「ワールドシーカー」プレイ日記、第9回目です。 





■サイドミッション:“オバケの正体”



 ソーギョク町を訪れると、何やら海軍派のフレッドという男が、ジャンヌの身を心配していた。

 話を聞くと、どうやら島の墓場でオバケ騒動が発生したらしい。
 オバケを怖がり、墓場へと近づけなくなってしまった町民のために、ジャンヌが1人でオバケ退治に行ってしまったと言うのだ。 



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 海兵1人倒せない姉さんがオバケ対峙……ねぇ。
(第8回参照)




 オバケが出ると言う噂に興味をもったルフィは、物は試しと墓場へ向かって見る事に。
 ジャンヌの安否は1ミリも気に留めていない模様。



 オーギョク鉱山の脇を外周し、墓場へと向かうルフィ。

 しかしまあ、話の流れは何となく読める。仲間探しの最中に発生した「オバケ」に纏わる話と言えば、もはや出てくるのはアイツしかいないだろう。



 墓場へ向かう橋の手前まで来ると、そこにはジャンヌの姿が。


ジャンヌ「こ こんなに明るいんだもの
     オバケなんていない……ただの噂 噂よ……」



 あ、これはどうやらダメそうですね。

 後ろから声かけただけで、メタクソに驚いてるし。下手すりゃガケから転がり落ちかねない勢いで。
 



 「良いやつだったら仲間にする」という平常運転なルフィは、ジャンヌと協力しオバケ捜索にあたる事に。

 「池の上を走っていた」という聞き覚えのある目撃情報を元に、まずは池の方へと向かう事に。



 しかし目的地へ到着すると、そこにいたのはオバケなどではなく、「ぎゃああああああ!!!出たァ~~~~~!!!」大袈裟な絶叫をあげる海賊の姿だった。


 何に驚いてるんだそんなに……?と思っていると、海賊達は「脅かすんじゃねェ」とばかりに襲い掛かって来る。

 いや、驚いたのはむしろこっちなんですけど。

 何? キミ達ルフィが来ただけでそんなに驚いてたの?
 腕が伸びただけでリアクションしてくれる、今時珍しい天然記念物なの?

 

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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 しかもなんか、よく見たら物凄い肌の色してるね?
 モブ敵のクセが凄い。





 海賊達を叩きのめしたルフィさんは、「オバケってのは海賊のことだったのか~」これまた的外れな解釈に行き着き、ジャンヌのもとへ帰還。


 墓場へと到着していたジャンヌは、「オバケ……いた?」とおっかなびっくり。
 その正体が海賊であった事に安堵するジャンヌだが、「ただの海賊が水の上を走れるのか」という至極当然の疑問を浮かべる。



 その瞬間。



 彼女の背後から、不気味な笑い声が聞こえた。





???「ヨホッ」




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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)





ジャンヌ「きゃああああああ!!!」




 うん、気持ちは分かる。

 動いて喋るガイコツが突然現れたら、そらまあビビるよね。


 分かるんだけどさ、その人、一応元スーパースターだから。

 そんなオバケでも見た様な顔で驚かんであげて。オバケみたいなもんだけど。

 ソウルキングの名声も、ジェイルアイランドまでは行き届かなかったのかしら。仮にも海軍管轄の土地なんだし、世界政府加盟国だと思うんだけどなぁ。
 ……と思ったけど、この島そもそも「国」という形を成していなさそうだし、割とド田舎なのかもしれない。





 空中監獄からの脱出後、皆を探して歩き回っている内に、その見てくれを恐れた島民達のパニックを引き起こしてしまったというブルック。
 ひとまず人気のない場所を探して行きついたのが、この墓地だったという。


 オバケの正体は、ルフィの仲間であるブルックだった。

 これにてオバケ騒動は解決。
 しかしジャンヌは、せっかく墓場へ来たついでに、寄って行きたいところがあると言う。





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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



 過去、この島では島民と海賊達との間で、戦争が起きた事があった。

 墓場に立てられた、無数の墓石。これはその戦争によって命を落とした者たちが眠る墓なのだという。



 ジャンヌが見つめるこの墓石の下には、彼女の母親が眠っていた。
 島のリーダーだった亡き母に近況を伝えるため、彼女は今も時々、この墓場を訪れるのだと言う。


 海軍が島を仕切る様になって以来、島民たちの関係性には亀裂が走り、問題も度々起きている。
 だがジャンヌは、立派なリーダーであった母に恥じる事のないよう、1人でも島を何とかして見せると誓うのだった。




 そんなジャンヌに、ルフィは尋ねる。


ルフィ「何で一人でやんなきゃならないんだ?
    島のみんながいるだろ?」


ジャンヌ「島のみんなには それぞれの生活も立場もある
     これ以上 迷惑かけられないわ」

ジャンヌ「母さんのように
     私が みんなを守らないと!」


ルフィ「…………」



 あ、納得いってないって顔してらっしゃるなルフィさん……。


 どうもジャンヌさん、リーダーってポジションの重荷を抱え込みすぎて、無理をしてる節があるな……。
 そりゃまあリーダーは「重い」ものだけど、助けて貰うのも大切よ? 目の前の麦わら帽子ならそうしてると思う。



 ……。



 …………。





 あ、このサイドミッション、もう終わり?


 なんかブルックのパート、やけに短かったな……。
 指令書探しとか鉱石掘りとか、やらなくて大丈夫?






