「ワールドシーカー」プレイ日記、第15回目です。 


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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 無料DLCにて、ルフィのレイドスーツ衣装が配信されていたので試着。



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より) 

後ろ姿。 



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より) 

足裏。
 
 歩くたびにポフポフ言うアレは未装着のバージョンらしい。
 まあ、うるさいしな。


 アニメでサンジがレイドスーツを入手した時に描かれた、黄色いレイドスーツを着たルフィのイメージ映像は正直どうかと思ったけど、赤にすると一気にカッコよくなりますね。
 ルフィのイメージカラーにも合うし。

 ヒーローっぽいのはあんまり好みではないけど、これはこれで悪くはないかもしれない。



■第9話 “家族の絆”■


 海軍本部大将・イッショウとルフィが激突してから少し経った頃、町では何やら反海軍派の島民達が沸き立っている様子だった。

 どうやら革命軍の人間が町を訪れていると言うのだ。




 
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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)

 
ルフィの義兄・サボ!!


思ってた以上に脈絡なしに出て来た!!!




 彼が島を訪れたのは革命軍としての任務の様だが、今はまだ「軍」として動き出す段階ではなく、サボが単独で様子を見に来ている様だった。


 革命軍が来る、という話は、ジャンヌとしても初耳の事だったらしい。
 しかし事情を聞けば、どうも革命軍が動いたのは、島民が島を海軍から取り戻すために呼び寄せた事がきっかけだと言う。


 革命軍、そんな簡単に呼べるの?
 本拠地も謎のままだった組織なのに?



 時系列的には、この物語はルフィ達がトットランドに乗り込んで以降の物語のはず。
 という事は、革命軍は本拠地バルティゴを黒ひげ海賊団によって壊滅させられ、カマバッカ王国へと居を移した直後ぐらいのタイミングという事になる。

 つまり世界会議へ向けて、色々と作戦を練っている真っ最中であると思われるのだが……そんな大忙しの中で参謀総長を動かしたという事は、ジェイルアイランドで起きている事件は革命軍にとっても無視できないモノだったと言う事だろう。
 


 島民達が革命軍を呼んだという事は、つまり彼らが海軍と戦う意志を示したという事。
 
 島を元の姿に戻したい。
 その思いこそ彼らと変わらないジャンヌであったが、海軍との全面抗争という事になれば、当然犠牲者が出る事は避けられない。

 誰も傷つけずに島を取り戻したいと願うジャンヌは、他の方法を模索する様に説得する。


 若干、アラバスタ初期のビビの主張とリンクする……感じもあるが、すでに100万人規模の反乱が動き出していたあちらとは違い、ジェイルアイランドではまだ、本格的な戦いが始まっている段階ではない。

 そう考えれば、ジャンヌの説得も尤もと言えば尤も。けどまあ、甘いと言えば甘いかもしれない。
 たぶん、シシリアン辺りが聞いたらキレる案件だろう。



 ……と、ジャンヌがサボをそっちのけで島民たちの説得にあたっていると、そこに空気の読めない乱入者が現れる。





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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



 あ、衣装間違えたなコレ。



 試しに着ていたジェルマ衣装をつけっぱなしだった為に台無し感も生まれている気はするが、兄弟感動の再会である。 
 つってもまあ、ドレスローザから一か月も経っていない(アニメ版ヴィオラ談)んだが……。



 革命軍のナンバー2であるサボが、ルフィの兄であるという事実に驚くジャンヌ。

 しかし今や気の知れた友達であるルフィが、サボと密接な関係であるなら、話も早い。
 革命軍にこの島での無茶な戦いを避けて貰えるよう、ジャンヌはルフィに願い出る。



ルフィ「あいつらのリーダーはお前だろ?
    自分で頼めばいいじゃねェか」



 うーん、正論。

 正論っつーか、よく考えたらそもそもそれ以前に……


 この島民達、なんでリーダーの頭飛び越えていきなり革命軍に連絡繋いでんねん。

 CP-0かお前達は。




 ルフィの言葉に、改めてジャンヌは、自ら島民達と話し合う意志を強める。

 いまは争いの火種が舞い散るこの島。
 しかし、皆で話し合っていけば、この島はきっとやり直せる。

 そう考えたジャンヌはサボに、革命軍としての動きを、しばらく待って貰う様に願い出る。



 だがサボとしても、今は革命軍の任務として動いている身。
 島民達の意志によって呼ばれた以上、ジャンヌ個人の言い分だけを汲み取り、帰還するわけにも行かなかった。

 とはいえ今回サボがこの島に来たのは、先遣隊としての島の調査が目的だった。
 即座に戦争を繰り広げよう、という腹積もりではない。


 サボが言うには、元々この島には、良くない噂が出回っているという話だった。

 表向きは海軍が統治しているジェイルアイランド。
 だがその裏では、世界中の戦争に使われる様な武器の密売が行われている――。
 裏の世界では、有名な話だと言うのだ。

