第899話
「敗北確定! ストローマンの猛攻」
放送日時:2019年 8月 25日
【原作の対応話数】
91巻 第913話 11P~17P
もくじ
・あらすじ
・原作からの変更点
・感想・妄想
・登場した技
・声の出演
・あらすじ
・原作からの変更点
・感想・妄想
・登場した技
・声の出演
【あらすじ】
『ストローマン』の力を駆使し、ルフィ達への追撃を仕掛けるホーキンス。圧倒的なパワーを誇るストローマンに対し、ゾロは『剛力羅』によって筋肉を膨張させ、パワー勝負での対抗を行う。猛攻を凌ぎ切ったゾロ達は、狛ちよに連れられて無事、ホーキンスらの追跡から逃げきるのだった。
お玉を医者に見せるため、荒野を駆ける狛ちよ。だが途中、分かれ道に差し掛かり、どちらに進めば良いのか分からなくなってしまう。お玉の容態は悪くなる一方で、もはや迷っている時間はない。
そんな時、どこからともなく現れたワノ国の女性・お鶴が、正しい道を申し出る。百獣海賊団に追われていた彼女は、ゾロによって救われた後、ずっと狛ちよの尻尾に隠れていたのだった。
茶屋を営む彼女は、お玉が飲んだという汚染された水に対する特効薬を持っている。ゾロに救われた礼として、お鶴は彼らを自身の茶屋へと案内するのだった。
お鶴の茶屋では、看板娘のお菊に、力士である浦島が言い寄っていた。お鶴達が帰還したことで邪魔が入ると、浦島はお菊に博羅町で開かれる興行を見に来るように伝え、その場を去る。
そしてルフィ達は、お玉を助けるため、川の水に効く薬草を煎じ始めるのだった。
『ストローマン』の力を駆使し、ルフィ達への追撃を仕掛けるホーキンス。圧倒的なパワーを誇るストローマンに対し、ゾロは『剛力羅』によって筋肉を膨張させ、パワー勝負での対抗を行う。猛攻を凌ぎ切ったゾロ達は、狛ちよに連れられて無事、ホーキンスらの追跡から逃げきるのだった。
お玉を医者に見せるため、荒野を駆ける狛ちよ。だが途中、分かれ道に差し掛かり、どちらに進めば良いのか分からなくなってしまう。お玉の容態は悪くなる一方で、もはや迷っている時間はない。
そんな時、どこからともなく現れたワノ国の女性・お鶴が、正しい道を申し出る。百獣海賊団に追われていた彼女は、ゾロによって救われた後、ずっと狛ちよの尻尾に隠れていたのだった。
茶屋を営む彼女は、お玉が飲んだという汚染された水に対する特効薬を持っている。ゾロに救われた礼として、お鶴は彼らを自身の茶屋へと案内するのだった。
お鶴の茶屋では、看板娘のお菊に、力士である浦島が言い寄っていた。お鶴達が帰還したことで邪魔が入ると、浦島はお菊に博羅町で開かれる興行を見に来るように伝え、その場を去る。
そしてルフィ達は、お玉を助けるため、川の水に効く薬草を煎じ始めるのだった。
【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・「追撃」のカードで力を得たストローマンの周囲に、赤いオーラが追加。
・ゾロが三代鬼徹を抜いた際、その刀身に紫色のオーラ追加。
・迫り来るストローマンに、ゾロが二刀流による十字型の飛ぶ斬撃を放つシーン追加。
だがストローマンには手にした武器により弾かれている。
・ストローマンの攻撃に対し、ゾロが秋水を逆手に構え直して対抗する描写追加。
・原作ではストローマンに攻撃をさせる際に一度だけ自分の腕を振っていたホーキンスが、指揮者の様に腕を上下させる描写に変更。
・ストローマンの攻撃をゾロが受け止めた際、その衝撃で狛ちよが地面に倒れるシーン追加。
・ストローマンとゾロの鍔迫り合いの際、自身の動きをストローマンに連動させているホーキンスの身体にも赤いオーラを纏う演出追加。
・ゾロの「何だこのパワー!!」というセリフが、「中々歯ごたえがあるじゃねェか」というセリフに変更。
・ゾロが『一剛力羅 二剛力羅』によって筋力を増強させ、ストローマンの攻撃を弾き返すシーン追加。
・ストローマンの爪(釘)による攻撃を、『剛力羅』によってパワーを得たゾロが弾くシーン追加。
その後更に2発目の攻撃を放つが、こちらは藁で出来た柔軟な腕の特徴を利用し、ゾロの脇を抜けてお玉を庇うルフィを狙っている。
だがこれも、ゾロが瞬時に追いついて攻撃を食い止めている。
・ストローマンの攻撃を受け止めたゾロが、飛ぶ斬撃を放ちストローマンの右腕を斬り裂くシーン追加。
この傷はホーキンスにも伝播するが、横にいた侍の部下に肩代わりさせている。
