黒腕の元海軍大将


 サウザンドストーム内にて、1000万ダウンロード突破記念イベント「黒腕の元海軍大将」が開催されていますので、登場技の紹介を。

 
 今回のイベントで獲得できるのは、"黒腕のゼファー"改め「ゼット」。
 映画「FILM Z」にて登場した元海軍大将で、シキ同様に原作者監修のもと登場したキャラクターです。



 ゼットのEX必殺技に選ばれたのは"スマッシュ・バスター"。
 失った右腕に接続された義手「バトルスマッシャー」による一撃。強烈なパンチを直撃させると同時に、手首部分のスライドをスイッチとし、スマッシャー内の薬莢に詰められた発射薬が炸裂、火炎を伴う大爆発が、砲身を兼ねた義手から放たれるという技だ。

 スマッシャー自体が海楼石で出来ているため、クロウ部分に触れられた能力者は力を奪われ、その強烈な爆発をモロに受けてしまうという寸法だ。
 火炎放射っぽく見えてしまうのは・・・多分、爆発前から炎がジワジワ出てるせいかな。義手の先端には火砲が仕込まれているので、火炎放射とも呼べるんだろうけど。
 



 ゼットの技1つめは、"海楼石の弾丸"。
 その名の通り、スマッシャー内に仕込まれた海楼石の弾丸を乱射する技となっている。海楼石であるため、劇中ではゴム人間であるルフィにも通用した弾丸だが、ゼット自身の口から「新世界の強者には本来当たるはずもない」と言われている。

 演出的には、セカン島でルフィと戦った際に放ったマシンガンの様な攻撃に近い。・・・が、この弾丸はゴム人間である故にルフィには通用しなかったので、そもそも海楼石の弾丸ではない
 実際に海楼石が使用されているのは、この直後に拳銃から放った弾丸というのが正しい。

 上では「スマッシャー内に仕込まれた」と書いたが、それはあくまでサウスト版のお話。少なくとも「FILM Z」本編中を見る限り、スマッシャーから海楼石の弾丸が放たれた描写はない。

 別にスマッシャーにも海楼石の弾丸くらい仕込めるだろうが、そうそう通用しない銃撃に海楼石を無駄遣いするワケにもいかんので、物量に任せたマシンガン攻撃には使用していなかったんだろう。

 ルフィが銃撃されたシーンは割と印象的な箇所だったので、「スマッシャー本体が海楼石製だったので勘違いした」なんて事もないとは思うが・・・こちらの方が見栄えが良いのも事実なので、見栄えと性能を合算させてみたってのが実際のところかな。
 




 ゼットの2つ目の技は"スマッシュ・トルネード"が採用。
 サウストにおいては、スマッシャーによる強打を連続で放ち、3発目の拳打時の爆発で締める技となっている。

 旋風を伴うその剛拳は確かに「トルネード」っぽいが、劇中において登場したスマッシュ・トルネードは、地面を殴りつける事で発生した爆発により相手を吹き飛ばす技なので、ほぼ別物。

 演出的には、映画冒頭のファウス島において大量の海兵達を薙ぎ払った攻撃が近しいが、その場合だとスマッシャーによる爆発攻撃は行っていない。結果として、「オリジナルの技に劇中の技名を当てはめてみた」みたいな印象の技かな。

 ・・・というか、上の海楼石の弾丸もそうなんだけど、これだけオリジナル色の強い技にしている割にシーンカードはしっかり劇中の動きを再現しているので混乱しやすい。

海楼石の弾丸スマッシュトルネード
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Games inc.

 正味ほとんどの人が気にも留めない事かもしれんけど、折角キャンペーンで登場させた劇場版のキャラクターなのだから、技回りもしっかり作ってほしかった、というのが本音。
 シキの"地巻き"などが素晴らしい作りだったので、余計にそう感じてしまうところがあった。