ワールドシーカー、プレイ日記第20回です。



■第14話 集会■

放送塔を利用し、自らの思いのたけを島民達へと届けたジャンヌ。
後は広場へと出向き、皆が集まってくれる事を信じるのみ。

果たして、ジャンヌの心は皆に伝わったのか。
島民達は、また12年前の様にひとつとなる事ができるのか。





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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



すんごい人数来とる!!

島民全員が参加する直接政治!
議長の責任重大!
話し合いの収集付かなくなるヤツだこれ!


この大所帯の会議を纏めていたジャンヌ母、そりゃあ偉大ですわ。
並の人間じゃ、話聞くだけでアタマおかしくなりそうですもん。





何はともあれ、先ほどまでは命を奪い合う争いに発展しようとしていた人々が、一度武器を置き、集まってくれた。
ジャンヌと共に、より良い島を作っていく為に。


こうなれば、海賊であるルフィ達に出番はない。
広場の向こうから、ジャンヌと島民達の話し合いを見守る事にした彼らは、彼女を集会の場へと送り出す。


勇気を出し、一歩を踏み出したジャンヌ。

「みんながいたから、今と向き合う勇気がもてた」
と、麦わらの一味への感謝の想いを口にする。

次は、自分が頑張る番。
一味から貰った勇気を胸に、彼女は島民達との集会の場へと赴く。



 
だがそこに。
麦わらの一味の目が届かなくなった場所で、彼女の背後に、忍び寄る影があった。



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


アイザック
彼女と論を交わす事を拒んだはずの兄が、再びジャンヌの前に現れたのだ。





アイザックはジャンヌに、放送塔襲撃の真意を問う。
 
なぜあの様な無謀を実行したのか。
ジャンヌの答えは1つだった。

島を変えるため。


 
ジャンヌは今まで、いつか誰かが、「島を元の姿に戻してくれる」と信じていたと言う。
島民の誰かが。あるいは兄・アイザックが。

しかし、それではダメだった。
誰かに頼っているだけでは、問題は解決しない。
ジャンヌが……島民の1人1人が、立ち上がり、考え、行動に移さなければ。
島を変える事など、できはしない。



島を母が生きた時代に戻すのではなく。


島を母が生きた時代以上に良くするために。



自身の想いを告げたジャンヌは、今一度、兄に問う。
「兄さんは、何をしようとしているの?」と。


 
そんな彼女の言葉に、アイザックはおもむろに口を開いた。

アイザックの真の目的。
それは、母の命を奪った、“世界政府”への復讐だったのだ。

あ、やっぱ世界政府なのね。海賊じゃなくて。

 
アイザックによれば、12年前に島を襲った海賊は「政府に雇われた」存在だったと言う。
政府は島民達を人質とし、海賊を使ってジャンヌ達の母を殺させた。

すべては、ダイナ岩を奪うために。


つまりアレか、私はてっきり、「過去古くからジュエルアイランドと世界政府には繋がりがあり、海軍に保管されているダイナ岩もその時に取引されたもの」だと考えていたが、実際には「12年前、ジャンヌの母を殺害してから掘り返したもの」だったと言う事か。

そしてそのダイナ岩を、ゼファーが奪い、エンドポイントの破壊に用いたと。



アイザックがこの島へ帰って来たのは、そんな世界政府の計画を砕くためだった。
島のダイナ岩は、すべてアイザックが回収し、空中監獄へと収容したと。


……いや、ちょっと待て?
アイザックは母の死後、ダイナ岩の採掘方法を探る為、政府から派遣された人物。
そしてそのアイザックが、採掘手段を発見し、ダイナ岩をすべて確保した。


つまりこの12年間、世界政府にはダイナ岩を掘り返し、海軍に保管させる為の手段などなかったのだ。

よってゼファーが海軍から盗み出したダイナ岩は、やはりジャンヌ母が生きた時代よりも更に前に、海軍に引き渡されたものだという事になる。
ジュエルアイランドと呼ばれた当時の島にも、やはり政府との裏の繋がりを持つ、闇の時代はあったのかもしれない。




……しかし待てよ?
じゃあなんだ、結局のとこアイザックって「政府の企み」を阻止したイイ奴なんじゃん。



……とはならないのが、世の中の常。

アイザックがダイナ岩を回収した事には、彼自身の計画を実行に移す目的もあったのだ。


ダイナ岩は、凶悪な兵器。
あんな物を扱えば、その目的が何にせよ、空中監獄付近に存在するジェイルアイランドもタダでは済まない。


だがそれすらも、今のアイザックには関係のない事だった。
アイザックにとって、島民達は仲間でも家族でもなかったからだ。


一時の富に踊らされ、政府の支配下に下った者。
抵抗の意思を見せながら、何もできず屈するしかできなかった者。

“海軍派”も“反海軍派”も、アイザックにとっては「生きる価値などない」愚か者でしかなかったのだ。

苛烈ゥ~。



島の皆は変わろうとしている。
そう訴えかけるジャンヌの言葉すら、アイザックには届かない。

彼はこの島に、“戦争”を引き起こそうとしていた。

「今度はお前が、引き鉄を引くのだ」

不穏な言葉を残し、彼はジャンヌの前から姿を消すのだった。



その時、広場に異変が起きた。



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 突如として舞い降りたロボット。



そして…………








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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



!!?