・その後更に、連続で4発の飛ぶ斬撃を放ち、ダメージを与える。
この傷もホーキンスの部下が代わりに受けており、これらの身代わりとなった人物はすべて、侍または百獣海賊団の衣装に身を包んだ人物となっている。
・ゾロがストローマンの腕を切断し、武器を弾き落とすシーン追加。
その際、それに連動しホーキンスが持つ剣も手元から失われている他、手首にダメージを受ける描写も加えられている。(この傷も部下が身代わりになったと思われるが、その描写は省略された。)
・『登楼』を放つ際、原作では2本の刀の構えが両方とも順手となっていたが、アニメでは秋水を構える手が逆手に修正。
・真っ二つに斬り裂かれたストローマンの断面が焼け、そのまま燃え落ちる様な演出が追加。
・ルフィやゾロが逃げ延びる事を占った「法王」のカードを引く際、黒いオーラを放つカードの中から1枚を引く描写が追加。。
・ストローマンから逃げ切ったゾロが、腕に刺さった釘を引き抜きながら、ホーキンスの能力を「面倒な能力」「少し厄介」と評するシーン追加。
・町へと駆ける狛ちよが、分かれ道に差し掛かり正しい道を見失うシーン追加。
その際、ゾロが「とりあえず右に行くか」と提案するが、狛ちよの尻尾の中に隠れていたお鶴が姿を現し「左ですよ」と訂正している。
・お鶴から布を借りたルフィが、お玉の汗を拭ってやるシーン追加。
・お菊が茶屋の客に、団子を振る舞うシーン追加。
たまに食う団子だけが生きがいだという客に、お菊が「すぐ昔みたいに、たくさん食べられる様になりますよ」と励ますセリフ追加。
・茶屋に現れた浦島が、団子を食う客を脅し追い払うシーン追加。
浦島に怯えた客は、団子を落として走り去ってしまう。
・浦島が自分の名を名乗る際、四股を踏んで見せる描写追加。
・浦島がお菊を口説く際の、「こんなしけた店やめてよぉ、おこぼれで情けなく生きるなんて、みっともねェことやめて、おれと……なァ?」というセリフ追加。
その言葉に、お菊は特に言葉を返しはしなかったが、顔をしかめる素振りを見せている。
・お鶴達が帰って来た時、原作ではすぐに茶屋を離れた浦島だが、アニメでは「おれとお菊の邪魔するんじゃないっぺ!」と文句をつける様に変更。
だがゾロに「でかい図体が邪魔だ」と睨み付けられて怯んでいる。
・原作では博羅町でのエピソードの際に描かれた、浦島が自分の興行を見に来るようにお菊を誘うシーンが、アニメでは去り際に挿入。
・ルフィが邪含草らしき薬をすり潰す描写追加。
・ルフィとゾロの姿を発見したベポ達が、ローに報告を入れに行くシーン追加。
・鬼ヶ島にて、カイドウが酒を呑んでいるシーン追加。
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・「追撃」のカードで力を得たストローマンの周囲に、赤いオーラが追加。
・ゾロが三代鬼徹を抜いた際、その刀身に紫色のオーラ追加。
・迫り来るストローマンに、ゾロが二刀流による十字型の飛ぶ斬撃を放つシーン追加。
だがストローマンには手にした武器により弾かれている。
・ストローマンの攻撃に対し、ゾロが秋水を逆手に構え直して対抗する描写追加。
・原作ではストローマンに攻撃をさせる際に一度だけ自分の腕を振っていたホーキンスが、指揮者の様に腕を上下させる描写に変更。
・ストローマンの攻撃をゾロが受け止めた際、その衝撃で狛ちよが地面に倒れるシーン追加。
・ストローマンとゾロの鍔迫り合いの際、自身の動きをストローマンに連動させているホーキンスの身体にも赤いオーラを纏う演出追加。
・ゾロの「何だこのパワー!!」というセリフが、「中々歯ごたえがあるじゃねェか」というセリフに変更。
・ゾロが『一剛力羅 二剛力羅』によって筋力を増強させ、ストローマンの攻撃を弾き返すシーン追加。
・ストローマンの爪(釘)による攻撃を、『剛力羅』によってパワーを得たゾロが弾くシーン追加。
その後更に2発目の攻撃を放つが、こちらは藁で出来た柔軟な腕の特徴を利用し、ゾロの脇を抜けてお玉を庇うルフィを狙っている。
だがこれも、ゾロが瞬時に追いついて攻撃を食い止めている。
・ストローマンの攻撃を受け止めたゾロが、飛ぶ斬撃を放ちストローマンの右腕を斬り裂くシーン追加。
この傷はホーキンスにも伝播するが、横にいた侍の部下に肩代わりさせている。
・その後更に、連続で4発の飛ぶ斬撃を放ち、ダメージを与える。