 そういや前のサイドミッション中でも、偽りのマーリンとかいう海軍らしき男が、海賊と危険物の取引をしてたな……。


 “戦争屋”とも呼ばれるジェルマ66との「取り引き」も、その一環。
 その情報を掴んだ革命軍は、サボを先遣隊として島に寄越し、実情を調べようとしていたのだ。



 ジェルマ66が島を訪れていたのは事実である。
 その事をルフィから聞かされたサボは、その「噂」に対する信憑性を高める。

 これからの調査結果によっては、革命軍の武力的な介入もなくはない――と、サボはその可能性をジャンヌに伝えるのだった。



 革命軍の介入の有無はともかく、どの道このままでは、民衆の意志によって戦争が引き起こされる可能性など、いくらでも存在する。
 島の問題を解決するにも、まずは統治者であるアイザックから話を聞き、問題の解決に向けて協力していくより他になかった。

 だが、ジャンヌの兄であるアイザックは、依然として話し合いに応じてくれる様子はない。



 サボ曰く、「人には立場ってもんがある」
 それがある以上、本人の意志だけで行動を起こす――というのは、本来であれば許される事ではない。

 しかしある時、その立場を超えて動くべき場合も存在する。
 その力こそが、「絆」の力であると、サボは言うのだった。


 家族の絆、というものは、そう簡単に切れるものではない。

 サボのその言葉を聞いたジャンヌは、今一度、アイザックに会いに行く決意を固める。

 自身の兄が何を考え、何をしようとしているのか。
 その答えを、今度こそ掴むために。




 うん……話の流れとしては分かる……分かるんだけどさ……。


 「血縁」と「家族の絆」がまったくもって違うものである事は、サボが一番分かってるんじゃないか?


 サボ自身、実の父であるアウトルック3世との縁を遮断し、自由の海へと旅立とうとした身。
 そんな中で見出した、ルフィやエースという「家族」。そこには確かに「絆」は存在していたよ。

 けどさ……。
 アイザックとジャンヌの関係性が、サボにとっての「ルフィ達」と「実父」、どちらに近いものなのかなんて、分からんよね。


 その辺の事情も分からんまま、希望だけ持たせてけしかけるのは……ちょっと無責任なんじゃないかな……。
 いや全然知らん赤の他人なんだから、責任も何もないかもしれんけどさ……。


 ちょっとこの辺、サボにとっての「家族」の認識に違和感があって、モヤッとするポイントでした。


 っていうかジャンヌさん、島民との話し合いの方は放っぽり出していいの?
 





 ジャンヌについて「大事な事を一人で抱え込んで 自滅しかねない」と評したサボは、ルフィに傍についてやる様に薦める。

 島の調査へと戻ったサボと別れ、ルフィは再び、アイザックのもとへ向かったジャンヌを追う事に。




 スチール街の海軍基地では、ジャンヌがアイザックと話をさせて貰えるよう、警備の海兵に直訴していた。
 だが当然の如く、海兵達は取り合ってくれる様子を見せない。
 

 無理にここを通ろうとするのであれば、いかにジャンヌであろうと投獄の対象とする。
 これもまた、監獄長であるアイザックの意志だと、海兵は言うのだった。


 実の妹である自分を、投獄する事すら辞さないアイザックの強固な意志。
 やはり、もはやアイザックの中に、自分への思いなど残ってはいないのか――。




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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 ジャンヌは悲しみを浮かべながら、海軍基地を後にする。



 目的地を失い、途方にくれるジャンヌ。
 そんな彼女に、背後から接近する者がいた。




???「アイザックの妹だな……」


ジャンヌ「……誰……?」





 ルフィが基地へと辿り着いた時、そこにジャンヌの姿はなかった。


 ジャンヌに接触した男……その正体は何者なのか。
 彼女は無事なのか? アイザックの思惑とは……?




 ……まあ、ジャンヌに近づいたヤツは、声でバレバレなんですけどね。
 こんな時こそ、自慢の腹話術が活きる時やで、キミ。