PS4用のONE PIECE新作ゲーム、「WORLD SEEKER」が発表されましたね。
ゲームの全貌はまだまだ不明ですが、見た感じオープンワールド風っぽい?
どんなゲームになるかは分からんですが、楽しみにしておきましょう。時期的に、ビッグ・マムやカイドウの一味なんかも出ると嬉しいね。

さて、ONE PIECE、ジャンプ本誌2018年02・03合併号分の感想でございます。
ネタバレ要素を多量に含むので、自分で買ってから読んでね。
続きより。



☆扉絵連載
 およ、イデオ編は6話構成なんすね。他の3人は5話ずつだったけど。 
 手長族と足長族の抗争に首を突っ込んだ彼らですが、無事にと言うか、海賊としての旗揚げを果たした模様。船長はやはりイデオなんですね。まあ子分盃を取ったのもイデオなので妥当だけど、特にメンバーうちからの異論もなく決まったのかな。
 よく見れば船には大量のお宝が積まれている。叩きのめしたまま放置してきた手長族・足長族からの略奪品かな? 
 今までのキャベツ、バルトロメオ、サイらに比べ、海賊として圧倒的に無名な彼ら。今後の活躍に期待したいですね。


☆本編
〇ルフィVSカタクリ
 時間軸が多少カットされ、すでに戦闘は再開している模様。
 ルフィに捕縛されていたブリュレは見当たらず。再度タイマンを張るにあたり、解放されたのかな。もう逃げる気はないという、ルフィの意思表示でもありそう。
 しかし肝心の戦況はと言えば、やはりまだまだ押され気味。モチモチの能力を使うまでもなく、攻撃を回避されています。純粋な戦闘能力に大きな差があるので、やはり精神的動揺のスキをつかない限り厳しい展開が続きそうだ。


〇C・ババロア
 おそらく?新登場のビッグ・マムの息子。ざっと読み返した感じ、モブとしても登場してなかったと思う。
 囚人服の様な縞々の衣装にキャップ、ドレッドヘア&ヒゲにボクシンググローブという属性てんこ盛りな出で立ちであり、その序列は26男・・・26男!? 見た目によらず意外と若いのね。
 船団を率いて麦わら一味を追い詰めるも、ソウルを込めた砲弾が制御しきれず、思うような結果は残せていない様子。マムが暴走状態にある今、ホーミーズ達の統率がとれないのだとか。
 ・・・あの砲弾、月歩のごとく空中で進行方向を変えてるけど、いったいどんな原理で・・・撃ち出されてない砲弾も、なんかプカプカ浮かんでるし。というか、飛んだら後は爆発するだけの砲弾なのに、意気揚々と敵に向かっていく彼らはいったいどんな心境なんだろう。恐怖心とか、ないのかな。


〇スムージー&ダイフク
 麦わらの一味を追い詰めるべく派遣された援軍。前方よりダイフク、後方よりスムージーのそれぞれの艦隊を用いる事で、挟み撃ちにする算段らしい。

 将星の一角であるにも関わらず、ここまでロクな活躍がなかったスムージーさん、今回も後方支援扱いである。彼女に活躍のチャンスはあるんだろうか。新世界入ってから、あんまり女性キャラは戦わせてもらえないからねー。魚人島でもナミとロビンには幹部戦なかったし(ハモンドは倒したけど)、ドレスローザでもロビンは支援役のポジションだったし。
 仮にタイマン張るなら、女性キャラ同士だろうし、ナミには流石に荷が重そうだからキャロットかなー。
 
 あと、スムージーの左隣に映っている女性は、お茶会にも参加していたこの人かな。

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 スムージーと同じく足長族っぽいし、姉妹なのかな。なんとなく強そうな風格があるので、彼女の活躍にもついでに期待したい。名前くらいは明かされるといいなー。