この傷もホーキンスの部下が代わりに受けており、これらの身代わりとなった人物はすべて、侍または百獣海賊団の衣装に身を包んだ人物となっている。
・ゾロがストローマンの腕を切断し、武器を弾き落とすシーン追加。
その際、それに連動しホーキンスが持つ剣も手元から失われている他、手首にダメージを受ける描写も加えられている。(この傷も部下が身代わりになったと思われるが、その描写は省略された。)
・『登楼』を放つ際、原作では2本の刀の構えが両方とも順手となっていたが、アニメでは秋水を構える手が逆手に修正。
・真っ二つに斬り裂かれたストローマンの断面が焼け、そのまま燃え落ちる様な演出が追加。
・ルフィやゾロが逃げ延びる事を占った「法王」のカードを引く際、黒いオーラを放つカードの中から1枚を引く描写が追加。。
・ストローマンから逃げ切ったゾロが、腕に刺さった釘を引き抜きながら、ホーキンスの能力を「面倒な能力」「少し厄介」と評するシーン追加。
・町へと駆ける狛ちよが、分かれ道に差し掛かり正しい道を見失うシーン追加。
その際、ゾロが「とりあえず右に行くか」と提案するが、狛ちよの尻尾の中に隠れていたお鶴が姿を現し「左ですよ」と訂正している。
・お鶴から布を借りたルフィが、お玉の汗を拭ってやるシーン追加。
・お菊が茶屋の客に、団子を振る舞うシーン追加。
たまに食う団子だけが生きがいだという客に、お菊が「すぐ昔みたいに、たくさん食べられる様になりますよ」と励ますセリフ追加。
・茶屋に現れた浦島が、団子を食う客を脅し追い払うシーン追加。
浦島に怯えた客は、団子を落として走り去ってしまう。
・浦島が自分の名を名乗る際、四股を踏んで見せる描写追加。
・浦島がお菊を口説く際の、「こんなしけた店やめてよぉ、おこぼれで情けなく生きるなんて、みっともねェことやめて、おれと……なァ?」というセリフ追加。
その言葉に、お菊は特に言葉を返しはしなかったが、顔をしかめる素振りを見せている。
・お鶴達が帰って来た時、原作ではすぐに茶屋を離れた浦島だが、アニメでは「おれとお菊の邪魔するんじゃないっぺ!」と文句をつける様に変更。
だがゾロに「でかい図体が邪魔だ」と睨み付けられて怯んでいる。
・原作では博羅町でのエピソードの際に描かれた、浦島が自分の興行を見に来るようにお菊を誘うシーンが、アニメでは去り際に挿入。
・ルフィが邪含草らしき薬をすり潰す描写追加。
・ルフィとゾロの姿を発見したベポ達が、ローに報告を入れに行くシーン追加。
・鬼ヶ島にて、カイドウが酒を呑んでいるシーン追加。
【感想・妄想】
■ゾロ VS ストローマン
原作では4ページ程度で済まされたホーキンス操るストローマンとの戦いだが、アニメではこのゾロとの戦闘部分にスポットを当て、その攻防が数多く描写された。
原作からして、その「パワー」によりゾロを驚かせたストローマンだが、アニメではゾロとの鍔迫り合い時、足場とする狛ちよの身体を押し潰して見せたりと、その力強さが更に強調されている感じに。
……が、それ以上にゾロのパワーが物凄い。
原作以上にその巨大さが分かりやすく描かれたストローマンの攻撃に、2本の刀で真っ向から打ち合うその剛腕っぷりは中々の見所だと思う。
パワー以外にも、自身の背後にいるルフィ達を狙った攻撃に追いついて弾いてみたり、小器用に宙を舞いながら飛ぶ斬撃の連打を放つテクニカルな攻撃も見せてくれたりするので、ゾロファンの人には結構オススメ。
■剛力羅
アニメ版では、このバトルにおける追加要素として、ゾロが『一剛力羅、二剛力羅』を使用する場面も描かれた。
エニエスロビーにおけるカクとの戦いで初披露され、直後のスリラーバークで1度再登場したっきり原作での出番を失ったこの技だが、久々に見ることができた。
『ONE PIECE YELLOW』での解説曰く、これは「“剛”と“柔”の剣筋を切り替える」ことを目的とした技であるらしい。
この技を使って放たれた『二剛力斬』をカクが「力技」と称していた様に、斬撃の精度を犠牲にしてでもパワーを得るためのものなんだろう。
巨体とパワーを併せ持ち、かつちょっとやそっとの斬撃ダメージが意味を成さないストローマンへの対抗としては、最適のチョイスだと思う。
■『登楼』『砂紋』
本来であれば、『登楼』は上方向、『砂紋』は斜め下への斬撃なのだが、今回放った技では左上へ向かって斬り上げる1発の斬撃となっていた。
これよう分からんのですが、『登楼砂紋』っていうひとつの技なんですかね?
