第901話
「敵陣突入 役人はびこる博羅町!」
放送日時:2019年 9月 8日
【原作の対応話数】
91巻 第914話 13P~17P
第915話 2P~7P
第915話 2P~7P
もくじ
・あらすじ
・原作からの変更点
・感想・妄想
・登場した技
・声の出演
・あらすじ
・原作からの変更点
・感想・妄想
・登場した技
・声の出演
【あらすじ】
ギフターズの奇襲を受け、連れ去られてしまったお玉。彼女を救うべく敵を追おうとするルフィとゾロだが、彼らの前にバットマンの矢が襲い掛かる。無数に飛来する矢を防ぎ続けるルフィ達。こうしている間にも、お玉を連れたガゼルマンの姿は、どんどんと遠くへ行ってしまう。
そんな時、茶屋の看板娘・お菊が駆け出した。店の中に置かれていた刀を手にすると、彼女は狛ちよの背に乗り、ガゼルマンを追う。
狛ちよの背へと飛び乗り、お菊と共にお玉の救出に向かうルフィ達。敵が向かう先は、博羅町。3人の真打ちと30人程のSMLE能力者を擁する、役人と海賊の町だとお菊は言う。敵の事情に精通している彼女に疑問を浮かべるルフィ達に、お菊は自身を“侍”であると名乗るのだった。
ガゼルマンによって攫われたお玉は、博羅町に滞在する真打ちの1人、ホールデムのもとに連れられていた。ライオンのSMILE能力を持つホールデムは、部下からお玉の能力を聞かされ、その利用価値に興味を持っていた。自身の能力について喋ろうとしないお玉を脅し、ホールデムはその能力を使わせようとする。
一方、山の上に拠点を構えたトラファルガー・ローは、ベポ達からルフィとゾロが博羅町に入って行ったという報告を受ける。
ルフィのワノ国到着を知ると同時に、事件の気配を感じ取った彼は、ルフィ達を止めるべく動き始める。
ギフターズの奇襲を受け、連れ去られてしまったお玉。彼女を救うべく敵を追おうとするルフィとゾロだが、彼らの前にバットマンの矢が襲い掛かる。無数に飛来する矢を防ぎ続けるルフィ達。こうしている間にも、お玉を連れたガゼルマンの姿は、どんどんと遠くへ行ってしまう。
そんな時、茶屋の看板娘・お菊が駆け出した。店の中に置かれていた刀を手にすると、彼女は狛ちよの背に乗り、ガゼルマンを追う。
狛ちよの背へと飛び乗り、お菊と共にお玉の救出に向かうルフィ達。敵が向かう先は、博羅町。3人の真打ちと30人程のSMLE能力者を擁する、役人と海賊の町だとお菊は言う。敵の事情に精通している彼女に疑問を浮かべるルフィ達に、お菊は自身を“侍”であると名乗るのだった。
ガゼルマンによって攫われたお玉は、博羅町に滞在する真打ちの1人、ホールデムのもとに連れられていた。ライオンのSMILE能力を持つホールデムは、部下からお玉の能力を聞かされ、その利用価値に興味を持っていた。自身の能力について喋ろうとしないお玉を脅し、ホールデムはその能力を使わせようとする。
一方、山の上に拠点を構えたトラファルガー・ローは、ベポ達からルフィとゾロが博羅町に入って行ったという報告を受ける。
ルフィのワノ国到着を知ると同時に、事件の気配を感じ取った彼は、ルフィ達を止めるべく動き始める。
【原作からの追加点・変更点】
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・ガゼルマンによってお玉が攫われた際、ルフィとゾロがお玉を奪い返す為に駆け出すシーン追加。
しかし、バットマンの上空からの攻撃によって阻まれてしまう。
・狛ちよに乗ってガゼルマンを追いかける際、ルフィが「たま――!! すぐ助けるぞーー!!」と呼びかけるシーン追加。
・原作ではいつの間にか姿を消していたバットマンだが、アニメではガゼルマンを追おうとする狛ちよの進路を、矢によって妨害するシーンが追加。
・ルフィとバットマンの戦闘シーン追加。
敵の高度まで跳躍し、覇気を纏った拳によって攻撃を繰り出すルフィだが、バットマンもまた腕に覇気を纏うことでこれを容易く防いでいる。
・覇気を纏った攻撃を防いだ後、バットマンは超音波の様なものを放ってルフィを弾き飛ばし、「ざまぁねェな!」と言い残しながら逃走している。
・お菊が博羅町にいる真打ちの情報を話す際、ホーキンス、ホールデム、スピードのイメージ映像が挿入。
