政府の人間であるワンゼが作るラーメンに、何故「海賊ラーメン」の名がつくのか。永遠の謎である。
週刊少年ジャンプ2019年16号分の感想です。
ネタバレを含むので、自分で買ってから読んでください。
★もくじ
・雷ぞうと河松
・大相撲地獄
・湯屋の騒動
・奪われた秋水
今週はあまりサイトに充てる時間が取れそうもないので、若干巻き気味です。
ワールドシーカーもやりたいしね。
前回、兎丼の独房にて、20年ぶりに雷ぞうと再会を果たした河松。けれど、檻と手錠の鍵がなければ脱出はできないと。
河松の顔見せも今回はお預け。……ただ、「カッパッパ」という独特すぎる笑い声を見るに、どうも河童にまつわる人物っぽい。
河童にまつわる人物って何や……。能力者なのか、そういう種族なのか。
流石のミンク族にも河童モチーフのタイプはいないと思うけれど、そもワノ国自体が、狒々みたいな妖怪の類が普通に生息してる地域だからなぁ。下手すりゃ、そもそも河童として生まれた生物がヒトヒト系の能力で喋れる様になった人物の可能性もあるのかな。
「腐った魚を13年も食い続けた」という事なので、彼の投獄も恐らくは13年前。という事は、光月おでんの死から7年の間、彼はカイドウ達から逃れ続けて来た事になる。
錦えもん達が未来へと飛んだ際に一緒にいた笠の侍が河松なら、彼は光月日和を連れて7年間、何とか追手から逃げ続けていたという事になりそう。
小紫の正体が光月日和なら、彼女が遊郭に入ったのも同時期、13歳頃の事だったのかもしれない。親変わりとして自分を守ってくれた河松を失い、生きる手段を探す内に狂死郎一家に行き着いたのかな。
雷ぞうさんの方は、ルフィを逃がすという当初の目的に加え、河松の鍵を探すというミッションも追加される形に。
……が、ルフィの鍵はクイーンが自ら外してしまったため、残念ながら骨折り損に。代わりに、誰のものか分からない謎の鍵が手に入る事になったと。
兎丼内で錠をつけられた人物の選択肢としては、河松、ヒョウじい、キッド、カリブーの4人かな。ただ「ルフィの鍵と勘違いした」という鍵の警備状態を考えると、その危険度や投獄時期が近しいキッドの鍵である可能性が高そう。
キラーやロー辺りが何とかするかと思っていたキッドの錠だけれど、偶然に雷ぞうと合流して自由の身になるんだろか。
そういやカリブーも最近姿を見ないけど、キッドが連れて行ったのか?
クイーンが考案したルフィ&ヒョウじいの処刑方法は、大相撲地獄 なる闘技会の様なものだった。
処刑対象となる人物に特製の首輪をつけ、土俵から落ちた瞬間に首輪の内側から爪が飛び出し、首を吹き飛ばすというモノだった。
うーむ、仕組みがサッパリ分からん!