■サイドミッション:“監獄塔”

 ブルックの章が短めだったので、そのまま続きをプレイ。


 コーギョク村へ行くと、海兵達が騒ぐ声が聞こえる。

 聞き耳を立ててみると、何とこの島の監獄長が、“海賊狩り”と戦っているというのだ。


 何と!?
 いきなりボスとの戦いですか!?

 っていうかゾロさん、フライングにも程がありませんか!?


 
 騒ぎが起きているのは、コーギョク村から更に北へ向かったところにある監獄塔・トルマリン
 ……って事は、アイザックがゾロを捕らえようとして、戦いになったって事か?


 ともかく、様子を窺いに監獄塔へと向かう。






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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



 ガッツリ戦闘中のゾロとアイザック。


 機械化された身体が持つパワーや、ロケットパンチ等のギミックを駆使し、覇気を纏わずしてゾロと互角の勝負を繰り広げるアイザック。


 ……と、勝手に「機械化された」身体だと決めつけにかかっていたが、ゾロは彼の強さに対し「その妙な鎧にからくりがあるのか?」と、「鎧」と称していた。


 あまり「鎧」には見えない気もするが、ゾロがそういうならそうなんだろう。
 あのロケットパンチも、本当に腕を飛ばしているワケではなく、腕に装着したガントレット的な物を放って攻撃してるんかな。




 ゾロの事を「億越えの賞金首」とだけ聞いていたアイザックは、その強さを実戦にて体感し「想像以上」と称賛。
 他人からの伝聞によるデータを信用しない彼は、実際にゾロと戦ってみることで、その強さをデータとして取得したかったらしい。


 空中監獄じゃ、ルフィの実力を「大した事はない」と言っていた癖に……。
 やっぱアレか? ギア4抜きの素の状態だと、ルフィよりもゾロの方が強くなってるのか?

 新世界以降あまりにも苦戦する様を見せないゾロに、ファンの中ではそんな噂も囁かれていたが、アイザックの言葉により割と現実味を帯びて来てしまったのかもしれない。




 海賊の強さの「データ」など取って、一体何をしようと言うのか。

 疑問は残るままだが、ルフィが現れた事に気付いたアイザックは「船長が迎えに来たようだぞ」と言い、ゾロとの戦いを強制的に中断してしまう。



 勝負を勝手に終わらせられては、納得のいかないゾロ。

 食い下がる彼に対し、アイザックは「暴れ足りないならば こいつらの実験に付き合ってもらおうか」と言い残し、その場を去ってしまうのだった。




 アイザックが残して行った、「実験」の相手。



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



 それはロボット

 ゲームのオープニングでも散々出て来た、空飛ぶ戦闘ロボットだった。



 有無を言わさずバトルに突入してくるロボット達。

 これらの相手をルフィに任せ、ゾロはアイザックを追いかけて行ってしまう。
 いや待って、こっち手伝って。




 ……とは言っても、相手は所詮、実験体のロボット。

 たとえ3体同時に現れても、空中から狙撃を繰り出して来ても、個々の戦闘能力そのものは大した相手ではなかった。


 銃撃は武装色でガード、爆弾を放ってきたら見聞色の回避、相手の攻撃に隙ができたら、ジャンプからの空中攻撃。そして墜落した敵が再び飛び上がる前に、攻撃を連打。


 それを繰り返していれば、そう苦戦する事無く全滅させる事ができた。





 ロボットという思いがけない憧れの産物の登場に、テンションアップするルフィ。

 そんなルフィのもとに、ゾロが帰還してくる。
 アイザックの方は、海兵達に阻まれて見失ってしまったらしい。



 島の監獄長でありながら、自分達を捕まえようとしない事に疑問を浮かべるゾロ。

 そういえば、第4話のスチール街ですれ違った時も、アイザックはルフィを一瞥するだけで捕えようとはしなかった。


 今回彼がゾロと戦っていたのは、ゾロのデータを欲していたためだった様だが、ルフィとは既に空中監獄で一戦交えたばかり。
 ゾロとは戦ったのにルフィの事はスルーしたのは、あの時すでにルフィのデータを取り終えていたからなのだろうか。




 ルフィと合流したゾロは、ルフィに1つの鍵を手渡す。


 ゾロが渡して来たのは、監獄塔の牢の鍵だった。

 ゾロが言うには、そこにロビンが幽閉されているというのだ。




 あのロビンが捕まってる!?





 
 ………………。






 ……あっ。






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(プレイ日記第5回よりセルフ引用)






完 全 に 忘 れ て た



 そーだわー。
 そーいや捕まってるんだったわー。





 いやね?
 確かに忘れてた私も悪いと思うよ?



 でもね?
 
 指令書がどうの宝石がどうのと呑気なこと繰り返してたら、忘れるっちゅうねん。


 そういやそんな深刻な事態だったね……ごめんねロビンさん。




ルフィ「本当か!?
    ロビンは無事なのか!?」



 お前も忘れてたんかい。




 ゾロによれば、彼はすでに監獄内のロビンと接触し、鍵を取って来るように言われ牢に戻る際中だったのだと言う。
 だが鍵を入手したゾロは、気づけば監獄塔の外に出ていたと。


 ロビンさん、致命的な人選ミス。


 結局、ロビン救出の方はルフィが担当する事に。
 アイザックに何か不審なものを感じたゾロは、再び彼を追う事となるのでした。