この際、ホーキンスは本人の顔が使用されているが、ホールデムとスピードはそれぞれ獅子の顔と馬の身体が映されている。
・お菊の「拙者は“侍”です!!」というセリフが、原作ではルフィの「お前何者なんだ??」という問いに対してのものだったが、アニメではゾロの「お前、ただの町娘じゃねェな。何者だ」というセリフに対するものとなっている。(ルフィのセリフ自体はアニメでも存在するが、お菊が真打ちの名を読み上げる前のタイミングになっている)
またこの問いに答える際、お菊が小さく息を吐く描写が追加。
・博羅町にて、力士達(浦島ではない)が相撲を取っている描写が追加。
・博羅町への突入時、ルフィとゾロに対するお菊の「笑ってます!?」というセリフが削除。
・ホールデムの「さすがだ速かったな ガゼルマン…」というセリフが削除。
・「お玉とか言ったな」と、ホールデムがお玉の名を把握している事を示すセリフ追加。
・部下にペンチを持って来させている際、怯えて逃げ出そうとするお玉をホールデムが掴み上げる描写追加。
・博羅町の入り口にて、ルフィ達を迎え撃とうとする多数の侍が登場するシーン追加。
・ホールデムがペンチを突きつけ、「嫌なら能力を見せるんだ」とお玉を脅すシーン追加。
※セリフの変更点は細かい差異が多いため、気になった箇所のみ紹介
・ガゼルマンによってお玉が攫われた際、ルフィとゾロがお玉を奪い返す為に駆け出すシーン追加。
しかし、バットマンの上空からの攻撃によって阻まれてしまう。
・狛ちよに乗ってガゼルマンを追いかける際、ルフィが「たま――!! すぐ助けるぞーー!!」と呼びかけるシーン追加。
・原作ではいつの間にか姿を消していたバットマンだが、アニメではガゼルマンを追おうとする狛ちよの進路を、矢によって妨害するシーンが追加。
・ルフィとバットマンの戦闘シーン追加。
敵の高度まで跳躍し、覇気を纏った拳によって攻撃を繰り出すルフィだが、バットマンもまた腕に覇気を纏うことでこれを容易く防いでいる。
・覇気を纏った攻撃を防いだ後、バットマンは超音波の様なものを放ってルフィを弾き飛ばし、「ざまぁねェな!」と言い残しながら逃走している。
・お菊が博羅町にいる真打ちの情報を話す際、ホーキンス、ホールデム、スピードのイメージ映像が挿入。
この際、ホーキンスは本人の顔が使用されているが、ホールデムとスピードはそれぞれ獅子の顔と馬の身体が映されている。
・お菊の「拙者は“侍”です!!」というセリフが、原作ではルフィの「お前何者なんだ??」という問いに対してのものだったが、アニメではゾロの「お前、ただの町娘じゃねェな。何者だ」というセリフに対するものとなっている。(ルフィのセリフ自体はアニメでも存在するが、お菊が真打ちの名を読み上げる前のタイミングになっている)
またこの問いに答える際、お菊が小さく息を吐く描写が追加。
・博羅町にて、力士達(浦島ではない)が相撲を取っている描写が追加。
・博羅町への突入時、ルフィとゾロに対するお菊の「笑ってます!?」というセリフが削除。
・ホールデムの「さすがだ速かったな ガゼルマン…」というセリフが削除。
・「お玉とか言ったな」と、ホールデムがお玉の名を把握している事を示すセリフ追加。
・部下にペンチを持って来させている際、怯えて逃げ出そうとするお玉をホールデムが掴み上げる描写追加。
・博羅町の入り口にて、ルフィ達を迎え撃とうとする多数の侍が登場するシーン追加。
・ホールデムがペンチを突きつけ、「嫌なら能力を見せるんだ」とお玉を脅すシーン追加。
【感想・妄想】
※主にアニメ独自の部分についてのみ触れています。
原作と変わらない部分については、本誌感想の方などをご参照ください。
■バットマン
前回の1人斉射&弾道修正だけでも相当な強さだと思ったが、今回に至っては覇気まで操り始めやがりました。
しかもただ覇気を纏うだけでなく、ルフィの覇気入りの拳を易々と受け止めるレベル。強すぎやろ。
バットマンと言えば、真打ちですらないヒラのギフターズ。百獣海賊団には500人を超えるSMILE能力者がいるため、言ってしまえば名前こそついているものの、ランクとしては一般兵に毛が生えた程度のものだろう。
にも関わらず、この強さ。覇気を扱えるのはまだしも、ルフィに対抗する程の覇気って。