明らかに普段の『登楼』とも『砂紋』とも異なっているし、アニメでは『登楼』を叫んだ時点では攻撃を繰り出してすらいない(『砂紋』を宣言した後にはじめて攻撃している)し。
『弐斬り』の技の多くは握り寿司の名前が元になっているため、トロサーモンがあってもおかしくはない。
ただ、『弐斬り』の強みはそもそも連続攻撃にあるため、わざわざこれを使っておいて、単発の攻撃しかしないのはちょっと違和感があるなぁ。
なので、個人的には「身体を捻って体勢を変えながら、敵の同じ部位に2発の斬撃を叩き込んだ」という様な解釈をしていたのだけれど……うーん、アニメだとどうも、1発の攻撃という解釈が正しそうだ。
VIVRE CARDにゾロのスキルカード第2弾が来れば『登楼砂紋』という技なのか判明するかもしれないが、気の長い話になりそうだ。
■法王『援護』のカード
「誰かが手引きをすることで、奴らは逃げ切る」との効果らしい。
今ルフィ達の足となっているのは狛ちよだが、狛ちよがルフィ達を連れて逃げようとしたのは援護のカードを引くよりずっと前なので、今更占うような事でもない。
カードを引いてから現れた人物といえば鶴だったが、原作での鶴が担った役割は邪含草のある茶屋への誘導であり、別に逃亡の手助けをしたワケでもなかった。
「結局手引きってなんのことだったんだ……?」となっていた所に、アニメでは「狛ちよが道を見失い、鶴が案内をする」というワンシーンが。
鶴がいなければ無事に町へ辿り着けたかもアヤシイ状態だったし、立ち往生していたらホーキンス達に追いつかれてしまう可能性もあったので、手引きというのもこの事を指していたんだろう。
……けどまあ、これも別に「逃げ切るための手引き」とは違うので、占いの結果通りかと言えば微妙な気もするが……。
うーん、やっぱホーキンスの占い、コレに関してはハズレ気味だったのかも……。全力で追っかければ、普通に追いつけたのかもしれん。
■お菊&浦島
鶴に引き続き、お菊さんもアニメ初登場。茶屋の看板娘です。うん。
菊の声がどういう感じになるのかは気になる所だったのだけれど、基本は女性的ながら、相手や状況によって中性的な声色を混ぜて来る芝居は中々にハマッている。うん、良い感じだと思います。
そして浦島……なんだその髪色!!?
