「ワールドシーカー」プレイ日記、第6回目です。 





■第6話 “麦わらの一味集合”■

  ワールドシーカーには、「海賊カルマ」というシステムが存在する。
 これはそれぞれのキャラ毎に決められた条件を達成する事で上昇する、各キャラクターとの友好度の様なもの。このパーセンテージを上げていく事で、キャラクターとの特別会話やサイドミッションを発生させる事ができるらしい。

 このゲーム、基本的には「ONEPIECEのキャラゲー」というよりは「ルフィに成り切るゲーム」としての側面が強いから、このシステムによってルフィ以外のキャラクターとの要素を多少なりとも盛り込んで行こうって思惑なのかな。

 第5話のクリアによって、この海賊カルマというシステムが解放。これについては、後で気になったとこだけ纏めて紹介する感じで行こうかしら。



■サイドミッション:海底監獄

 さて、第6話となる今回のシナリオの進行条件は、「残る6人の仲間達との合流」

 そして仲間達と合流するには、それぞれのサイドミッションを進める必要があると言う。この様に、サイドミッションにはアイテム等の報酬がもらえるものだけではなく、物語の進行上必須となるものも存在しているのね。

 今回の場合、フランキーの捕まっているという海中監獄へ潜入するというサイドミッションが、物語を進めるための条件となる。ので、まずはコレを攻略していく。

 なお前回ナビゲーション役を買って出てくれたジャンヌだけでなく、ナミもナビ役として残る模様。
 いや君はついて来てくれや……潜入とか、得意分野やろ……。

 どうもこのゲーム、操作キャラがルフィ1人に固定されている影響か、「他の仲間と一緒に行動する」場面が極端に限られている節がある。
 もっとアンリミRとかみたいに、仲間と共闘するシステムにしてくれても良いのよ?



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)

 スチール街から東方面へ進むと、アクアマリンと呼ばれる海底監獄へと到着。

 海底監獄と言っても建物自体が海に沈んでいるワケではなく、インペルダウンと同様に入り口こそ海上に存在するものの、そこから徐々に地下へと降っていく構造になっているらしい。

 見張りの衛兵たちから約20発ぐらいの弾丸を受け散らかすという捨て身の特攻をかましながら、監獄内へと到達したルフィ。

 子電伝虫を通じたジャンヌのナビによれば、フランキーが捕まっているのはおそらく地下6階であるという事だった。多分、ナミが盗み出した囚人のリストに収監場所も記載されていたんだろう。
 なるほどLEVEL6か……デカくなったモンだなフランキーも。


 監獄の地下へと潜るためには、フロア内に溜められた水をスイッチによって排水しなければならない。まずは監獄内のスイッチを探す事に。


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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)

 案外簡単に見つかった。というか、監獄内の警備、ザル!!
 どう考えても、監獄に繋がる橋上の方が海兵の数が多かった。

 基本的にはテイクダウン(背後からの奇襲システム)によって気づかれない内にKOしていくのが楽なんだが、仮にバレてしまっても海兵は仲間を呼ばずに自分だけで対処しようとするので、ゴリ押しでも何とかなったりする。
 海兵達のチームワークの無さが、こちらにとっては追い風となるらしい。4月から社会人になるみんな、「ほう・れん・そう」はしっかりね!


 スイッチを押すと、フロア中央部分に溜まっていた水が取り除かれ、地下へと進む階段が出現。
 どうやら海底監獄では各フロアにこれと同じ仕掛けが設置されており、「スイッチを探し→水を抜き→下のフロアへ」というのを繰り返して地下6階を目指す事になる様だ。

 海兵の人ら、海賊を1人収監するごとに毎回この水抜きシステムを突破してるんかな……大変な仕事や……。


 
 さて、ここから各フロアの水を抜いて行く過程はバッサリとカット……しようかと思ったのだが、地下2階の排水スイッチを押した時点で地下5階までの水が一気に抜かれた。
 ショートカットが施された分、後はらくちんに地下6階へ……とは行かず、ここから地下6階へと進むためのスイッチは今までとは違う仕組みになっているらしい。

 これまではフロア内のスイッチ1つを押せばすぐに水が抜かれたが、最後のスイッチは「制限時間内に3つのスイッチを押す」必要がある。
 地下3階、4階、5階にあるスイッチのうち、1つを押すとカウントダウンが開始。そこから、制限時間内に残る2つのスイッチを探さなければならないと。
 
 なるほど……収監のために各フロアの水抜きをしなきゃいけないだけでも大変そうなのに、更に海兵さん達に同情したくなるシステムが搭載されてらっしゃる。
 こんなアトラクションじみた事を毎度毎度……自主退職の要因になりうるかもしれない。関係者用の秘密通路とかあるのかしら。



