海軍はあまり良く思われていない様で、スイギョク町も「昔は賑わっていたのに今は海兵しかいない」「侵入者を自動的に撃つ物騒な兵器が作られている」などの話を聞けた。
海軍が兵装の強化に躍起になっていて、そのシワ寄せが民衆に来ているって感じなのかな。
スモーカーを呼びだした「監獄長」というのはアイザックの事なんだろうが、やっぱ、彼が取り仕切る様になってから、海軍が無茶をする様になったんだろうか。
まあ今のところ、海兵の町にコレと言った用事はないので、大人しく右側の道を選ぶ。
と、そこに困った様子の島民女性を発見。どうやら、アクセサリーを作りたいにも関わらず、材料が足りなくなってしまったらしい。
小さな貝殻を2個集めてくれれば、守りが強くなるという不思議なベルトをくれると言うのだ。
貝殻2個ぐらい自分で拾って来いやという気がしないでもないが、これはいわゆるサイドミッションと呼ばれるモノ。道中で行きあう人物の望みを叶えてやることで、装備品やアイテムなどの報酬を貰う事ができる様だ。
まあ、コレはあくまで物品入手用のイベントなので、今後は日記中ではあまり触れないかな。ストーリー性の強いものとか、印象深いのがあれば紹介していきます。
前にジャンプに載ってた情報によれば、ローが絡んで来るのはサイドミッションの方らしいしね。
都合の良い事に小さな貝殻はすでに所持していた為、アイテムと引き換えにサバイバルベルトという装備品をゲット。
既に装備しているエキサイトバッジに比べると、攻撃力にこそ影響を与えないもののダメージカット率を更に上げ、HPに至っては2倍にまで引き上げるという防御性能を誇っていたため、気に入ったのでこちらを装備。
ジョン君からのプレゼント、さっそく不要となってもうた。すまんジョン君。
スチール街へと向かう際中、コンゴー広場という場所に到着。しかし警備の海兵以外、島の人間はほとんどおらず、名前のない老婆が1人佇んでいるのみ。
彼女の話では、昔は多くの人が集まり様々な話をしていた場所だったらしいが、島のリーダーが死んで以来、誰も来なくなってしまったのだと言う。
島のリーダー……つまり、ジャンヌの母親の事かな。
リーダーを務めていた母親が死に、後を継ぐ形でジャンヌがリーダーの座に収まったのだろう。
しかし……「島のリーダー」か。てっきりジャンヌは、ソーギョク町か反海軍派のリーダーなのだと思っていたけれど、意外と規模がデカいんだな。
この島自体、いくつもの町が別々に存在する大き目の島なんで、若い身分でそれら全てを纏め上げる苦労は並大抵の事じゃないだろうな。ジャンヌ自身の能力もあるのかもしれないが、それだけ島民達にとって、彼女の母親が特別な存在だったという事なんだろうか。
婆ちゃんの言う通り、コンゴー広場には見張りの海兵以外の人物が見当たらなそうだったので、適当に宝箱だけ回収してさっさと移動。
ようやくスチール街が見えて来た……ところで、ファストトラベルというシステムの解説が入った。
ファストトラベルは多くのオープンワールド系のゲームに搭載されている機能で、要は「マップ画面から今までに行った事のある場所へ自由にワープできる機能」と言った感じ。
ワールドシーカーにおいては、「戦闘中や特定のイベント中には使えない」「それ以外のタイミングでは、コスト無しで自由に使う事ができる」といった仕様のよう。
何かとロードの長いゲームなので、移動先によって10秒~40秒程度のロード時間がかかるが、まあ普通に移動するよりは楽な事がほとんどなので、基本的には便利かな。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
海軍のお膝元であるというスチール街は、ほとんどの住民が“海軍派”であるらしい。
ほう、島民の中でも、海軍派と反海軍派がいるのね。まあ、今までの住民の話じゃ、「海軍のおかげで海賊達から身を守れている」こと自体は事実みたいだからなぁ。
まあ、スチール街の人らが海軍派なのは、「元は田舎だった町が、海軍相手の商売によって裕福になったから」というのもあるみたいだけど。
途中、道行く子供達から聞こえて来た「緑の剣士」「迷子」というワードから北海道名物の緑藻類を想起しつつも、ここは一旦スルー。
更に町の入り口で情報を集めていると、紳士的なジャッキーなる人物から、監獄長がもうすぐ海軍拠点から出てくるという話を聞けた。更に情熱的なエマによれば、監獄長は麦わらの一味を捕らえるために動き始めているという噂もあるのだと言う。
うん、いちいち二つ名が愉快な人達だ。
監獄長が自分達を追っている。
本来ならば穏やかではないお話だが、仲間達の所在が分かっていない今の状況では、僅かな情報でも欲しいところ。持ち前の行動力を発揮し、ルフィは海軍拠点にいるという監獄長に会うべく、行動を開始する。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
拠点へと近づいてみると、現れた海軍署長は案の定、空中監獄にて一戦交えたアイザックだった。
見知った顔の登場に敵意を見せ、攻撃を仕掛けようとするルフィ。だが海軍のお偉いさんに手を上げる事が何を意味するのかを知る老婆……海軍派のローズが、それを制止。
一方のアイザックは、騒動に気付きながらもルフィを捕らえようとはせず、彼の姿を一瞥すると黙ってその場を後にしてしまうのだった。
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
おばちゃん、ハデハデやなぁ……。
ミス・バッキン辺りと話が合いそうだと思ったのは私だけ?
目の前で人が死ぬところなど、わざわざ見たくない。そう言ってルフィを止めたローズは、なおもアイザックとやり合う意志を捨てないルフィに肝を冷やしていた。
彼女の話では、アイザックの統治は税金も高く、男手の多くは“監獄”作りに奪われたりと苦労も絶えないが、その分「安全」が保証されているため、この町の人々は海軍に従っているのだと言う。
監獄作りを手伝えば多くの報酬ももらえるし、海兵達が足を運ぶおかげで店も繁盛したりと、「お金に関しては良い事ずくめ」だそうだ。
今しがた税金に不満を漏らしていた事は綺麗に忘れてしまった模様。
ローズの情緒に不安を覚えながらも話を聞いて行くと、アイザックはこの島の元リーダーの息子であると言うのだ。
母親の死後、海軍に入隊し、島の監獄長として戻って来たという事である。
成程、元々絶大な信頼を得ていた人物の息子だから、多少の無茶にも我慢してくれる人たちがいるワケね。
……って、え?
島のリーダー、ジャンヌの母親じゃないの? 兄妹?
(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
似てない兄妹だなぁ。
けど、ジャンヌがリーダーという割にはこじんまりと生活をしている理由がこれで分かった気もする。
先代の死後、アイザックが監獄長として事実上の島の先導者となったため、ジャンヌはあくまでも反海軍派のリーダーという立ち位置に収まったんだろう。
情報提供の鬼と化したローズは、アイザックの凄さを語るついでに彼が麦わらの一味の船員を捕まえたという話も聞かせてくれた。
目の前の男が首に提げてる帽子に、君はもう少し注目しても良いと思う。
ローズが詳しいことまでは知らないと言うので、ルフィは捕らえられたという仲間の情報を探るため、情報通な娘であるというジルに話を聞きに行く事になるのだった。
ジル……ジルか……。
百獣海賊団真打ちのウマ美さんと、合体させたくなるお名前ですね。
そしてランスとか持って戦って欲しい。