天竜人の首輪は「鎖を外す」「無理な衝撃を与える」「特定の範囲から出ようとする」事を条件に爆発する仕組みになっていたけれど、爆発前の「ピピピピ」という音からして、首輪の中に電子的な制御が組み込まれていたんだろう。
けどこっちの首輪は……どういう理屈で「土俵を出た」というのを認識してるんだろう。「内側に爪が飛び出す」ってシステムも、妙にアナログだし。
ボタンか何かで外部から操作する仕組みなら、ルールも何も無くなっちゃうしなぁ。
生き残る手段は、相撲に勝ち続け土俵から降りずにいる事のみ。ただしクイーンの側からは、武器を持った部下達が「際限なく」投入され続けるため、実質無限に戦い続けなくてはいけない。
要するに勝利条件の存在しない試合というワケね。首輪を外すための条件も存在しないし。
ルフィの場合、例外として「百獣海賊団の部下になる」という釈放条件が設定されているけれど、それを加味するとコレは処刑というよりは拷問に近いのかな。死なせる事より、「戦い疲れさせて心を折り、部下にしてくれと懇願させる」事が目的となっている感じ。
それさえ存在しないヒョウじいにとっては、列記とした処刑だけれど。
しかしクイーンさん、いくら処刑だからって、海楼石の錠を外してしまうのは流石に甘く見すぎではないですかね。
仮にもその人、あなたより懸賞金が上の強敵よ? WCIで起こした事件の報道、カイドウから伝えて貰ってないのかしら。ワノ国内で既に披露された「ルフィが覇王色持ち」って事実も全然伝わってなかったし、百獣海賊団、基本的に情報伝達がなってない。
「ギフターズ」「プレジャーズ」に次ぐ百獣海賊団内の部隊らしき「ウェイターズ」も登場したが、哀れ覇王色の餌食に。
という事で、最終的にはルフィが勝手に提示した「クイーンを倒して兎丼から脱出する」という流れになるんだろう。
……ただ、兎丼には今現在おリンさんという暴威の塊が接近中なので、何が起きるかはサッパリ分からず。クイーンが暴れるリンリンの対処に追われる内に、雷ぞう辺りが首輪の鍵を奪って脱出、という流れになるのかもしれん。
秘密裏に動いていた「逆さ三日月」の刺青を足に入れた者を仲間に引き入れるという計画だが、湯屋を訪れたホーキンスやドレークにはすっかりバレていた。
これは……どこから漏れたんだろう。光月派の中に間者が紛れているという可能性もあるし、単に逆さ三日月の札を入手した狂死郎が、カイドウ達にこれを伝えた可能性もあるし。
……ただ、あの札を見ただけでは「足首に刺青を入れている」という明確な情報にまで行き着くのは考えにくいか?
光月側に肩入れする侍を数人しょっ引いて、刺青という共通点に気が付けば嫌でも辿り着くだろうけれど、今の所そういう事態にはなってなさそうだし。
宴席の時点でのオロチは、赤鞘九人男の生存や動きを警戒こそすれど、確証にまで至っている段階ではなさそうだった。仮に光月側の人間に裏切り者がいるとすれば、「百獣海賊団にのみ情報を伝えている」、もしくは「この数時間の内に寝返った」というどちらかになるのかな。
裏切り者が存在しているとして、名前付きの人物の中では選択肢がかなり絞られて来そう。
まずルフィ救出のために動きっぱなしの雷ぞうはそれどころではないだろうし、筆頭格の錦えもんも、わざわざ裏で糸を引いたりするメリットがない。
モモの助は勿論白だろうし、玉や飛徹が作戦の事をどこまで聞かされているのか微妙、鶴に至っては錦えもん達の生存すら知らないハズ。
国を滅ぼされかけても口を割らなかったミンク族達が今更裏切るとは思えないし、アシュラ童子も、まあ多分無いだろう。
そう考えて行くと、名前付きの光月一派の中で裏切りの可能性があるのはカン十郎と菊ぐらいかな?
菊は行動を共にしているメンツがチョッパーや子供達だけである事を考えると、スマートタニシで敵側と情報のやり取りをする事ぐらいは出来そう。
カン十郎は元々ワノ国での働きが少なめな上に、北の墓場でナミ達と合流していたにも関わらず、湯屋へ来なかった事も怪しいっちゃ怪しいかもしれない。
……まあ、正直言い掛かりのレベルですけどね。
仮にルフィ達と接触した人物からのリークがあったのであれば、彼らの警戒や捜索はもっと強まっているハズ。麦わらの一味全員が上陸している事も、既に伝わっていて当然のハズ。
けれど、ホーキンスの反応を見るに、ルフィやゾロ以外の麦わらの一味もワノ国にいるという事実に、彼らは行き着いてなさそうなんだよな。
仮に間者が入っているとして、ルフィ達とあまり近い場所にいない人物……という事になるのかなぁ。
ジャック達がゾウへと到着出来たのも、ひょっとして……?