 1つ目のボタンを押してしまうとカウントダウンが開始する……という事で、まずは3つのボタン全ての位置を把握する作業に移る。
 ボタンを押してから次を探してたら、間に合わなそうだしね。

 本来ならば「警備を行う海兵達の目を盗みながら動く」のが正しい楽しみ方なのかもしれないが、今回は海兵達を全滅させてからボタンを探すというルフィらしさを追求した脳筋スタイルを取る事に。
 嘘です。本当は細々と隠れながら進むのが面倒だっただけです。


 邪魔者たちを殲滅し、3つのスイッチそれぞれの位置を把握した上でまずは3階に存在するスイッチを操作。すると、画面上部に3分間の時間制限を表すタイマーが表示されるので、焦る事なく事前に調べておいた4階、5階のスイッチを操作。

 制限時間は事前準備さえしっかりしておけばそう難しいものでもなく、3分間のうち約2分を残し余裕のクリア。この感じだと、ぶっつけ本番でスイッチを探しながら進んでもなんとか達成できる程度のバランスかな。


 ともかく、これで地下6階までの道は開かれた。
 あとは一刻も早く、フランキーを救出して監獄から脱出するのみ。

 地下6階に多数配置された牢獄は、鉄格子などではなく分厚めの扉で閉ざされていた。
 中の様子が視認できる作りにはなっていないため、例によって見聞色の覇気を使用し、中の様子を探る事に。


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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)

いた。

 なんと分かりやすいフォルム。


 というか、他の牢屋には人っ子一人として囚人の気配がない。
 この監獄、全然使われてないやんけ。やっぱいちいち水抜くのがめんどくさすぎて、滅多な事じゃ収監先として選ばれないんじゃないか、この海底監獄。


 ……というかこのフランキーが捕まっている牢屋、「牢の真横に扉を開くための機械がある」という不用心っぷりなのだが、そもそもこの開閉スイッチ自体がフランキーが入っている牢屋にしか存在していない。
 他の扉、開けられないやん。使われてないというより、使う手段すらなかった。

 しかし扉を開けるためのシステムが目の前にあるとはいえ、この機械はただボタンを押せばいいという代物ではなかった。
 機械には多数のボタンが取り付けられており、このボタンを適当に弄ってしまうと……



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)

 この様に、どこからともなくパシフィスタが現れ、攻撃を仕掛けて来るのだ。
 
 成程、これは確かに、並の侵入者では太刀打ちできない防御策かもしれない。
 ……けどさ、こんなボタンの誤操作ひとつでパシフィスタを呼べるシステムがあるなら、素直に水抜き用のスイッチもそうしとくべきだったよね
 それなら、最深部まで到達される事も、警備員を壊滅される事もなかったろうに。


 パシフィスタとの戦闘の方は、序盤こそ手や口から放たれるレーザーに押されそうになるも、武装色モードのガードで簡単に防げる事に気付いてからは余裕の試合運び。

 見聞色モードでの攻撃では仰け反ってくれないために反撃を受けたりもするんだが、武装色モードならばきちんと仰け反ってくれるし、吹っ飛ばす事もできる。
 そのため、武装色モードでレーザーを防いでから攻撃連打→起き上がったところに更に攻撃連打を繰り返すだけで、簡単に勝ててしまうのだった。

 ハッキリ言って、軍勢で襲い掛かって来る道中の雑魚の方がまだ苦戦した。
 所詮プロトタイプのパシフィスタなんてこんなモンよ。JET銃の一撃で倒れなかっただけマシって話だ。



 パシフィスタをブチのめして扉のところに戻ると、今度はジャンヌがボタンの正しい操作手順を教えてくれた。
 何でそんなトコまで知ってんだ……? 「反海軍派のリーダーだから」で済まされる知識量じゃなくなって来てないか?
 というか、民間人に開閉手順がバレてる監獄に、一体何の価値があると言うんだ。

 
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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)
 
 というワケで、無事フランキーと合流!
 どうやら海軍……特にアイザックは、フランキーの持つ特殊にも程がある身体に注目し、研究の対象にしようとしていたらしい。

 まあ確かに、基礎的な部分はベガパンクの英知を参考にしているとはいえ、色々と参考に出来そうな部分はありそうだしなぁ。
 ゲームの序章部分じゃ、アイザック自身も機械化された身体を用いてルフィと戦ってたんで、フランキーの身体構造には興味を惹かれる部分があったんだろう。

 とりあえず、フランキーと共に海底監獄を脱獄し、スチーム街にいるナミやジャンヌと落ち合う事に。
 帰り道、なぜか海軍の警備兵たちが復活していたので、ガン無視するためにゴムゴムのロケットで飛びまくって上に進んだんだが、きちんとフランキーついて来れたんかなコレ。

 腕を伸ばして悠々と飛んでいるルフィの後ろを、海兵達を薙ぎ倒しながら必死でついてきてるのかと思うと面白……可哀想になってきますね。