林家ペーパーの衣装並の真っピンク。
日本の国技であるところの相撲にはやはり黒髪力士のイメージが強いし、かつて某外国人力士の昇進時には「史上初の金髪関取」なんて話題にもなったり、「染めた方が良いのでは?」なんて話も出たらしいが、そこはやはりONEPIECE、常識に囚われないハデっぷりを見せてくれる。
まあ浦島さん、どっちかと言うと不良力士の類なので、髪色も多少吹っ飛んでる方がそれっぽいかもしれんですね。
しかしまさかピンクで来るとは。この髪色だと、凄めば凄むほど面白くなって笑ってしまいそうだ。で、彼岸張手でブッ飛ばされます。お陀仏。
■茶屋の客
浦島にビビッてせっかくの団子落としたおじいちゃん、かわいそう。
滅多に食えない御馳走だったろうに。おこぼれ町の暮らし、想像以上に困窮しているっぽいからなぁ。
■ゾロ VS ストローマン
原作では4ページ程度で済まされたホーキンス操るストローマンとの戦いだが、アニメではこのゾロとの戦闘部分にスポットを当て、その攻防が数多く描写された。
原作からして、その「パワー」によりゾロを驚かせたストローマンだが、アニメではゾロとの鍔迫り合い時、足場とする狛ちよの身体を押し潰して見せたりと、その力強さが更に強調されている感じに。
……が、それ以上にゾロのパワーが物凄い。
原作以上にその巨大さが分かりやすく描かれたストローマンの攻撃に、2本の刀で真っ向から打ち合うその剛腕っぷりは中々の見所だと思う。
パワー以外にも、自身の背後にいるルフィ達を狙った攻撃に追いついて弾いてみたり、小器用に宙を舞いながら飛ぶ斬撃の連打を放つテクニカルな攻撃も見せてくれたりするので、ゾロファンの人には結構オススメ。
■剛力羅
アニメ版では、このバトルにおける追加要素として、ゾロが『一剛力羅、二剛力羅』を使用する場面も描かれた。
エニエスロビーにおけるカクとの戦いで初披露され、直後のスリラーバークで1度再登場したっきり原作での出番を失ったこの技だが、久々に見ることができた。
『ONE PIECE YELLOW』での解説曰く、これは「“剛”と“柔”の剣筋を切り替える」ことを目的とした技であるらしい。
この技を使って放たれた『二剛力斬』をカクが「力技」と称していた様に、斬撃の精度を犠牲にしてでもパワーを得るためのものなんだろう。
巨体とパワーを併せ持ち、かつちょっとやそっとの斬撃ダメージが意味を成さないストローマンへの対抗としては、最適のチョイスだと思う。
■『登楼』『砂紋』
本来であれば、『登楼』は上方向、『砂紋』は斜め下への斬撃なのだが、今回放った技では左上へ向かって斬り上げる1発の斬撃となっていた。
これよう分からんのですが、『登楼砂紋』っていうひとつの技なんですかね?
明らかに普段の『登楼』とも『砂紋』とも異なっているし、アニメでは『登楼』を叫んだ時点では攻撃を繰り出してすらいない(『砂紋』を宣言した後にはじめて攻撃している)し。
『弐斬り』の技の多くは握り寿司の名前が元になっているため、トロサーモンがあってもおかしくはない。
ただ、『弐斬り』の強みはそもそも連続攻撃にあるため、わざわざこれを使っておいて、単発の攻撃しかしないのはちょっと違和感があるなぁ。
なので、個人的には「身体を捻って体勢を変えながら、敵の同じ部位に2発の斬撃を叩き込んだ」という様な解釈をしていたのだけれど……うーん、アニメだとどうも、1発の攻撃という解釈が正しそうだ。
VIVRE CARDにゾロのスキルカード第2弾が来れば『登楼砂紋』という技なのか判明するかもしれないが、気の長い話になりそうだ。
■法王『援護』のカード
「誰かが手引きをすることで、奴らは逃げ切る」との効果らしい。
今ルフィ達の足となっているのは狛ちよだが、狛ちよがルフィ達を連れて逃げようとしたのは援護のカードを引くよりずっと前なので、今更占うような事でもない。
カードを引いてから現れた人物といえば鶴だったが、原作での鶴が担った役割は邪含草のある茶屋への誘導であり、別に逃亡の手助けをしたワケでもなかった。
「結局手引きってなんのことだったんだ……?」となっていた所に、アニメでは「狛ちよが道を見失い、鶴が案内をする」というワンシーンが。
鶴がいなければ無事に町へ辿り着けたかもアヤシイ状態だったし、立ち往生していたらホーキンス達に追いつかれてしまう可能性もあったので、手引きというのもこの事を指していたんだろう。
……けどまあ、これも別に「逃げ切るための手引き」とは違うので、占いの結果通りかと言えば微妙な気もするが……。
うーん、やっぱホーキンスの占い、コレに関してはハズレ気味だったのかも……。全力で追っかければ、普通に追いつけたのかもしれん。
■お菊&浦島
鶴に引き続き、お菊さんもアニメ初登場。茶屋の看板娘です。うん。
菊の声がどういう感じになるのかは気になる所だったのだけれど、基本は女性的ながら、相手や状況によって中性的な声色を混ぜて来る芝居は中々にハマッている。うん、良い感じだと思います。
そして浦島……なんだその髪色!!?