まあ、単純にベポ達が口を割ったという可能性もあるんだけどね。それはちょっと、彼らの株が無駄に下がるんで、違うと思いたい。
「うちはドライなんだ」と今更キャラクター性を方向転換しようとして来たロー君ですけど、実際に自分の仲間が捕まったと聞いて、どう動くのか。見物です。
また百獣海賊団側で言うと、今まで比較的クールなイメージの強かったドレークさんが女に弱いという弱点を晒して来たり、ホーキンス共々ジェルマ66を知っているというノース出身者の共通項を出して来たりと、愉快な人に。
飛び六胞とただの真打ちという位の差はあるけど、関係性としては互いに同格として接してるっぽいね。飛び六胞はあくまでも通称であって、普通の真打ちよりも立場が高いというワケではないのかもしれない。
一方でベポやシャチ、ペンギンが敵に捕まったと知ったサンジだが、女湯覗きというドリームに逆らう事は出来なかったらしい。んな事しとる場合か。
しかしまあ、ここはそもそも女湯ではなく共用の場なのだから普通に入ったって良いのに、手に入れたステルス能力を使わずにいられなかった辺り、なんというか「らしい」っすね。
ナミとロビンは「サンジ!?」って速攻で気づいてるのに、(サンジの素顔を知っているハズの)ホーキンスやドレークは「ステルスブラック!!!」ってなってるの、妙に面白い。冷静に見ればサンジだって分かるだろうに、テンション上がっちゃったんだろうか。
何者かに盗まれていたゾロの刀だが、盗まれたのは普通に秋水の方でした。
まあそうよね。和道絡みの因縁でもあれば、面白いかなとも思ったのだけれど。
都の外れにあるえびす町から鈴後にまで出て来てしまったという事で、サンジやナミ達とは入れ違いになってしまった形なのかな。
しかしまあ、デッカイ盗っ人やなぁ……。
武蔵坊弁慶がモデルらしき巨漢だけれど、秋水を盗んだのは単に武器のコレクターだからというワケではなく、「あるべき場所」へと刀を返す事が目的だったらしい。
要は、リューマの墓に返して来たという事なのかな? 今や遺体さえも眠っていない墓だけれど、子孫とか、いるんだろうか。
モチーフを考えると、この盗っ人が弁慶、ゾロが牛若丸って事で、この後ゾロが彼を倒し、秋水の誤解を解いた後に彼がゾロの家来になるという流れなんだろうか。
刺青の件がバレた事で仲間集めもかなり難航しそうだし、強者が仲間になってくれれば頼もしいかもしれない。
・雷ぞうと河松
・大相撲
・湯屋の騒動
・奪われた秋水
雷ぞうと河松 |
今週はあまりサイトに充てる時間が取れそうもないので、若干巻き気味です。
ワールドシーカーもやりたいしね。
前回、兎丼の独房にて、20年ぶりに雷ぞうと再会を果たした河松。けれど、檻と手錠の鍵がなければ脱出はできないと。
河松の顔見せも今回はお預け。……ただ、「カッパッパ」という独特すぎる笑い声を見るに、どうも河童にまつわる人物っぽい。
河童にまつわる人物って何や……。能力者なのか、そういう種族なのか。
流石のミンク族にも河童モチーフのタイプはいないと思うけれど、そもワノ国自体が、狒々みたいな妖怪の類が普通に生息してる地域だからなぁ。下手すりゃ、そもそも河童として生まれた生物がヒトヒト系の能力で喋れる様になった人物の可能性もあるのかな。
「腐った魚を13年も食い続けた」という事なので、彼の投獄も恐らくは13年前。という事は、光月おでんの死から7年の間、彼はカイドウ達から逃れ続けて来た事になる。
錦えもん達が未来へと飛んだ際に一緒にいた笠の侍が河松なら、彼は光月日和を連れて7年間、何とか追手から逃げ続けていたという事になりそう。
小紫の正体が光月日和なら、彼女が遊郭に入ったのも同時期、13歳頃の事だったのかもしれない。親変わりとして自分を守ってくれた河松を失い、生きる手段を探す内に狂死郎一家に行き着いたのかな。
雷ぞうさんの方は、ルフィを逃がすという当初の目的に加え、河松の鍵を探すというミッションも追加される形に。
……が、ルフィの鍵はクイーンが自ら外してしまったため、残念ながら骨折り損に。代わりに、誰のものか分からない謎の鍵が手に入る事になったと。
兎丼内で錠をつけられた人物の選択肢としては、河松、ヒョウじい、キッド、カリブーの4人かな。ただ「ルフィの鍵と勘違いした」という鍵の警備状態を考えると、その危険度や投獄時期が近しいキッドの鍵である可能性が高そう。
キラーやロー辺りが何とかするかと思っていたキッドの錠だけれど、偶然に雷ぞうと合流して自由の身になるんだろか。
そういやカリブーも最近姿を見ないけど、キッドが連れて行ったのか?