このレベルの強さが500人もいる百獣海賊団、なんて恐ろしい組織なんだろうか。
……まあ実際のところ、バットマンはSMILE能力者の中でも相当恵まれた能力の持ち方をしているし、何かきっかけがあれば真打ちに昇格できる立ち位置にいるギフターズだったのかもしれない。
にしても……正直、真打ちより強いよなぁ。超音波も、物理的な攻撃として使えるっぽいし。
たぶんだけど、スピードさんよりは強いと思う。
■博羅町突入&ロー登場
お玉を救うべく、舞台は役人と百獣海賊団の町である博羅町へ。
アニメでは町の入り口を守る数多の侍達が登場し、町へと入るには彼らを突破しなければ……という形で次回への引きになる。
……のだが、この辺り、オリジナルシーンの入れ方が中途半端で、回と回の繋がりがチグハグな事になってしまっている。
今回のラストで、立ちはだかった侍を倒したり突破したりする描写は無かったと言うのに、次回の冒頭では何事も無かったかの様に侍達がいなくなってしまっているのだ。
原作同様に、町へ入った後に登場した侍を『覇王色の覇気』で打ち倒す描写はあるのだが、これは今回入り口に集まった侍とはまた別であるため、話が繋がっていない。
……例によって演出重視で「ラストシーンで敵の侍出したらカッコ良くない?」とはなったものの、次のお話では綺麗サッパリ忘れて原作通りの進行にしてしまったんだろうか。別段致命的な矛盾というほどではないにせよ、流石にあんまりな話だと言わざるを得ない。
また、博羅町へと突入するルフィの姿を確認したベポ達が、その事をローに報告しに行く……というシーンでも妙な事になっている。
いや、今回の該当シーン自体は原作とほぼ変わりがないのだが、問題は2話前の第899話にある。
まず原作の流れとしては、ルフィ達がお鶴の茶屋へと辿り着いた辺りで、ベポ達がルフィの姿を発見→博羅町突入の段階で、「ルフィとゾロが博羅町に入っていく」ことをローに報告……という形になっている。
つまり原作では、ローは博羅町突入の報告を受けた時に初めて、ルフィがワノ国に辿り着いているのを知ったという事になる。
だがアニメでは、この流れが少し異なっている。
まずルフィ達の茶屋到着時点(アニメ第899話)にて、「ベポ達がルフィの姿を発見するだけでなく、その事をローに伝えに行く」という描写が追加されていた。
にも関わらず、今回の博羅町突入をローに伝えた際、原作同様の「…ワノ国に麦わら屋が? そうか、着いたか」という、さも「ルフィが到着してるとか初めて聞きました」的なリアクションを取ってしまっている。
要するに、第899話での「ベポ達がルフィのワノ国入りをローに報告する」というオリジナル描写が、たった2話の内に無かった事にされてしまったのだ。
……いやまあ、例えば原作でまだ描写されていない部分をオリジナルで描いた結果、後々の展開に矛盾が生じたり、オリジナル設定が無かった事にされるパターンは分かるし、よくある。
それはそれで、TVアニメ化のひとつの醍醐味だとも思うのだが、流石にたった1~2話で無かった事にするのはお粗末すぎるって。
いやまあどうでも良いっちゃどうでも良い部分かもしれないけど、定期的に書いている演出面のごちゃごちゃっぷりも併せて、なんか色々と作りが雑になっている部分を感じざるを得ないシーンでした。
※主にアニメ独自の部分についてのみ触れています。
原作と変わらない部分については、本誌感想の方などをご参照ください。
■バットマン
前回の1人斉射&弾道修正だけでも相当な強さだと思ったが、今回に至っては覇気まで操り始めやがりました。
しかもただ覇気を纏うだけでなく、ルフィの覇気入りの拳を易々と受け止めるレベル。強すぎやろ。
バットマンと言えば、真打ちですらないヒラのギフターズ。百獣海賊団には500人を超えるSMILE能力者がいるため、言ってしまえば名前こそついているものの、ランクとしては一般兵に毛が生えた程度のものだろう。
にも関わらず、この強さ。覇気を扱えるのはまだしも、ルフィに対抗する程の覇気って。
このレベルの強さが500人もいる百獣海賊団、なんて恐ろしい組織なんだろうか。
……まあ実際のところ、バットマンはSMILE能力者の中でも相当恵まれた能力の持ち方をしているし、何かきっかけがあれば真打ちに昇格できる立ち位置にいるギフターズだったのかもしれない。