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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)




!!!???


 




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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 


!!!!!?????





えー、何が起こったのかを順を追ってお話しますとー。


 どこからともなく飛んで来たロボットのパーツが、ジャンヌに張り付きました。


ほんでー。






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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



 ロボットになっちゃった☆




ほんでこのまま、戦闘パートに移行。

相手はロボット3体。
そして先程、広場に現れたロボットは2体。
要は1体は中にジャンヌが入ってるって事ね。


このままでは、ジャンヌ自らの手によって島民達を傷つけてしまう。
しかしアイザックによってロボットのパーツを取り付けられたジャンヌは、もはや自身の身体を制御できる状態にはなかった。

自分はどうなっても構わない。
けれど、大事な“家族”である島民達だけは……。


そんなジャンヌの想いを受け、ルフィは戦う。

ルフィ「任せろ!!! “全部”守る!!」






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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


 マモレナカッタ・・・



なんかね、どうもフランキー曰く、ジャンヌを発信源として「他のロボットを呼び寄せる」性質が備わっているらしくってね。

 増えんのよ、敵。

だからまずはジャンヌをさっさと倒さなきゃならないんだけど、いかんせん他のロボットと全く見分けがつかないモンで、まずどれを狙ったら良いやら、サッパリ分からんのよ。


ただでさえ、空中をふよふよ動き回って狙いにくいってのに……。
その上「“数”という暴力」によって攻め立てて来るので、中々の強敵ですわ。
たぶん、ルッチの5倍ぐらい強い。





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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)


取り付けられたアーマーを破壊し、何とかジャンヌを救出したルフィ。

幸い、ジャンヌは傷付きこそすれ、命に別状はない様子だった。



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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



気を失ったしまった彼女の身を案じ、島民達も駆け寄って来る。
誰1人言葉は発してくれなかったけど。

こう、「ジャンヌと島民達の絆」をなんとか表現しようとしてるのは伝わって来るんだけど、肝心の島民達が物の見事な無個性集団なせいで、イマイチ感情がノッていかないのが切ないっすね。
この章なんか「島民達が1つに纏まる」って話の流れなのに、一言も声を聞けないからね。話しかける事もできないし。




ジャンヌをこの様な目に遭わせた原因は、監獄長アイザックにある。

ロビンの推測からそれを理解したルフィは、その暴挙に怒りを燃やす。
ジャンヌの身を仲間達に預けると、アイザックのもとへと走るのだった。


というワケで、アイザックを追って海軍拠点へ向かうぞ!
ちなみにこのミッション中、ファストトラベルは使えないぞ!
べらぼうに強い警備兵達の銃弾を、雨の様に受けながら突き進むぞ!
勢いよく駆け出したけど、死にたくなかったらゆっくり隠れながら進むのが吉だぜ!


……スニーキング系のステージがとことん苦手なワタクシ、マジで詰むんじゃないかと思いました。
道中の雑魚がイオナズンとかザラキーマとか連発してくるレベルの恐怖を味わいましたよ、ええ。

難易度ハードってのもあるんだろうけど、この辺から雑魚兵もめちゃくちゃ強化されてて、銃弾一発で体力を半分近くもってかれるからね。
装備3つ付けてるのにコレだからね。精鋭すぎる。たぶんアーロンぐらいなら余裕で倒せる。

ほんでこの大苦戦中に、「冒険は楽しいなー」というトロフィーが獲得されたのは何の皮肉なんでしょうか。





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(「ONE PIECE WORLD SEEKER」より)



海軍拠点のド真ん中に、何故かポツーンと佇んでいるアイザックさんを発見。

アイザックが、ジャンヌに島民達を襲わせた理由。
それは島民達に、ジャンヌと言う依り代を失わせる目的があった。

島民達を混乱に陥れる事で、目前の敵である反対派閥の者を対象に、再び争わせる。
そして皆を傷つけたジャンヌもまた、島にはいられなくなる。
それが、アイザックが描いた戦争再開の計画だった。


だが、ジャンヌはルフィの手によって救い出された。
島民達が傷付く前に。

残るはアイザックただ1人。
裏で糸を引いていた彼をブッ飛ばせば、島は元通り、平穏な日常に戻れる筈。


だがアイザックは言う。
戦争は、始まった。
もはや誰にも止める事はできない。
すべて計画通りだ、と。


…………それだけを言い残し、何やらアイザックは姿を消してしまったので、仕方なくルフィを狙う海兵達と戦う事に。
何でや!! 今の決戦の流れだったやん!!

相変わらず、神出鬼没な……というか、どうやってそんなポンポン姿くらましとるんや、この方。