林家ペーパーの衣装並の真っピンク。
日本の国技であるところの相撲にはやはり黒髪力士のイメージが強いし、かつて某外国人力士の昇進時には「史上初の金髪関取」なんて話題にもなったり、「染めた方が良いのでは?」なんて話も出たらしいが、そこはやはりONEPIECE、常識に囚われないハデっぷりを見せてくれる。
まあ浦島さん、どっちかと言うと不良力士の類なので、髪色も多少吹っ飛んでる方がそれっぽいかもしれんですね。
しかしまさかピンクで来るとは。この髪色だと、凄めば凄むほど面白くなって笑ってしまいそうだ。で、彼岸張手でブッ飛ばされます。お陀仏。
■茶屋の客
浦島にビビッてせっかくの団子落としたおじいちゃん、かわいそう。
滅多に食えない御馳走だったろうに。おこぼれ町の暮らし、想像以上に困窮しているっぽいからなぁ。
【登場した技】
・剛力羅
使用者:ゾロ
※アニメオリジナルシーン
「一剛力羅、二剛力羅」の順に両腕の筋力を高め、圧倒的な筋力を得る技。『柔』の剣筋を『剛』の剣筋に切り替えるための技であるとされている。
ホーキンスが操るストローマンとの戦闘で登場。
「追撃」のカードによって得たパワーに対抗するために使用され、その攻撃を弾き返した。
・二刀流“弐斬り” 『登楼』『砂紋』
使用者:ゾロ
技同士の間に生じる隙を最小限に減らした、二刀流の連続攻撃。
ストローマンとの戦闘にて使用し、その身体を真っ二つに斬り裂いた。
なお本来、『登楼』は上方への斬り上げ、『砂紋』は斜め下への斬り下ろし技だが、今回の使用シーンでは2つの技を融合させ、斜め上への一太刀で敵を両断する使われ方をしている。
アニメでは、事前の攻防でストローマンの腕を切断し、得物を叩き落した上で使用された。
・剛力羅
使用者:ゾロ
※アニメオリジナルシーン
「一剛力羅、二剛力羅」の順に両腕の筋力を高め、圧倒的な筋力を得る技。『柔』の剣筋を『剛』の剣筋に切り替えるための技であるとされている。
ホーキンスが操るストローマンとの戦闘で登場。
「追撃」のカードによって得たパワーに対抗するために使用され、その攻撃を弾き返した。
・二刀流“弐斬り” 『登楼』『砂紋』
使用者:ゾロ
技同士の間に生じる隙を最小限に減らした、二刀流の連続攻撃。
ストローマンとの戦闘にて使用し、その身体を真っ二つに斬り裂いた。
なお本来、『登楼』は上方への斬り上げ、『砂紋』は斜め下への斬り下ろし技だが、今回の使用シーンでは2つの技を融合させ、斜め上への一太刀で敵を両断する使われ方をしている。
アニメでは、事前の攻防でストローマンの腕を切断し、得物を叩き落した上で使用された。
【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
ゾロ・・・・・・・中井和哉
お玉・・・・・・・潘めぐみ
お鶴・・・・・・・柿沼紫乃
お菊・・・・・・・伊瀬茉莉也
狛ちよ・・・・・・荒井聡太
ホーキンス・・・・宗矢樹頼
ストローマン・・・粗忽屋東品川店(山口勝平)
浦島・・・・・・・かぬか光明
ベポ・・・・・・・高戸靖広
ペンギン・・・・・平井啓二
シャチ・・・・・・藤本たかひろ
部下・・・・・・・城岡祐介 寺崎千波也
田邊幸輔
ナレーション・・・大場真人
ルフィ・・・・・・田中真弓
ゾロ・・・・・・・中井和哉
お玉・・・・・・・潘めぐみ
お鶴・・・・・・・柿沼紫乃
お菊・・・・・・・伊瀬茉莉也
狛ちよ・・・・・・荒井聡太
ホーキンス・・・・宗矢樹頼
ストローマン・・・粗忽屋東品川店(山口勝平)
浦島・・・・・・・かぬか光明
ベポ・・・・・・・高戸靖広
ペンギン・・・・・平井啓二
シャチ・・・・・・藤本たかひろ
部下・・・・・・・城岡祐介 寺崎千波也
田邊幸輔
ナレーション・・・大場真人