にしても……正直、真打ちより強いよなぁ。超音波も、物理的な攻撃として使えるっぽいし。
たぶんだけど、スピードさんよりは強いと思う。
■博羅町突入&ロー登場
お玉を救うべく、舞台は役人と百獣海賊団の町である博羅町へ。
アニメでは町の入り口を守る数多の侍達が登場し、町へと入るには彼らを突破しなければ……という形で次回への引きになる。
……のだが、この辺り、オリジナルシーンの入れ方が中途半端で、回と回の繋がりがチグハグな事になってしまっている。
今回のラストで、立ちはだかった侍を倒したり突破したりする描写は無かったと言うのに、次回の冒頭では何事も無かったかの様に侍達がいなくなってしまっているのだ。
原作同様に、町へ入った後に登場した侍を『覇王色の覇気』で打ち倒す描写はあるのだが、これは今回入り口に集まった侍とはまた別であるため、話が繋がっていない。
……例によって演出重視で「ラストシーンで敵の侍出したらカッコ良くない?」とはなったものの、次のお話では綺麗サッパリ忘れて原作通りの進行にしてしまったんだろうか。別段致命的な矛盾というほどではないにせよ、流石にあんまりな話だと言わざるを得ない。
また、博羅町へと突入するルフィの姿を確認したベポ達が、その事をローに報告しに行く……というシーンでも妙な事になっている。
いや、今回の該当シーン自体は原作とほぼ変わりがないのだが、問題は2話前の第899話にある。
まず原作の流れとしては、ルフィ達がお鶴の茶屋へと辿り着いた辺りで、ベポ達がルフィの姿を発見→博羅町突入の段階で、「ルフィとゾロが博羅町に入っていく」ことをローに報告……という形になっている。
つまり原作では、ローは博羅町突入の報告を受けた時に初めて、ルフィがワノ国に辿り着いているのを知ったという事になる。
だがアニメでは、この流れが少し異なっている。
まずルフィ達の茶屋到着時点(アニメ第899話)にて、「ベポ達がルフィの姿を発見するだけでなく、その事をローに伝えに行く」という描写が追加されていた。
にも関わらず、今回の博羅町突入をローに伝えた際、原作同様の「…ワノ国に麦わら屋が? そうか、着いたか」という、さも「ルフィが到着してるとか初めて聞きました」的なリアクションを取ってしまっている。
要するに、第899話での「ベポ達がルフィのワノ国入りをローに報告する」というオリジナル描写が、たった2話の内に無かった事にされてしまったのだ。
……いやまあ、例えば原作でまだ描写されていない部分をオリジナルで描いた結果、後々の展開に矛盾が生じたり、オリジナル設定が無かった事にされるパターンは分かるし、よくある。
それはそれで、TVアニメ化のひとつの醍醐味だとも思うのだが、流石にたった1~2話で無かった事にするのはお粗末すぎるって。
いやまあどうでも良いっちゃどうでも良い部分かもしれないけど、定期的に書いている演出面のごちゃごちゃっぷりも併せて、なんか色々と作りが雑になっている部分を感じざるを得ないシーンでした。
【声の出演】
ルフィ・・・・・・田中真弓
ゾロ・・・・・・・中井和哉
ロー・・・・・・・神谷浩史
お玉・・・・・・・潘めぐみ
飛徹・・・・・・・大友龍三郎
狛ちよ・・・・・・荒井聡太
お鶴・・・・・・・柿沼紫乃
お菊・・・・・・・伊瀬茉莉也
ホールデム/噛二郎・・・・小山剛志
浦島・・・・・・・かぬか光明
バットマン・・・・北島淳司
ガゼルマン・・・・増谷康紀
マウスマン・・・・菊池正美
ベポ・・・・・・・高戸靖広
シャチ・・・・・・藤本たかひろ
部下・・・・・・・山田真一
ギフターズ・・・・寺崎千波也
ナレーション・・・大場真人
ルフィ・・・・・・田中真弓
ゾロ・・・・・・・中井和哉
ロー・・・・・・・神谷浩史
お玉・・・・・・・潘めぐみ
飛徹・・・・・・・大友龍三郎
狛ちよ・・・・・・荒井聡太
お鶴・・・・・・・柿沼紫乃
お菊・・・・・・・伊瀬茉莉也
ホールデム/噛二郎・・・・小山剛志
浦島・・・・・・・かぬか光明
バットマン・・・・北島淳司
ガゼルマン・・・・増谷康紀
マウスマン・・・・菊池正美
ベポ・・・・・・・高戸靖広
シャチ・・・・・・藤本たかひろ
部下・・・・・・・山田真一
ギフターズ・・・・寺崎千波也
ナレーション・・・大場真人