大相撲 |
クイーンが考案したルフィ&ヒョウじいの処刑方法は、大相撲
処刑対象となる人物に特製の首輪をつけ、土俵から落ちた瞬間に首輪の内側から爪が飛び出し、首を吹き飛ばすというモノだった。
うーむ、仕組みがサッパリ分からん!
天竜人の首輪は「鎖を外す」「無理な衝撃を与える」「特定の範囲から出ようとする」事を条件に爆発する仕組みになっていたけれど、爆発前の「ピピピピ」という音からして、首輪の中に電子的な制御が組み込まれていたんだろう。
けどこっちの首輪は……どういう理屈で「土俵を出た」というのを認識してるんだろう。「内側に爪が飛び出す」ってシステムも、妙にアナログだし。
ボタンか何かで外部から操作する仕組みなら、ルールも何も無くなっちゃうしなぁ。
生き残る手段は、相撲に勝ち続け土俵から降りずにいる事のみ。ただしクイーンの側からは、武器を持った部下達が「際限なく」投入され続けるため、実質無限に戦い続けなくてはいけない。
要するに勝利条件の存在しない試合というワケね。首輪を外すための条件も存在しないし。
ルフィの場合、例外として「百獣海賊団の部下になる」という釈放条件が設定されているけれど、それを加味するとコレは処刑というよりは拷問に近いのかな。死なせる事より、「戦い疲れさせて心を折り、部下にしてくれと懇願させる」事が目的となっている感じ。
それさえ存在しないヒョウじいにとっては、列記とした処刑だけれど。
しかしクイーンさん、いくら処刑だからって、海楼石の錠を外してしまうのは流石に甘く見すぎではないですかね。
仮にもその人、あなたより懸賞金が上の強敵よ? WCIで起こした事件の報道、カイドウから伝えて貰ってないのかしら。ワノ国内で既に披露された「ルフィが覇王色持ち」って事実も全然伝わってなかったし、百獣海賊団、基本的に情報伝達がなってない。
「ギフターズ」「プレジャーズ」に次ぐ百獣海賊団内の部隊らしき「ウェイターズ」も登場したが、哀れ覇王色の餌食に。
という事で、最終的にはルフィが勝手に提示した「クイーンを倒して兎丼から脱出する」という流れになるんだろう。
……ただ、兎丼には今現在おリンさんという暴威の塊が接近中なので、何が起きるかはサッパリ分からず。クイーンが暴れるリンリンの対処に追われる内に、雷ぞう辺りが首輪の鍵を奪って脱出、という流れになるのかもしれん。
湯屋の騒動 |
秘密裏に動いていた「逆さ三日月」の刺青を足に入れた者を仲間に引き入れるという計画だが、湯屋を訪れたホーキンスやドレークにはすっかりバレていた。
これは……どこから漏れたんだろう。光月派の中に間者が紛れているという可能性もあるし、単に逆さ三日月の札を入手した狂死郎が、カイドウ達にこれを伝えた可能性もあるし。
……ただ、あの札を見ただけでは「足首に刺青を入れている」という明確な情報にまで行き着くのは考えにくいか?
光月側に肩入れする侍を数人しょっ引いて、刺青という共通点に気が付けば嫌でも辿り着くだろうけれど、今の所そういう事態にはなってなさそうだし。
宴席の時点でのオロチは、赤鞘九人男の生存や動きを警戒こそすれど、確証にまで至っている段階ではなさそうだった。仮に光月側の人間に裏切り者がいるとすれば、「百獣海賊団にのみ情報を伝えている」、もしくは「この数時間の内に寝返った」というどちらかになるのかな。
裏切り者が存在しているとして、名前付きの人物の中では選択肢がかなり絞られて来そう。
まずルフィ救出のために動きっぱなしの雷ぞうはそれどころではないだろうし、筆頭格の錦えもんも、わざわざ裏で糸を引いたりするメリットがない。
モモの助は勿論白だろうし、玉や飛徹が作戦の事をどこまで聞かされているのか微妙、鶴に至っては錦えもん達の生存すら知らないハズ。
国を滅ぼされかけても口を割らなかったミンク族達が今更裏切るとは思えないし、アシュラ童子も、まあ多分無いだろう。
そう考えて行くと、名前付きの光月一派の中で裏切りの可能性があるのはカン十郎と菊ぐらいかな?