〇ビッグ・マム
 ちょっと見ない内に心なしか痩せているお方。単純にものを食わないと痩せていく体質なのか、と思いきや、どうもそう簡単な話ではなさそう。

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ONE PIECE第86巻866話より引用

 幼少期、エルバフでの数日間の断食の際も、彼女は特に体形変化は起きなかった。なのに今回、1日に満たない時間で少し痩せてしまっている。
 この2つの例の違いは、やはり「食いわずらい」にあるだろう。所望のものを食べるまで、半ばの暴走状態のまま破壊活動を繰り返すこの現象だが、その反動としてかなりのエネルギー消耗を起こしてるんじゃないだろうか。そういえば、SBSにて描かれた若き日の彼女はかなりスマートな体形となっていた。何か関係があるんだろか。
 少し動いただけで一気に痩せる、という描写は、WCI編のルフィにおいて度々描かれてきた。個人的には、CP9クマドリが使った「生命帰還“消化”“吸収”」との関係を疑っていたが・・・マムの今回の減少も、何か意味があるのかな。勿論、単なるギャグシーンという可能性もなくはないけど。


〇キャロット
 というわけで、今回の主役。ゾウ編からずっと仄めかされてきた「満月」と「ミンク族の真の力」ですが、今回にてその実態が明かされました。

 その能力とは、満月を目にすることにより、“月の獅子(スーロン)”と呼ばれる姿に変身するというもの。目は赤く、髪や尾は長く真っ白に変化するなど、ウサギとしての特徴が色濃く出ている模様。
 戦闘能力の向上も凄まじく、遠方の艦隊まで一飛びに乗り移るわ、エレクトロにより数十の兵を瞬時に葬るわとやりたい放題。しかしどうやら制御を失っている様子もなく、最後のコマでは従来の小動物的な表情も見せてくれている。

 ミンク族と「満月」の関係性について振り返ると、最初に語られたのは第805話。ネコマムシの部下である侠客団にルフィが襲われた際、ワンダの口から語られていた。
 
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ONE PIECE第80巻805話より引用

 「今が月夜でなかった事に感謝しろ」

 更にその晩、第811話においては、
 「今夜は満月だが・・・・・・雲に覆われていてよかった」
 と口にしている。

 「感謝しろ」「よかった」という言葉を見るに、自分はてっきり、ミンク族は満月の夜には自我を失い、自身の力を制御できなくなるものかと思っていた。このテの「満月」による変身には、暴走状態となって味方まで襲ってしまう、というのは定番のネタでもあるし。

 しかし、今回のキャロットを見るに、少なくともきちんとした「訓練」を積んだミンクに関しては、自我を失う様な危険性はない模様。となれば、純粋な戦闘力の強化が見込めるという事になる。
 逆に言えば、わざわざジンベエが「訓練はしてあるのか!?」と尋ねたということは、訓練をしていないミンクが“スーロン”になれば、何らかのリスクを負わなくてはならない、という事ではあるんだと思う。
 ゾウに住まうミンクの中にも、その危険性を孕んだ者は少なくないんじゃないかな。「今が月夜でなかった事に感謝しろ」という言葉には、仮に月夜であれば、ワンダをもってしても侠客団を止める事は難しかった、とも捉えられるし。

 ・・・しかし、満月の度に暴走されてたんじゃ、モコモ公国も無事じゃすまないよなー。制御ができない者は月夜に外に出ない様にするのか、ミンク同士で傷つけあう事はないのか。

 また、ネコマムシがペドロを同行させた理由とも重なる。
 「ペコムズがおるきに・・・・・・!!」
 「あガラを抑えられるんはペドロしかおらんきのう!!」

 今までずっと理由が謎だった、ペコムズを“抑える”という言葉。これまでの描写を見るに、ルフィ達に不都合な形でペコムズが暴れ出す、というのは、あまりイメージがつかない事態だと思う。これはペコムズが、スーロンを制御ができないミンク族だったからなのかな、と思った。
 ペドロであれば抑えられる、という理由は謎だが・・・よほど懇意にしている相手であれば認識できるのかな? 
 「昔からゆガラを知る者としてついてゆく!!」
 と、ペドロは語っているが、そのペコムズの過去に何かヒントがある可能性も?