菊は行動を共にしているメンツがチョッパーや子供達だけである事を考えると、スマートタニシで敵側と情報のやり取りをする事ぐらいは出来そう。
カン十郎は元々ワノ国での働きが少なめな上に、北の墓場でナミ達と合流していたにも関わらず、湯屋へ来なかった事も怪しいっちゃ怪しいかもしれない。
……まあ、正直言い掛かりのレベルですけどね。
仮にルフィ達と接触した人物からのリークがあったのであれば、彼らの警戒や捜索はもっと強まっているハズ。麦わらの一味全員が上陸している事も、既に伝わっていて当然のハズ。
けれど、ホーキンスの反応を見るに、ルフィやゾロ以外の麦わらの一味もワノ国にいるという事実に、彼らは行き着いてなさそうなんだよな。
仮に間者が入っているとして、ルフィ達とあまり近い場所にいない人物……という事になるのかなぁ。
ジャック達がゾウへと到着出来たのも、ひょっとして……?
まあ、単純にベポ達が口を割ったという可能性もあるんだけどね。それはちょっと、彼らの株が無駄に下がるんで、違うと思いたい。
「うちはドライなんだ」と今更キャラクター性を方向転換しようとして来たロー君ですけど、実際に自分の仲間が捕まったと聞いて、どう動くのか。見物です。
また百獣海賊団側で言うと、今まで比較的クールなイメージの強かったドレークさんが女に弱いという弱点を晒して来たり、ホーキンス共々ジェルマ66を知っているというノース出身者の共通項を出して来たりと、愉快な人に。
飛び六胞とただの真打ちという位の差はあるけど、関係性としては互いに同格として接してるっぽいね。飛び六胞はあくまでも通称であって、普通の真打ちよりも立場が高いというワケではないのかもしれない。
一方でベポやシャチ、ペンギンが敵に捕まったと知ったサンジだが、女湯覗きというドリームに逆らう事は出来なかったらしい。んな事しとる場合か。
しかしまあ、ここはそもそも女湯ではなく共用の場なのだから普通に入ったって良いのに、手に入れたステルス能力を使わずにいられなかった辺り、なんというか「らしい」っすね。
ナミとロビンは「サンジ!?」って速攻で気づいてるのに、(サンジの素顔を知っているハズの)ホーキンスやドレークは「ステルスブラック!!!」ってなってるの、妙に面白い。冷静に見ればサンジだって分かるだろうに、テンション上がっちゃったんだろうか。
奪われた秋水 |
何者かに盗まれていたゾロの刀だが、盗まれたのは普通に秋水の方でした。
まあそうよね。和道絡みの因縁でもあれば、面白いかなとも思ったのだけれど。
都の外れにあるえびす町から鈴後にまで出て来てしまったという事で、サンジやナミ達とは入れ違いになってしまった形なのかな。
しかしまあ、デッカイ盗っ人やなぁ……。
武蔵坊弁慶がモデルらしき巨漢だけれど、秋水を盗んだのは単に武器のコレクターだからというワケではなく、「あるべき場所」へと刀を返す事が目的だったらしい。
要は、リューマの墓に返して来たという事なのかな? 今や遺体さえも眠っていない墓だけれど、子孫とか、いるんだろうか。
モチーフを考えると、この盗っ人が弁慶、ゾロが牛若丸って事で、この後ゾロが彼を倒し、秋水の誤解を解いた後に彼がゾロの家来になるという流れなんだろうか。
刺青の件がバレた事で仲間集めもかなり難航しそうだし、強者が仲間になってくれれば頼もしいかもしれない。