 いずれにせよ、今はペドロは生死不明の状況。唯一抑えられるという彼がいない今、ペコムズが満月を目撃したら・・・いったいどうなるのか、気になります。

(追記)
 よー考えたらペコムズ、獅子のミンクでしたねぇ。月の“獅子”って名前だし、獅子のミンクは変身の仕方も特殊だったりするのかな。そのせいで、ペドロって抑え役が必要だったり?
 仮にスーロン化したペコムズが暴走を始めたり、衝動のままに動き始めたら一番身が危ないのはベッジだなぁ。後ろから狙撃した恨みがあるし、ペコムズも「このままじゃ済まさねぇ」的な事も言ってたし。


 更に今回の回想でも触れられているが、イヌアラシの口からもそれらしき言葉が語られている。
 
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ONE PIECE第82巻819話より引用

 これ、地味に本編と回想で、セリフが変わってるんすね。当時は「ミンク族の“真の力”」と書かれていたけど、今回の回想では「真の姿」と修正されている。
 
 これもふまえると、イヌアラシの言う「奥の手」とは、スーロンへの変身の事なのだろう。確かに、数居るゾウのミンク達みんなにキャロットの様な強化が発生すれば、ジャックの一団とも戦えるほどの戦力となろう。しかし、これには問題がある。強化の方法が、あまりにも受動的すぎる事だ。

 これが、ミンク族の側から攻撃を仕掛ける場合ならまだいい。満月の夜を狙って攻撃を仕掛ければいいからだ。それにしても一晩で攻め落とさなくてはならない、というのは高いハードルだと思うが・・・。
 しかし、ジャックの一件の様に相手側から攻めてきた場合、その時に都合よく満月を目に出来るかといえば、その確率はあまりにも低い。実際、ジャックの時には変身は起きていないワケだし。

 つまり裏を返せば、イヌアラシがこの変身を「奥の手」としてアテにしている以上、何らかの手段を用いれば、この変身は能動的に発生させる事ができるという事なのかもしれない。ドラゴンボールにおいて、ベジータ王子がパワーボールによって満月と同等の力を発生させていたが、あんな感じだ。そんなものがあるなら、ジャック戦の時に使えば良かった、という話になってくるが、あまりの急襲ゆえに当時は準備が整っていなかったのかもしれない。前述の通り、変身にはリスクを伴う可能性もあるし。


 また気になるのが、ワンピースの世界における満月の周期。現実世界に当てはめれば、前回の満月(ルフィ達のゾウ到着)から今回の満月までに約ひと月が経過している、という事になる。ゾウからホールケーキアイランドまでおよそ1週間~10日程度だったと思うが、そこから約3週間が経過しているとはとても思えない。

 ・・・が、これはまあ、そんなに気にしなくてもいい案件だと思う。そもそもこの世界の月と、我々の世界の月じゃまったく別のモノだし。ここの月、生き物住めるし。天候もすっちゃかめっちゃかで規則性もない新世界において、月の見え方にきちんとした「周期」なんてモノが無かったとしても、何も不思議はないと思う。

 最後にスーロンとなったキャロットの姿だが、これはもう文句なしに美しいですね。赤い目や白い髪など、モノクロの漫画では分からない色彩の変化もあるため、早くカラー絵やアニメで見てみたい気分。
 そして強く美しいだけではなく、彼女本来の愛らしさも生き残っており、俄然好感度が上がった感じ。これは仲間入りまで望んでみたくなりますねぇ・・・チョッパー、フランキー、ブルック、ジンベエと、人外連中が増えてきた麦わらの一味だし、更にメンバーが増えるならミンク族はアリだと思うんだよなあ。男女比も、だいぶ男性陣に偏ってきてるし。